プロペシアジェネリック(フィナステリド)の基本知識・処方価格
プロペシアジェネリックの処方価格
1mg:28錠 3,300円~3,800円
※価格の詳細はこちらをご覧ください
この記事の監修者
- 1.プロペシアジェネリックとは?
- 2.国内製のプロペシアジェネリック
- 3.海外製のプロペシアジェネリック(国内未承認)
- 4.プロペシアジェネリックの選び方
- 5.プロペシアジェネリックの処方・費用
- 6.プロペシアジェネリックの効果
- 7.プロペシアジェネリックの副作用
- 8.プロペシアジェネリックを服用できない方(禁忌)
- 9.プロペシアジェネリックと併用できない薬(併用禁忌薬)
- 10.プロペシアジェネリックの飲み方(服用方法)
- 11.プロペシアジェネリックの使用期限
- 12.プロペシアジェネリックの保管方法
- 13.プロペシアジェネリックの譲渡・転売は厳禁
- 14.プロペシアジェネリックの偽物・偽造品に注意
- 15.参考URL
- 16.プロペシアの関連ページ
- 17.AGA治療のよくある質問(FAQ)
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プロペシアジェネリックとは?
プロペシアジェネリックとは、オルガノン株式会社が製造販売しているプロペシア以外で、厚生労働省から承認を受けた、有効成分「フィナステリド」を含むAGA治療薬のことです。
「プロペシアのジェネリック医薬品」、または「プロペシアの後発医薬品」と言います。
日本国内では、2005年10月11日に厚生労働省より製造販売承認を取得し、同年12月14日にプロペシアの発売が開始されました。
その後、プロペシアの日本国内での販売から10年が経過した2015年、ついにプロペシアの用途特許の満了を迎えることとなります。
2015年2月19日には、日本国内の製薬会社が厚生労働省から製造販売承認を取得し、同年4月6日に日本国内初の「プロペシアジェネリック(プロペシアのジェネリック医薬品)」が発売されました。
プロペシアジェネリックの登場により、プロペシアよりも経済的にAGA治療を受けることが可能となりました。
ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは?
ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは、新薬(先発医薬品)の特許期間が満了することで製造販売が可能となる医薬品のことです。
ジェネリック医薬品は、厚生労働省の承認を得て製造販売される新薬と基本的に同一の有効成分を同一量含み、同一の効果・効能・用法・用量であることを条件に厚生労働省から承認された医薬品です。
日本国内で販売されているジェネリック医薬品は、厚生労働省の承認を受けているので、効果や安全性に問題はありません。
医療先進国のアメリカでは、医薬品を商品名ではなく、有効成分の「一般名(generic name)」で処方することから、世界的に「ジェネリック医薬品」と呼ばれるようになりました。
先発医薬品とは?
新しい効果・効能を持つ医薬品について、日本国内で最初に発売される新薬を「先発医薬品」と呼びます。
先発医薬品は特許を取得して発売されますが、この特許の有効期限は20年です(最大5年間の延長が認められています)。
一般的に新薬を作るには十数年程度に渡る長い期間と、その間にかかる膨大な開発費用(数百億円以上)が必要です。
有効成分の研究、動物や人に対する試験、各関係機関での検査・承認などの経緯を辿る必要があり、安全で効果のある医薬品を開発することは容易ではありません。
それだけの手間と期間をかけるので、新薬の販売後、研究・開発費用を回収し、それを上回る利益を出さなければなりません。
特許期間は、新薬開発に携わった製薬会社の利益を守るために設けられている期間でもあります。
製薬会社は、利益確保が保証されている間に次の新薬開発に着手することができ、結果的に社会全体の利益に繋がるのです。
プロペシアとの違い
比較項目 | プロペシア (先発医薬品) |
プロペシアジェネリック (ジェネリック医薬品) |
---|---|---|
剤型 | 薄い赤色の丸形(円形) | 製薬会社により異なる |
有効成分 | フィナステリド | フィナステリド |
効果 | ほぼ同じ | ほぼ同じ |
効果持続時間 | ほぼ同じ | ほぼ同じ |
副作用 | ほぼ同じ | ほぼ同じ |
禁忌 | 同じ | 同じ |
併用禁忌薬 | 同じ | 同じ |
処方価格 | 高価 | 安価 |
製造販売元 | オルガノン株式会社 | 日本国内の製薬会社 |
プロペシアやプロペシアジェネリックには、同一の有効成分であるフィナステリドが含まれているので、効果・効能・副作用などは「ほぼ同じ」ですが、完全に同じとは言い切れません。
もちろん、ジェネリック医薬品の製造販売に至るまでには、先発医薬品と同一の有効成分を含み、同一の効果・効能・用法・用量を持つ医薬品のみが厳しい審査を経て、承認されます。
しかし、ジェネリック医薬品は飲みやすさなどを考慮して、先発医薬品にはない添加物を入れたり、錠剤をコーティングするなどの製薬会社独自の改良・製法が加えられています。
そのため、効果の現れ方や効き目などに若干の違いが生じることがあります。
薬剤の添加物や剤型が変わると体内で溶け出す速度が変化し、有効成分の分解・吸収されやすさなどに変化が生じます。
それにより、個人差レベルですが「効果が出やすい、または効果が出にくい」という結果に繋がる可能性はゼロではありません。
プロペシアでは十分な効果を実感できなかった方でも、プロペシアジェネリックなら十分な効果を実感できる場合があります。
プロペシアよりも安価に手に入れることができるので、プロペシアを服用中の方は医師に相談してプロペシアジェネリックへの変更を検討してみると良いでしょう。
当クリニックの場合は、プロペシアジェネリックの価格がプロペシアの最大約49%割安に設定されています。
高血圧症や糖尿病などの生活習慣病のように、長期間飲み続けたり、何種類か他にお薬を飲んでいる場合は、特にプロペシアとのお薬代の差を実感することができます。
プロペシアジェネリックの服用はこんな方におすすめ
AGAは、年齢に関係なく、成人男性であれば誰でも発症する可能性のある脱毛症です。
一度発症してしまうと自然に治ることはほとんどありません。
また、AGAの進行パターンには、個人差があり、いくつかの段階を経て進行していきます。
もし、薄毛や抜け毛に少しでも悩みがある場合は、プロペシアジェネリックの服用を検討してみましょう。
このような悩みがある方におすすめ
- 抜け毛の量が増えた
- 全体的に薄毛が目立つ
- 髪の毛が細くなってきた
- 額の生え際が後退してきた
- 頭頂部の髪の毛が薄くなってきた
- 髪の毛のハリやコシがなくなってきた
- 全体的に髪の毛のボリュームが減ってきた
- 血縁関係のある親戚に薄毛の方がいる
- プロペシアでは効果を実感できなかった方
- プロペシアよりも安価なAGA治療薬を探している方
- etc...
