早漏の予防方法・性行為中の対策
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誰でもすぐに始められる早漏の予防方法がある
早漏とは、男性特有の射精障害の一つで、「毎回、またはほぼ毎回、女性器への挿入後、1分以内に射精、もしくは挿入前に射精してしまうこと」と定義されています。
膣内射精潜時(膣内に陰茎を挿入してから射精するまでの時間)が短く、射精のコントロールができないことで本人やパートナーが精神的な苦痛を感じることが多いとされています。
そんな早漏は、早漏治療薬の服用や外科治療(包茎手術など)で改善が見られるケースがほとんどです。
しかし、どちらも処方を受けたり、手術を受ける際に時間的・経済的に負担がかかってしまいます。
そのため、そういった治療方法に頼らず、根本的に早漏を予防・改善したいと思う方もいるはずです。
早漏の予防に役立つ食事や生活習慣、トレーニング方法などをご紹介します。
また、いざという時のための性行為中の早漏対策についてもご紹介します。
早漏の予防に役立つ食べ物
結論から言うと、「これを食べれば早漏が治る」という食べ物は存在しません。
特定の食事をしたからといって早漏がすぐに改善されることはないのです。
それでも、食事は早漏の予防や改善に重要であると言えます。
なぜなら、食事は神経や体調などに影響を与えるからです。
早漏は、主に全身の臓器や器官が複雑に作用して起きている現象であって、陰茎(ペニス)という一つの器官に限定して起こる異常ではありません。
体の健康を保ち、正常な動作をするためには、栄養バランスの良い食事を続けることが必要です。
早漏を予防したり、改善したいなら、全身の健康を考えなければならないのです。
食生活を見直し、健康になれば、早漏を引き起こす原因となっている臓器や器官が正常に機能するようになり、通常の射精を取り戻せるかもしれません。
早漏の予防が期待できる食べ物をご紹介します。
早漏の予防に役立つ食べ物
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セロトニンを生成しやすい食べ物
食事で早漏を予防するには、「セロトニンを生成しやすい食べ物」が良いとされています。
そもそも、射精とは、「ドーパミン」や「ノルアドレナリン」などの交感神経の活動を高める神経伝達物質が性的刺激により、多く分泌されることで引き起こされる現象です。
そして、快感を増幅させたり、興奮をもたらす作用のあるドーパミンやノルアドレナリンの暴走を抑制し、気持ちを安定させる働きを持つのが「セロトニン」です。
セロトニンによって精神的な安定が得られるとされているため、最近では「幸福物質」や「幸せホルモン」などと呼ばれることもあります。
通常であれば、セロトニンがドーパミンやノルアドレナリンを抑制するので、勝手に射精しないように制御しています。
しかし、脳内のセロトニンが不足しているとドーパミンやノルアドレナリンが活発に働くようになってしまいます。
つまり、脳内のセロトニンが不足していると射精が早まってしまうことがあるのです。
射精を抑制する(=早漏を予防する)ためにはセロトニンを増やすことが重要と言えます。
セロトニンを効率的に生成するには「トリプトファン」という必須アミノ酸やエネルギー源になる「炭水化物(糖質)」、そして「ビタミンB6」の3つの栄養素が必要です。
そのためには、それぞれの栄養素を効率的に摂取する必要があります。
おすすめの食べ物は、以下の通りです。
トリプトファンを効率的に摂取できる食べ物
- 卵
- バナナ
- 赤身肉(レバーなど)
- 大豆製品(納豆、豆腐、味噌など)
- 乳製品(牛乳、チーズ、ヨーグルトなど)
- ナッツ類(ピーナッツ、ごま、かぼちゃの種など)
- etc...
炭水化物(糖質)を効率的に摂取できる食べ物
- 穀類(白米、玄米など)
- 麺類(パスタ、そばなど)
- 芋類(じゃがいも、さつまいもなど)
- etc...
