突然ですが、皆さんは男性の性欲が減退してしまう原因をご存知でしょうか。
一般的には、年齢を重ねるにつれて徐々に減退していく傾向がありますが、加齢以外にも原因が存在します。
今回は、男性の性欲が減退する原因について解説します。
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男性の性欲が減退する原因
そもそも、性欲減退とは、文字通り「性欲(性的欲求)が減少する」ことです。
性欲には、個人差があり、一般的には年齢を重ねるにつれて徐々に減少していく傾向があります。
なお、ここで言う性欲とは「性的な満足感を得るために男女間の性行為を求める欲望」のことと定義します。
性欲減退の原因には、主に精神的・肉体的な問題が考えられます。
男性の性欲が減退してしまう原因をご紹介します。
男性の性欲が減退する原因
- 男性ホルモンの低下
- ストレス(精神的な問題)
- 長時間の激しい運動(肉体的な問題)
- 睡眠不足
- 慢性的な飲酒(アルコール)や喫煙(タバコ)の過剰摂取
- 薬の副作用
- ED(勃起不全)
- 慢性腎臓病
- 趣味に夢中
- パートナーに対して性的魅力を感じなくなった
- 自慰行為だけで満足
- なんとなく
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男性ホルモンの低下
男性の性欲が減退する一番の原因は、加齢や男性更年期障害(LOH症候群)などによって男性ホルモンの一種である「テストステロン」が低下してしまうからです。
テストステロンは、男性の性機能(勃起や性欲など)に関わるホルモンとして知られています。
そのテストステロンが低下すると体内のホルモンバランスが崩れ、性欲が減退してしまうことがあるのです。
男性更年期障害は「LOH症候群(加齢男性性腺機能低下症候群)」とも呼ばれ、40歳以降の男性であれば、いつでも発症する可能性があります。
テストステロンが低下し始める時期や程度などには個人差があるため、中には60歳、70歳を過ぎてから発症する方もいます。
また、単純に40歳以降の男性は、加齢によってテストステロンが徐々に低下していくので、性欲も徐々に減退していきます。
ストレス(精神的な問題)
ストレスが溜まっていると性行為自体に興味が持てなくなることがあります。
仕事や家庭、人間関係など日常生活の中で起こる様々な問題がストレスとなって、性欲が減退する原因に繋がります。
ストレスを強く感じている方は、常に何かに気を取られていたり、精神的に疲れている状態なので、「特に何もしない期間や小休憩が必要だ」と考えるようになります。
そうなると、精神状態が不安定になり、性的な行為(自慰行為や性行為など)にすら考えが及ばず、性欲が失われてしまいます。
また、強いストレスが長時間続くと、脳から男性ホルモン(テストステロン)を分泌させるための指令が出なくなり、テストステロンの低下にも繋がります。
さらに、ストレスが原因で、うつ病などの精神疾患を発症してしまうと性欲云々どころではなくなってしまいます。
性欲が湧くのは、心身の健康があってこその現象なのです。
長時間の激しい運動(肉体的な問題)
長時間の激しい運動などで肉体的に疲労していると一時的に性欲が減退することがあります。
ジムでハードな筋トレを行ったり、仕事の労働時間が長いと性行為への関心が低下すると言われています。
適度な運動量であれば、男性ホルモン(テストステロン)の数値は高くなる傾向があります。
しかし、激しい運動を繰り返し行うと、肉体的なストレスによってホルモンバランスが崩れる可能性があるのです。
とある研究では、長時間に渡って激しい運動(労働を含む)や筋トレを行うと、その直後、または長期間、テストステロンが減少する可能性が示唆されています。
定期的な運動のためにジムに通うことは良いことですが、無理して長時間の激しい運動や筋トレを行うのは避けた方が良いでしょう。
仕事もなるべく残業しないで定時で帰宅するように心がけたほうが良いでしょう。
睡眠不足
睡眠不足は、男女問わず性欲の減退や性機能の低下を招くと言われています。
男性ホルモン(テストステロン)が大量に分泌されるのは睡眠中とされています。
十分な睡眠が取れていなければ、テストステロンの低下に繋がるので、結果として性欲減退を招く原因となります。
また、質の高い睡眠が取れないと体力や疲労の回復もできません。
慢性的に疲労を感じている状態では、性行為にまで考えを巡らせることが難しくなります。
体が疲れている際、体内のエネルギーは優先的に体力や疲労回復に使われるため、性機能(勃起など)のためにはあまり使用されないのです。
とある研究では、質の高い睡眠(快眠)を取れている方は性欲が強く、性行為中の性的興奮や感度の度合いも強いということが分かっています。
また、十分に睡眠時間が取れている方は、取れていない方よりも、性行為に及ぶ確率が約10%以上も高いことが明らかになっています。
逆に言えば、快眠よって性欲を高めたり、性行為の質を高めることができるのです。