国内製のプロペシアジェネリック
ジェネリック医薬品の特徴は、先発医薬品に比べて価格が安いことです。
プロペシアなどのAGA治療薬は保険適用外のため、全額自己負担で購入しなければなりません。
少しでも経済的にAGA治療を受けたい方は、効果のほぼ変わらないジェネリック医薬品を使用すると良いでしょう。
日本国内では、厚生労働省から製造販売の承認を受けた日本国内の製薬会社によって、プロペシアのジェネリック医薬品が続々と発売されています。
2015年4月6日に、日本国内で初のプロペシアジェネリックが「ファイザー株式会社(現:ヴィアトリス製薬株式会社)」から発売されて以来、現在では、10社の製薬会社(製造販売元)がプロペシアジェネリックを販売しています。
下記に日本国内の製薬会社が販売しているプロペシアのジェネリック医薬品をまとめたので、参考にしてください。
国内製のプロペシアジェネリック一覧
- フィナステリド錠0.2mg/1mg「TCK」
- フィナステリド錠0.2mg/1mg「VTRS」(旧:「ファイザー」)
- フィナステリド錠0.2mg/1mg「SN」
- フィナステリド錠0.2mg/1mg「サワイ」
- フィナステリド錠0.2mg/1mg「クラシエ」
- フィナステリド錠0.2mg/1mg「トーワ」
- フィナステリド錠0.2mg/1mg「NIG」
- フィナステリド錠0.2mg/1mg「RTO」
- フィナステリド錠0.2mg/1mg「FCI」
- フィナステリド錠0.2mg/1mg「SKI」(販売中止)
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当クリニックでは、「フィナステリド錠1mg「TCK」(辰巳化学株式会社)」のプロペシアジェネリックを取り扱っています。
フィナステリド錠0.2mg/1mg「TCK」
錠剤画像 | |
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商品名 |
フィナステリド錠0.2mg「TCK」 フィナステリド錠1mg「TCK」 |
製造販売元 |
製造販売元:辰巳化学株式会社 販売元:本草製薬株式会社 |
剤型 | 薄い赤色の丸形(円形) 割線なし フィルムコーティング錠 |
用量 | 0.2mg 1mg |
製造販売承認年月日 | 2016年2月18日 |
販売開始年月日 | 2016年12月 |
処方価格 | フィナステリド錠0.2mgCI「TCK」 取り扱いなし |
フィナステリド錠1mgCI「TCK」:28錠 3,300円(初診)、3,800円(再診) |
|
添付文書 | 添付文書 |
医薬品インタビューフォーム | 医薬品インタビューフォーム |
※安定的な供給と転売や第三者への譲渡防止のため、初診患者様の処方錠数を制限させていただく場合があります
フィナステリド錠0.2mg/1mg「VTRS」(旧:「ファイザー」)
錠剤画像 | |
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商品名 |
フィナステリド錠0.2mg「VTRS」 フィナステリド錠1mg「VTRS」 |
製造販売元 |
製造販売元:ヴィアトリス・ヘルスケア合同会社 販売元:ヴィアトリス製薬株式会社 |
剤型 | 0.2mgの場合は、赤橙色の丸形(円形) 1mgの場合は、薄い赤色の丸形(円形) 割線なし フィルムコーティング錠 |
用量 | 0.2mg 1mg |
製造販売承認年月日 | 2015年2月19日 |
販売開始年月日 | 2015年4月6日 |
処方価格 | 取り扱いなし |
添付文書 | 添付文書 |
医薬品インタビューフォーム | 医薬品インタビューフォーム |
フィナステリド錠0.2mg/1mg「SN」
錠剤画像 | |
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商品名 |
フィナステリド錠0.2mg「SN」 フィナステリド錠1mg「SN」 |
製造販売元 |
製造販売元:シオノケミカル株式会社 発売元:あすか製薬株式会社 販売元:武田薬品工業株式会社 |
剤型 | 薄い赤色の丸形(円形) 割線なし フィルムコーティング錠 |
用量 | 0.2mg 1mg |
製造販売承認年月日 | 2016年2月18日 |
販売開始年月日 | 2016年12月14日 |
処方価格 | 取り扱いなし |
添付文書 | 添付文書 |
医薬品インタビューフォーム | 医薬品インタビューフォーム |
フィナステリド錠0.2mg/1mg「サワイ」
錠剤画像 | |
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商品名 |
フィナステリド錠0.2mg「サワイ」 フィナステリド錠1mg「サワイ」 |
製造販売元 | 沢井製薬株式会社 |
剤型 | 薄い赤色の丸形(円形) 割線なし フィルムコーティング錠 |
用量 | 0.2mg 1mg |
製造販売承認年月日 | 2016年2月18日 |
販売開始年月日 | 2016年3月16日 |
処方価格 | 取り扱いなし |
添付文書 | 添付文書 |
医薬品インタビューフォーム | 医薬品インタビューフォーム |
フィナステリド錠0.2mg/1mg「クラシエ」
錠剤画像 | |
---|---|
商品名 |