ビタミンB6を効率的に摂取できる食べ物
- にんにく
- 魚介類(鮭、ヒラメ、マグロ、カツオなど)
- ハーブ(バジル、パセリなど)
- 果実類(アボカド、ドリアン、栗など)
- etc...
おすすめの料理
セロトニンを効率的に生成するために役立つおすすめの料理をご紹介します。
おすすめの料理
- 和食:そば、豆腐の味噌汁、海鮮丼など
- 洋食:スパゲッティ、鮭のクリームパスタ、エビマヨパスタ、卵コーンスープなど
- デザート:バナナ、ヨーグルトなど
特に、バナナはトリプトファン、炭水化物、ビタミンB6の全てがバランス良く含まれています。
単体でセロトニンが効率的に生成できる「最強の早漏予防食」とも言われているので、積極的に食べることをおすすめします。
精力や性機能が高まる食べ物
「精力や性機能が高まる食べ物」も早漏の予防や改善には欠かせません。
精力や性機能が衰えてくると陰茎の勃起力が弱まってしまいます。
勃起力が弱まるということは、勃起の持続時間や硬さなどが失われていくということです。
そうすると、性行為でピストン運動をする際、膣内の圧力に対する抵抗力の低下に繋がります。
勃起力が高い陰茎に比べて性的刺激を感じやすくなるため、結果的に早漏を引き起こす原因になってしまうのです。
そのため、勃起力に影響を及ぼす可能性のある「精力や性機能を高める食べ物」は重要と言えるでしょう。
ちなみに、ここで言う「精力や性機能を高める食べ物」とは、男性ホルモンの一種である「テストステロン」の分泌や生成に効果のある食べ物のことです。
テストステロンは、精力や性機能の向上に欠かせない男性ホルモンとして知られています。
おすすめの食べ物は、以下の通りです。
精力や性機能が高まる食べ物
- 牡蠣
- ウナギ
- サーモン
- アボカド
- 肉類(牛肉や豚肉、羊肉など)
- マムシ
- スッポン
- オットセイ
- マカ
- 高麗人参
- etc...
おすすめの料理
精力や性機能を高めるために役立つおすすめの料理をご紹介します。
おすすめの料理
- 和食:牡蠣の炊き込みご飯、鰻丼、サーモン丼など
- 洋食:牡蠣フライ、ローストビーフ、アボカドサラダなど
- デザート:ダークチョコレートなど
デザートには、ダークチョコレートがおすすめです。
チョコレート自体には、抗酸化物質が多く含まれているため、老化を予防し、精力や性機能の劣化予防にも役立ちます。
また、カカオの含有率が高い(55%以上)ダークチョコレートには、「テオブロミン」という物質が多く含まれています。
テオブロミンは、セロトニンの生成を助ける働きを持っているので、早漏の予防や改善に役立つと考えられます。
血中のヒスタミン濃度を下げる食べ物
近年では、「血中のヒスタミン濃度を下げる食べ物」も早漏の予防や改善に効果的とされています。
とある研究では、血中のヒスタミン値が上昇すると早漏を引き起こす原因になるという研究結果が報告されています。
早漏の方は、ヒスタミンの働きが活発化する傾向が見られるようです。
また、単純にヒスタミンが過剰に働くとアレルギー反応を引き起こすことがあるので、早漏のためだけでなく、血中のヒスタミン値を下げておくことが大切です。
ヒスタミンは、体内で「ヒスチジン」という必須アミノ酸から生成される化学物質です。
そのため、ヒスチジンからヒスタミンが生成されるのを阻害する働きを持つ「メチオニン」というアミノ酸を含む食べ物を摂取すると良いでしょう。
おすすめの食べ物は、以下の通りです。
血中のヒスタミン濃度を下げる食べ物
- 魚介類(マグロ、カツオなど)
- 大豆製品(納豆、豆腐、味噌など)
- 乳製品(牛乳、チーズ、ヨーグルトなど)
- ナッツ類(ピーナッツ、ごま、かぼちゃの種など)
- etc...