慢性的な飲酒(アルコール)や喫煙(タバコ)の過剰摂取
慢性的な飲酒(アルコール)や喫煙(タバコ)の過剰摂取は性欲の減退や性機能の低下に繋がります。
長期間に渡る大量の飲酒は、男性ホルモン(テストステロン)の低下を促進させる要因になります。
お酒に含まれるアルコール(エタノール)によって精巣にあるテストステロンを作る細胞がダメージを受けてしまうからです。
また、長期間に渡る大量の飲酒によって、「アルコール性末梢神経障害」や「アルコール性認知症」を引き起こすと、認知機能が低下し、性欲が減退することもあります。
さらに、長期間に渡る大量の喫煙もテストステロンの低下を促進させる要因になります。
タバコに含まれるニコチンなどの有害物質によって、ホルモンバランスが乱れてしまうからです。
お酒やタバコは、ほどほどに嗜む程度にしましょう。
薬の副作用
うつ病の治療に使用される精神安定剤(抗不安薬)など特定の薬の副作用によって性欲が減退することがあります。
薬に含まれている有効成分が、性機能に関係する男性ホルモン(テストステロン)や神経伝達物質の作用を抑制してしまうからです。
薬の種類によっては、性欲減退やED(勃起不全)などの副作用が約7割~8割の方に見られることもあります。
また、前立腺がんのホルモン療法によって性欲が減退することもあります。
前立腺がんの癌細胞を育つのを抑えるために、テストステロンを抑制することで引き起こされます。
そのため、前立腺がん治療における「内科的去勢」とも言われます。
ED(勃起不全)
ED(勃起不全)は性欲の減退に直結します。
EDによって満足な性行為ができなくなると性欲そのものが失われてしまうことがあるからです。
また、EDを発症すると男性ホルモン(テストステロン)が低下していくこともあります。
EDによって性行為への興味が薄れ、性行為の回数が減ると、次第に陰茎への血流量も減少していきます。
結果的にEDが悪化してさらに性欲が失われていくという悪循環に陥りやすくなります。
慢性腎臓病
腎硬化症や慢性腎炎などの慢性腎臓病(CKD)によって腎機能が低下すると性欲の減退を引き起こすことがあります。
慢性腎臓病とは、簡単に言えば「何らかの原因によって腎臓の働きが悪くなる」疾患です。
腎臓は、体内の老廃物をろ過し、尿を作ることで知られている臓器ですが、男性ホルモン(テストステロン)の産生や性機能にも大きな役割を果たしています。
慢性腎臓病によって腎臓の働きが弱くなると、テストステロンが低下してしまうことがあるのです。
また、慢性腎臓病は「プロラクチン」という性欲を減退させてしまうホルモンを血中で増加させる「高プロラクチン血症」を引き起こすこともあります。
趣味に夢中
友人と遊んだり、趣味に夢中になって没頭している間は性欲が減退することがあります。
目の前の楽しいことにのみに集中していると性欲が発散されていってしまいます。
また、物理的に性欲にかける時間が無くなってしまうことで性欲自体が湧かなくなってしまうのです。
パートナーに対して性的魅力を感じなくなった
パートナーの女性に足して性的魅力を感じなくなると性欲が減退することがあります。
夫婦や恋人同士のカップルがセックスレスになると徐々に性欲も失われていってしまうのです。
特に、日本人は「妻だけED」という言葉が生まれてしまうほどセックスレスに陥りやすいと言われています。
自慰行為だけで満足
自慰行為(マスターベーション)ばかりしていると、それだけで満足してしまい性欲が減退してしまうことがあります。
頻度が多かったり、刺激の強すぎる自慰行為をし過ぎると、陰茎の感度が低下する原因になります。
稀に、性行為で絶頂(オーガズム)に達せず、射精できなくなり、自慰行為以外では満足できない体になってしまう方がいます。
腟内射精障害に陥り、女性との性行為では満足できなくなると、性行為そのものに性的興奮ができず、性欲が湧かなくなることがあるのです。
自慰行為のやり過ぎには気を付けたほうが良いでしょう。
なんとなく
特に理由はなく、なんとなく性欲が減退してしまうこともあります。
・なんとなく体調が悪い
・なんとなく気力が無い
など本人が自覚できないほど些細なことで、一時的に性欲が減退することがあります。
食べ物のせいかもしれませんし、気分や性格の問題かもしれませんが、長期間続くようなことがない限り気にする必要はないでしょう。
まとめ~性欲が減退する原因は人それぞれ~
性欲の減退は、ほとんどの場合、何らかの要因で男性ホルモン(テストステロン)が低下してしまうことが原因です。
しかし、性欲の減退に至るまでの経緯は人それぞれ異なります。
自分では思いもよらないことが原因で性欲が減退してしまうことがあるかもしれません。
当コラムを参考に、当てはまることがないか確認し、いつまでも充実した性生活を送れるようにしましょう。
性生活の質(QOL)向上に役立てれば幸いです。
スタッフより
クリニックコラムをお読みいただきありがとうございます!
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