フィナステリド錠0.2mg「クラシエ」 フィナステリド錠1mg「クラシエ」 |
製造販売元 |
製造販売元:大興製薬株式会社 販売元:クラシエ薬品株式会社 |
剤型 | 薄い赤色の丸形(円形) 割線なし フィルムコーティング錠 |
用量 | 0.2mg 1mg |
製造販売承認年月日 | 2016年2月18日 |
販売開始年月日 | 2016年4月21日 |
処方価格 | 取り扱いなし |
添付文書 | 添付文書 |
医薬品インタビューフォーム | 医薬品インタビューフォーム |
フィナステリド錠0.2mg/1mg「トーワ」
錠剤画像 | |
---|---|
商品名 |
フィナステリド錠0.2mg「トーワ」 フィナステリド錠1mg「トーワ」 |
製造販売元 | 東和薬品株式会社 |
剤型 | 薄い赤色の丸形(円形) 割線なし フィルムコーティング錠 |
用量 | 0.2mg 1mg |
製造販売承認年月日 | 2016年9月1日 |
販売開始年月日 | 2016年9月20日 |
処方価格 | 取り扱いなし |
添付文書 | 添付文書 |
医薬品インタビューフォーム | 医薬品インタビューフォーム |
フィナステリド錠0.2mg/1mg「NIG」
錠剤画像 | |
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商品名 |
フィナステリド錠0.2mg「NIG」 フィナステリド錠1mg「NIG」 ※2022年12月より「武田テバ」から「NIG」に変更 |
製造販売元 |
製造販売元:日医工岐阜工場株式会社 販売元:日医工株式会社 販売:武田薬品工業株式会社 |
剤型 | 薄い赤色の丸形(円形) 割線なし フィルムコーティング錠 |
用量 | 0.2mg 1mg |
製造販売承認年月日 | 2017年2月17日 |
販売開始年月日 | 2017年4月20日 |
処方価格 | 取り扱いなし |
添付文書 | 添付文書 |
医薬品インタビューフォーム | 医薬品インタビューフォーム |
フィナステリド錠0.2mg/1mg「RTO」
錠剤画像 | |
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商品名 |
フィナステリド錠0.2mg「RTO」 フィナステリド錠1mg「RTO」 |
製造販売元 |
製造販売元:リョートーファイン株式会社 販売元:江州製薬株式会社 |
剤型 | 薄い赤色の丸形(円形) 割線なし フィルムコーティング錠 |
用量 | 0.2mg 1mg |
製造販売承認年月日 | 2017年8月16日 |
販売開始年月日 | 2018年6月25日 |
処方価格 | 取り扱いなし |
添付文書 | 添付文書 |
医薬品インタビューフォーム | 医薬品インタビューフォーム |
フィナステリド錠0.2mg/1mg「FCI」
錠剤画像 | |
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商品名 |
フィナステリド錠0.2mg「FCI」 フィナステリド錠1mg「FCI」 |
製造販売元 | 富士化学工業株式会社 |
剤型 | 0.2mgの場合は、赤橙色の丸形(円形) 1mgの場合は、薄い赤色の丸形(円形) 割線なし フィルムコーティング錠 |
用量 | 0.2mg 1mg |
製造販売承認年月日 | 2018年1月25日 |
販売開始年月日 | 2018年3月6日 |
処方価格 | 取り扱いなし |
添付文書 | 添付文書 |
医薬品インタビューフォーム | 医薬品インタビューフォーム |
フィナステリド錠0.2mg/1mg「SKI」(販売中止)
錠剤画像 | |
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商品名 |
フィナステリド錠0.2mg「SKI」 フィナステリド錠1mg「SKI」 |
製造販売元 |
製造販売元:小林化工株式会社 販売元:SKIファーマ株式会社 |
剤型 | 薄い赤色の丸形(円形) 割線なし フィルムコーティング錠 |
用量 | 0.2mg 1mg |
製造販売承認年月日 | 2018年11月15日 |
販売開始年月日 | 2018年12月13日 |
処方価格 | 取り扱いなし |
添付文書 | 添付文書 |
医薬品インタビューフォーム | 医薬品インタビューフォーム |
海外製のプロペシアジェネリック(国内未承認)
海外製のプロペシアジェネリックとは、主にインド国内で製造・販売されているプロペシアのジェネリック医薬品のことです。
現在、インド国内では、様々な商品名で数多く製造・販売されています。
海外製のプロペシアジェネリックは、日本国内で厚生労働省の製造販売承認を得た医薬品ではないため、服用して重篤な副作用が発生しても「医薬品副作用被害救済制度」は適用されません。
下記に海外製のプロペシアのジェネリック医薬品をまとめたので、参考までにご覧ください。
海外製のプロペシアジェネリック(国内未承認)一覧
- Finpecia(フィンペシア)
- Proscar(プロスカー)
- Fincar(フィンカー)
- Finalo(フィナロ)
- Finax(フィナックス)
- Finast(フィナスト)
- FinaLloyd(フィナロイド)
- Finabald(フィナバルド)
- etc...
※リンクをクリック、またはタップすると、ページ内の項目へ移動します
当クリニックでは、日本国内で厚生労働省に承認されたプロペシアジェネリックを扱っています。
Finpecia(フィンペシア)
パッケージ画像 | |
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商品名 | Finpecia(フィンペシア) |
製造販売元 | Cipla Ltd.(シプラ株式会社) |
剤型 | 白色の丸形(円形) 割線なし |
用量 | 1mg |
処方価格 | 取り扱いなし |
Proscar(プロスカー)
パッケージ画像 | |
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商品名 | Proscar(プロスカー) |
製造販売元 | MSD株式会社 |
剤型 | 青色のひょうたん形 割線なし |
用量 | 5mg |
処方価格 | 取り扱いなし |
Fincar(フィンカー)
パッケージ画像 | |
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商品名 | Fincar(フィンカー) |
製造販売元 | Cipla Ltd.(シプラ株式会社) |
剤型 | 薄い青色の丸形(円形) 割線なし |
用量 | 1mg |
処方価格 | 取り扱いなし |
Finalo(フィナロ)
パッケージ画像 | |
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商品名 | Finalo(フィナロ) |
製造販売元 | Intas Pharmaceuticals Ltd.(インタスファーマ株式会社) |
剤型 | 白色の丸形(円形) 割線なし |
用量 | 1mg |
処方価格 | 取り扱いなし |
Finax(フィナックス)
パッケージ画像 | |
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商品名 | Finax(フィナックス) |
製造販売元 | Dr. Reddy's Laboratories Ltd.(ドクターレッディーズラボラトリーズ株式会社) |
剤型 | 白色の丸形(円形) 割線なし |
用量 | 1mg |
処方価格 | 取り扱いなし |
Finast(フィナスト)
パッケージ画像 | |
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商品名 | Finast(フィナスト) |
製造販売元 | Dr. Reddy's Laboratories Ltd.(ドクターレッディーズラボラトリーズ株式会社) |
剤型 | 白色の丸形(円形) 割線なし |
用量 | 5mg |
処方価格 | 取り扱いなし |
FinaLloyd(フィナロイド)
パッケージ画像 | |
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商品名 | FinaLloyd(フィナロイド) |
製造販売元 | Lloyd Laboratories Inc.(ロイドラボラトリーズ社) |
剤型 | 赤橙色の丸形(円形) 割線あり |
用量 | 1mg |
処方価格 | 取り扱いなし |
Finabald(フィナバルド)
パッケージ画像 | |
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商品名 | Finabald(フィナバルド) |
製造販売元 | East West Pharma(イーストウエストファーマ社) |
剤型 | 白色の丸形(円形) 割線なし |
用量 | 1mg |
処方価格 | 取り扱いなし |
プロペシアジェネリックの選び方
国内製のプロペシアジェネリックは10種類存在するため、どれを選べばいいのかわからない方がいると思います。
選び方のポイントについて解説するので、少しでも自分に合ったプロペシアジェネリックを使用しましょう。
選び方のポイント
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効き目で選ぶ
どのプロペシアジェネリックでも、有効成分や用量などは同じなので、基本的な効果は同様に現れます。
しかし、添加物などは違うので、それによって効き目に個人差が生じる可能性があります。
気になる場合は、複数のプロペシアジェネリックを飲み比べてみて、効き目を比較してみると良いでしょう。
添加物で選ぶ
添加物によって錠剤の見た目がガラリと変わります。
一見するとプロペシアジェネリックと認識できない剤型もあります。
プロペシアを飲んでいると知られたくない方は、錠剤の色が若干異なる「赤橙色の丸形(円形)」の錠剤、「ヴィアトリス・ヘルスケア合同会社/ヴィアトリス製薬株式会社」製のプロペシアジェネリック「フィナステリド錠0.2mg/1mg「VTRS」」がおすすめです。
逆に、プロペシアを想起させる「薄い赤色の丸形(円形)」の錠剤で、違和感なく服用したいという方には、「辰巳化学株式会社/本草製薬株式会社」製のプロペシアジェネリック「フィナステリド錠0.2mg/1mg「TCK」」がおすすめです。
剤型で選ぶ
プロペシアジェネリックを製造・販売している日本国内10社の錠剤はどれも「割線なし」の「丸形(円形)」の剤型です。
国内製のプロペシアジェネリックを比較しても、剤型に大きな差はありません。
唯一異なるとすれば、錠剤の色です。
国内製のプロペシアジェネリックには「薄い赤色」と「赤橙色」の錠剤があります。
効果などには影響しないので、気分で選ぶと良いでしょう。
製薬会社で選ぶ
製薬会社の規模感(売上げ高や営業利益など)を一つの基準として選んでみても良いでしょう。
売上高や営業利益などが高いということはそれだけ、信頼された医薬品が売れているとも考えられます。
プロペシアジェネリックを販売している製薬会社の中では、「武田薬品工業株式会社」が圧倒的に売上高や営業利益が高い製薬会社です。
「武田薬品工業株式会社」が販売しているプロペシアジェネリックには、「フィナステリド錠0.2mg/1mg「SN」」「フィナステリド錠0.2mg/1mg「NIG」」があります。
価格で選ぶ
プロペシアジェネリックは製造販売元の製薬会社によって価格が異なります。
実際に病院やクリニックによって処方される価格が違うので、一概にどのプロペシアジェネリックが安いかは言えません。
長期間飲み続けたい場合などは、経済的に負担の少ないプロペシアジェネリックを選択すると良いでしょう。
当クリニックで取り扱っているプロペシアジェネリックの中では、「辰巳化学株式会社」製の「フィナステリド錠1mg「TCK」」を一番安く処方しております。
プロペシアジェネリックの処方・費用
来院(問診票記入)からプロペシアジェネリックの処方(お会計)までにかかる時間は、クリニック内の混み具合にもよりますが、約10分~30分で終了するスムーズなシステムになっております。
また、院内処方のため、外部の薬局へ行く必要がなく、女性に見られる心配もありません。
患者様が安心していただけるような丁寧な診察と処置を心がけております。
処方までの詳しい流れについては「診療・処方の流れページ」をご覧ください。
当クリニックでのプロペシアジェネリックの処方にかかる費用は以下の通りです。
処方価格・費用
フィナステリド錠1mg「TCK」 (プロペシアジェネリック) |
28錠 3,300円(初診) 3,800円(再診) |
---|---|
診察料・処方料 | 0円 |
初診料・再診料 | 0円 |
健康保険の適用 | 適用外(自由診療) |
※当クリニックでは「フィナステリド錠0.2mg「TCK」」を取り扱っていません
※料金や価格は全て消費税込みの表示となっております
※オンライン診療の場合は、別途、予約料やお薬の送料が発生します
※プロペシアジェネリックの処方に健康保険証や身分証明書は必要ありません
※安定的な供給と転売や第三者への譲渡防止のため、初診患者様の処方錠数を制限させていただく場合があります
当クリニックでは、診察料・処方料・初診料・再診料はすべて無料です。
患者様が医療費の全額を負担する、自由診療となっていますが、プロペシアジェネリックの処方にかかる費用は薬剤代のみ(オンライン診療を除く)となります。
金額面でご不安があるようでしたら一度「料金表ページ」をご覧ください。
また、プロペシアジェネリック以外にも国内医薬品メーカーによるザガーロジェネリックなどのAGA治療薬も取り扱っておりますので、是非ご検討ください。
プロペシアジェネリックの効果
プロペシアジェネリックはAGA(男性型脱毛症)に効果・効能のある薬です。
主なAGAの進行パターンである「O字型」「M字型」「U字型」などどの進行パターンにも有効性が認められています。
プロペシアジェネリックの有効成分「フィナステリド」には、Ⅱ型5αリダクターゼというAGAの原因となる酵素の働きを弱め(阻害し)、男性ホルモンの一種であるDHT(ジヒドロテストステロン)の生成を抑制する効果があります。
DHTの量が増えると、髪の毛の成長が止まったり、抜け毛が増える原因となります。
しかし、フィナステリドの作用によってDHTの量を減らすことができるので、AGAの進行を止め、薄毛や抜け毛を防ぐことができるのです。
個人差などによりますが、プロペシアジェネリックは服用後、約3ヵ月~6ヵ月で効果が現れます。
服用を継続している間は、ずっと効果が持続します(用量や個人差によって効果の持続期間は若干変動)。
効果の目安(服用後)
効果の実感に必要な期間 | 約3ヵ月~6ヵ月の連日投与が必要 |
---|---|
効果の持続期間 | 服用を継続している間 |
プロペシアジェネリックの作用機序(仕組み)
AGAの主な原因は、人の体内に存在する還元酵素の一種である「5αリダクターゼ(5α還元酵素)」が男性ホルモンの一種である「テストステロン」と結合し、DHTの量が増加してしまうからです。
AGAを発症する方は、DHTが脱毛部分に高濃度にみられることが分かっています。
5αリダクターゼは、主に精巣(睾丸)で産生されたテストステロンが毛乳頭細胞に運ばれ、結合することで、より効果が強力なDHTに変換されます。
ちなみに、5αリダクターゼには「Ⅰ型」と「Ⅱ型」の2種類があり、それぞれ存在する部位などが異なります。
Ⅰ型5αリダクターゼとⅡ型5αリダクターゼの違い
5αリダクターゼの種類 | 存在する部位 |
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Ⅰ型5αリダクターゼ | ほぼ全身の毛乳頭細胞に存在する |
Ⅱ型5αリダクターゼ | 前頭部(額の生え際)や頭頂部の毛乳頭細胞に多く存在する |
プロペシアジェネリックの有効成分であるフィナステリドは、前頭部(額の生え際)や頭頂部の毛乳頭細胞に多く存在する「Ⅱ型5αリダクターゼ」の働きを阻害することができます。
Ⅱ型5αリダクターゼの働きが弱まれば、テストステロンと結合されることがなくなり、DHTの量も増えません。
髪の毛の元となる毛母細胞が毛乳頭細胞からの指示で正常に細胞分裂を行なえるようになるので、発毛や育毛が促されます。
5αリダクターゼの働きを阻害する作用から、プロペシアジェネリックなどのAGA治療薬は「5α還元酵素阻害薬」とも呼ばれています。
プロペシアジェネリックの副作用
プロペシアジェネリックは副作用として、「リビドー減退(性欲減退)」「ED(勃起不全)」「射精障害」「精液量減少」などの症状が一時的に現れる可能性があります。
他にも、「そう痒症(かゆみ)」「発疹」「めまい」といった症状が起こることもあります。
これらの副作用は、服用を継続している間、現れる可能性がありますが、ほとんどの場合は、服用を中止すると症状は現れなくなります。
また、プロペシアジェネリックは、用法・用量を守って服用すれば安全性の高い薬ですが、ごく稀に重篤な副作用が現れることがあります。
重篤な副作用とは、「肝機能障害」です。
薬剤の成分は肝臓で代謝・分解されるため、プロペシアジェネリックによって肝臓に負担がかかり、肝機能障害を引き起こす可能性があるのです。
肝機能障害は、プロペシアジェネリックだけに限らず、全ての薬剤で起こる可能性のある副作用です。
しかし、元々慢性肝炎や肝硬変などの疾患を抱えていない限り、プロペシアジェネリックを服用しても肝機能障害を引き起こす可能性は低いと考えられます。
頻度が不明なため、必要以上に過敏になることはありませんが、少しでも異常を感じたらすぐに医師に相談してください。
主な副作用:発生率
リビドー減退(性欲減退) | 頻度不明 |
---|---|
ED(勃起不全) | 頻度不明 |
射精障害 | 頻度不明 |
精液量減少 | 頻度不明 |
※発生率は、各プロペシアジェネリックの製薬会社の添付文書から引用しています
上記のような男性の性機能の低下に関わる副作用は、頻度不明ながらも確認されていますが、引き起こされる詳しい原因はよく分かっていません。
プロペシアジェネリックの有効成分であるフィナステリドが男性ホルモンに影響を及ぼすことによって副作用が現れると考えられています。
プロペシアジェネリックに限らず、医薬品には何かしらの副作用があります。
服用前には、必ず副作用の確認をしておきましょう。
ただし、プロペシアジェネリックの副作用の発生率は全て頻度不明です。
副作用が起きた場合の対処方法
プロペシアジェネリックを服用後、何らかの副作用が感じたときは、一旦服用の継続を中止しましょう。
副作用が悪化することもあるので、無理に服用を続けないようにしましょう。
副作用の性欲減退やEDなどが起き、性行為等で困る場合は、服用の中止を検討したほうが良いでしょう。
プロペシアジェネリックを飲むことで副作用が頻繁に起きたり、違和感が治まらないほどの副作用が長時間続くようであれば、必ず医師へご相談ください。
また、プロペシアジェネリックを飲んで何らかの強い副作用を感じたり、体調を崩した場合にも服用を中断し、必ず医師にご相談ください。
プロペシアジェネリックを服用できない方(禁忌)
プロペシアジェネリックを服用することができない方(禁忌)がいます。
以下に該当する方は、禁忌に指定されており、プロペシアジェネリックを服用することができず、当クリニックでは処方もできません。
プロペシアジェネリックの禁忌(疾患・状態など)
- 過去にフィナステリドに対して過敏症(アレルギー)を起こしたことがある方
- 妊娠中の女性(妊婦)
- 妊娠している可能性のある女性
- 授乳中の女性
当クリニックの医師は、プロペシアジェネリックを処方する診察時、患者様(利用希望者様)にこれらの病気などについて尋ねています。
また、診察時に患者様のほうでも気になることがありましたら、ご自身の体調に関することは、医師にすべてご相談ください。
命にかかわる事故に繋がることもあるため、プロペシアジェネリックの禁忌についてはしっかり確認しておきましょう。
プロペシアジェネリックと併用できない薬(併用禁忌薬)
プロペシアジェネリックと併用して服用することができない薬剤(併用禁忌薬)はありません。
プロペシアジェネリックによる薬物相互作用は認められていません。
プロペシアジェネリックもプロペシア同様、下記の薬剤と併用しても薬物相互作用は認められないとされています。
プロペシアジェネリックと併用しても問題ない薬剤
- 「アンチピリン」という成分を含むサリチル酸様鎮痛解熱薬
- 「プロプラノロール」という成分を含む高血圧・狭心症・不整脈・片頭痛治療薬(交感神経β受容体遮断薬)
- 「ジゴキシン」という成分を含む強心配糖体製剤
- 「グリベンクラミド」という成分を含む経口血糖降下剤(スルホニル尿素薬)
- 「ワルファリン」という成分を含む経口抗凝固剤(ワルファリンカリウム製剤)
- 「テオフィリン」という成分を含むキサンチン系気管支拡張剤(テオフィリン製剤)
プロペシアジェネリックの飲み方(服用方法)
プロペシアジェネリックは、以下の用法・用量を守って服用しましょう。
用法・用量
1回の用量 | 0.2mg~1mgまで |
---|---|
用量の目安 | 0.2mg:健康な成人男性 1mg:健康な成人男性 (必要に応じて1日1mgを上限として適宜増量可能) |
効き始め | 約3ヵ月~6ヵ月程度 |
服用時の飲料 | 水、またはぬるま湯で服用を推奨 |
1回の服用回数 | 1日1回まで(上限は1mg) |
服用間隔 | 24時間以上の間隔を空けることを推奨 |
服用時の条件 | アルコールの飲み過ぎに注意 |
プロペシアジェネリックの服用は毎日継続する必要があります。
プロペシアジェネリックの効果が効き始めるのには個人差がありますが、約3ヵ月~6ヵ月かかります。
プロペシアジェネリックは連日服用することで徐々に効果を発揮する薬なので、毎日継続して服用する必要があります。
あくまで約3ヵ月~6ヵ月は目安であり、人によってはそれよりも早く効果を実感する方もいます。
プロペシアジェネリックの効果を正確に引き出すポイントは、用法・用量を守って服用を連日継続することです。
また、服用は原則、1日1回までです。
1度服用した場合は、用量に関わらず、24時間以上は間隔を空けることを推奨します。
食事の影響
プロペシアジェネリックの有効成分フィナステリドは、食事の影響を受けません。
そのため、服用するタイミングは、食前や食後で気にする必要はなく、空腹時や満腹時でも問題ありません。
ただし、飲み忘れを防ぐという意味では、「朝食の前後」「昼食の前後」「夜食の前後」のいずれかに服用タイミングを合わせると良いでしょう。
お酒(アルコール)の影響
プロペシアジェネリックの有効成分フィナステリドは、基本的にはお酒(アルコール)の影響を受けません。
そのため、服用するタイミングは、お酒を飲む前でも飲んだ後でも特に問題ありません。
ただし、多量摂取は、肝臓に負担をかけ、副作用を引き起こしやすくなる可能性があるので、飲み過ぎには注意しましょう。
グレープフルーツ(フラノクマリン類)の影響
プロペシアジェネリックの添付文書には記載されていませんが、グレープフルーツとプロペシアジェネリックなどのAGA治療薬は相性が悪いとされています。
一緒に服用すると相互作用を引き起こす可能性があります。
なるべくグレープフルーツとプロペシアなどのAGA治療薬は一緒に服用しないようにしましょう。
グレープフルーツに含まれる「フラノクマリン類」という成分によって、服用した薬の成分を分解する体内酵素の働きを弱めてしまい、血中濃度が上昇して、効果や副作用が強く出てしまう可能性があるからです。
また、グレープフルーツジュースは果汁が濃縮されており、フラノクマリン類の量も多くなるため、グレープフルーツジュースとプロペシアジェネリックなどのAGA治療薬を一緒に服用するのは特に注意しましょう。
グレープフルーツ以外にもフラノクマリン類が含まれている食べ物があるので注意しましょう。
フラノクマリン類を含む食べ物
- グレープフルーツ
- スウィーティー
- 文旦(ブンタン)
- 八朔(ハッサク)
- 甘夏ミカン
- ライム
- パセリ
- セロリ
- etc...
プロペシアジェネリックの使用期限
プロペシアジェネリックには使用期限があります。
使用期限は各製薬会社が製造・販売しているプロペシアジェネリックによって異なります。
使用期限を過ぎてプロペシアジェネリックが残った場合は、保管しないで廃棄してください。
当クリニックでは、常に使用期限の新しいプロペシアジェネリックを処方しております。
プロペシアジェネリックを保管しておきたい方や使用する頻度は人によって違うので、使用期限が気になる方は処方時にお問い合わせください。
使用期限の確認方法
プロペシアジェネリックの使用期限は、「製品本体の外箱側面」に記載されています。
製品本体の外箱に記載されている使用期限内に使用するようにしましょう。
PTP包装シートで処方された場合は、製品本体の外箱で使用期限を確認できないので、使用期限が気になる方は処方時にお問い合わせください。
プロペシアジェネリックの保管方法
プロペシアジェネリックは日光、温度、湿度などによって効果が損なわれる場合があります。
プロペシアジェネリックを保管する場合は、以下のルールを守り保管してください。
保管ルール
- 乳幼児、小児の手の届かないところに保管する
- 直射日光、高温多湿を避け、室温で保管する
- 日中、長時間車内に置かない
- 使用期限を過ぎた場合は、破棄する
- シートから取り出した錠剤は約1年以内に使い切る
- 分割した錠剤は約1週間~2週間以内に使い切る
シートから取り出した場合の保管方法
PTP包装シートからプロペシアジェネリックを取り出しても、使用期限は直射日光、高温多湿を避ければ、約1年程度は問題なく使用することができます。
PTP包装シートから錠剤を出し、ピルケースなどで保管した場合でも劣化はするので、開封後は速やかに使いきるようにしてください。
保存するピルケースなどに保管した日付を記載して管理するようにしましょう。
ピルケースなどに保管後、いつPTP包装シートから取り出し、保管したのかわからなくなってしまった場合は、服用しないで必ず破棄してください。
錠剤を割った場合の保管方法
プロペシアジェネリックを半分に割って使う方もいますが、本来は割って使用する薬剤ではないので、錠剤を割った後の保管方法や期間に明確な目安はありません。
しかし、プロペシアジェネリックの錠剤を割ってしまった場合は、コーティング剤の意味が無くなり、外気から守られなくなるのでシートから出した時よりもさらに注意が必要です。
コーティング剤は中身の薬剤を保護する役目を果たしています。
割ってしまうと中身の有効成分部分がコーティング剤から守られなくなり、空気に触れることによって劣化が進んでしまいます。
乾燥や湿気で薬剤が劣化しやすくなるので、なるべく空気に触れないようにラップや真空パックで包んで保管するようにしましょう。
基本的には、割ってしまっても薬剤は腐るものでありませんが、保管期間は約1週間~2週間までにしておきましょう。
いつ割って保管したのか分からなくなってしまった場合は、服用しないで必ず破棄してください。
プロペシアジェネリックの譲渡・転売は厳禁
プロペシアジェネリックは、病院やクリニックに行き、医師に必要であると診断され、患者自身(本人)のためだけに処方された薬です。
パートナーや友人などの第三者に絶対に譲渡や転売はしないでください。
そもそも、明確に「医薬品医療機器等法(薬機法)」違反であり、懲役や罰金などの罰則を課せられる場合があります。
また、貰った方がフィナステリドに対して過敏症(アレルギー)を起こしたことがあれば、命に関わる可能性があるので、大変危険です。
このように、服用するには不適当な方がおり、医師ではない一般の方が、それを正確に判断することはできません。
大切な友人などの健康を脅かす行為につながるので絶対にやめましょう。
プロペシアジェネリックの服用には、必ず医師の診断のもとに服用する本人が処方を受けることが必要です。
譲り受けるのも厳禁
勿論、プロペシアジェネリックを友人などの第三者から譲り受けてもいけません。
譲り受けた方がフィナステリドに対して過敏症(アレルギー)を起こしたことがあれば、命に関わる可能性があるので、大変危険です。
このように、服用するには不適当な方がおり、医師ではない一般の方が、それを正確に判断することはできません。
自分自身の健康を脅かす行為につながるので絶対にやめましょう。
プロペシアジェネリックの服用には、必ず医師の診断のもとに服用する本人が処方を受けることが必要です。
プロペシアジェネリックの偽物・偽造品に注意
プロペシアジェネリックをはじめとするAGA治療薬(有効成分ミノキシジルを含む薬剤以外)は医師の処方箋が必要なため、一般の薬局やドラッグストアなどでは購入することができません。
プロペシアジェネリックの偽物・偽造品は、世界中で製造され、発見されています。
WHO(世界保健機関)は基準値以下の規格で製造されたAGA治療薬などの医療用医薬品の偽物・偽造品による、健康被害について警鐘を鳴らしています。
プロペシアジェネリックの偽物・偽造品は、効果が得られないだけではなく、健康被害を及ぼす可能性があるため、注意が必要です。
偽物・偽造品の特徴
- 有効成分や添加物などが配合されていない
- 基準以下の有効成分しか配合されていない
- 錠剤の見た目やサイズ、用量などに異常がある
- 添付文書に記載されていない成分が混入している
- 違法、または危険な成分が混入している
- 非衛生的な製造による汚染物質が混入している
- etc...
当クリニックでは、厚生労働省が承認した国内医薬品メーカーのプロペシアジェネリックを処方しておりますので、ご安心ください。
偽物・偽造品の見分け方
国内で正規に流通しているプロペシアジェネリックなどのAGA治療薬と違法に製造された偽物・偽造品を見分ける方法があります。
100%見分けられるわけではありませんが、参考までに覚えておくと良いでしょう。
偽物・偽造品の見分け方のポイント
※リンクをクリック、またはタップすると、ページ内の項目へ移動します
パッケージ(外箱・中身)
外箱のパッケージの状態(印刷など)に不自然な点がないか確認してください。
コピー機などで外箱を印刷して梱包した偽物・偽造品の可能性があります。
箱単位で処方された場合、内容物の確認をしてください。
添付文書などが同封されていない、または日本語以外で表記されていた場合は、偽物・偽造品です。
記載内容に日本語のスペルミスや文法の誤りがないか確認してください。
明らかな誤りがあった場合は、偽物・偽造品の可能性があります。
有効期限の記載が外箱にあるか確認してください。
記載内容に違いがあった場合は、偽物・偽造品です。
PTP包装シート
国内正規品のプロペシアジェネリックは、必ずPTP包装シートで包装されています。
国内の医薬品メーカーから、PTP包装シート以外で包装され、出荷されることはありません。
ビニールなどで包装されていた場合は、偽物・偽造品です。
また、PTP包装シートの表面や裏面には、製薬会社名や薬剤名、注意事項など必ず日本語で表記されています。
日本語の表記がされていない、または日本語以外で表記されていた場合は、偽物・偽造品です。
錠剤のロゴ
国内正規品のプロペシアジェネリックは、錠剤に識別コードとして、製薬会社のロゴや薬剤名の頭文字などが刻印、または印字されています。
プロペシアジェネリックの識別コードは、製薬会社によって異なりますが、規格は定められています。
錠剤の識別コードは、各製薬会社の製品情報ページで確認することができます。
識別コードがない、または読めない場合は、偽物・偽造品です。
錠剤の色・形
国内正規品のプロペシアジェネリックの色や形は、製薬会社によって異なりますが、規格は定められています。
錠剤の色や形は、各製薬会社の製品情報ページで確認することができます。
各製薬会社の錠剤の規格と違う場合は、偽物・偽造品の可能性があります。
錠剤の色が薄い、または濃く変色していないか、異臭がしないか確認してください。
正規品と明らかに色や見た目の形が違う場合は、偽物・偽造品の可能性があります。
錠剤のサイズ
国内正規品のプロペシアジェネリックと色や見た目の形が同じでもサイズが大きい、または小さくないか確認してください。
サイズにばらつきがみられる場合は、偽物・偽造品の可能性があります。
正規品と錠剤を並べて比較すると見分けることができます。
錠剤の用量
有効成分や添加物などの用量が正しいか確認してください。
有効成分などの用量が、多すぎたり、少なすぎる、または、同一包装内の錠剤間で用量のばらつきがある場合は、偽物・偽造品です。
国内正規品のプロペシアジェネリックの場合は、有効成分フィナステリドの用量が0.2mg、または1mgの規格のみ承認されています。
もし、国内正規品のプロペシアジェネリック錠0.2mg、またはプロペシアジェネリック錠1mg以外の用量を謳うプロペシアがあった場合は、偽物・偽造品です。
安すぎる価格設定
国内正規品のプロペシアジェネリックは、それぞれの医薬品製造メーカーから病院やクリニックへ卸すことで流通されています。
その卸価格の下げ幅には限界があります。
価格相場の半額以下など、明らかに安価すぎる場合は、偽物・偽造品の可能性があります。
通販・個人輸入
国内正規品のプロペシアジェネリックは、国内の通販サイトなどで購入することはできません。
しかし、海外から海外製AGA治療薬を個人輸入で購入することはできます。
海外から個人輸入で手に入れられるプロペシアジェネリックなどのAGA治療薬は、品質が保証されておらず、流通経路も不明なため、偽物である可能性が高いのが現状です。
海外製のプロペシアジェネリックなどのAGA治療薬が個人輸入できる通販サイトなどで安価に販売されている場合がありますが、厚生労働省の未承認薬です。
健康被害をもたらす偽物・偽造品である可能性があるため注意が必要です。
「格安」「激安」「最安値」などの誘惑に惑わされないようにしましょう。
口コミなどで評判や評価が良くても安心はできないのでご注意ください。
プロペシアジェネリックなどのAGA治療薬は個人輸入で購入せず、信頼できる病院やクリニックで処方してもらうことが大切です。
プロペシアジェネリックなどのAGA治療薬の処方は、是非、当クリニックをご利用ください。
参考URL
プロペシアの関連ページ
AGA治療のよくある質問(FAQ)
AGA治療薬に副作用はありますか?
AGA治療薬によって細かい副作用は異なりますが、性欲減退や勃起不全などが見受けられる場合があります。
AGA治療期間はどれくらいですか?
個人差はありますが、約3ヵ月~12ヵ月AGA治療を継続し、効果が実感できているようであれば、その後も治療を継続していただくことをおすすめしています。
AGA治療薬の服用を中止するとどうなりますか?
AGA治療薬の服用を中止した場合は、その時点から再びAGAの進行がはじまる可能性があります。
基本的には、AGA治療を継続するということは、AGA治療薬の服用を継続ということになります。