おすすめの料理
血中のヒスタミン濃度を下げるために役立つおすすめの料理をご紹介します。
おすすめの料理
- 和食:カツオの竜田揚げ、納豆ご飯など
- 洋食:クリームチーズパスタ、クリームシチューなど
- デザート:リンゴ、ブルーベリー、柿、イチゴ、チョコレートなど
特に、リンゴなどポリフェノールを多く含む食べ物はヒスタミンの放出を抑える働きがあるので、積極的に摂取することをおすすめします。
早漏を悪化させる可能性のある食べ物
早漏の予防や改善のために積極的に摂取したほうが良い食べ物がある半面、早漏を悪化させたり、引き起こす可能性を高めてしまう食べ物も数多く存在しています。
「ED(勃起不全)性早漏」の様に、EDを発症することによって、勃起力が低下し、結果的に早漏の原因となることもあるため、EDの発症リスクを高める食べ物は避けた方が良いでしょう。
何気なく口にしている食べ物によって早漏が悪化してしまっているかもしれません。
特に、現代人は仕事に追われるなど忙しい日々を送っている方が多いため、手軽に取っている食べ物がNGだったりします。
以下の食事には注意しましょう。
早漏予防のために避けたい食べ物
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カロリーの高い食べ物(高カロリー食)
カロリーの高い食べ物(高カロリー食)は、ED(勃起不全)の発症リスクを高める肥満や糖尿病などを招くので、食べるのを控えるか、食べ過ぎないようにしてください。
血中の中性脂肪やコレステロールが増加するので、動脈硬化や血行不良の原因にもなります。
成人男性が1日に必要な摂取カロリーは、2,500kcal前後と言われています。
高カロリー食は、1食分だけで1日の摂取カロリーの約半分を占める可能性があります。
高カロリー食を食べる場合は、その後の摂取カロリーを制限するか適度な運動を行いましょう。
代表的な高カロリー食(1食分のカロリー)
- カツカレー(約1,000kcal)
- カツ丼(約900kcal)
- ピザ(約850kcal)
- カルボナーラスパゲッティ(約750kcal)
上記の高カロリー食以外にも揚げ物や脂身の多い肉類、スナック菓子、カップ麺などもカロリーが高い傾向にあるので、注意しましょう。
塩分が多い食べ物(高塩分食)
塩分が多い食べ物(高塩分食)は、EDの発症リスクを高める高血圧や腎機能の低下などを招くので、食べるのを控えるか、食べ過ぎないようにしてください。
また、塩分を摂取しすぎると、血圧が上がりやすくなり動脈硬化の原因にもなります。
例えば、カップラーメンやインスタントラーメンをスープまで飲み干すと塩分を過剰に摂取する可能性が高くなります。
成人男性が1日に摂取しても良い塩分は、厚生労働省の基準で7.5g未満と言われています。
ただし、世界保健機関(WHO)の基準では、5g未満となっているので、なんにせよ減塩食に努めたほうが良さそうです。
代表的な高塩分食(100g中の塩分)
- イカの塩辛(約8g)
- カップラーメン(約6g)
- インスタントラーメン(約5g)
- いくら・すじこ(約2g~5g)
上記の高塩分食以外にも外食やコンビニ弁当、インスタント食品なども塩分が多い傾向にあるので、注意しましょう。
脂肪が多い食べ物(高脂肪食)
脂肪が多い食べ物(高脂肪食)は、EDの発症リスクを高める脂質異常症(高脂血症)などを招くので、食べるのを控えるか、食べ過ぎないようにしてください。
また、脂肪を摂取しすぎると前立腺がんの発症リスクも高めることになります。
前立腺がんは、EDと深く関係している病気の一つなので、脂肪を控えた食事が大切です。
成人男性が1日に摂取しても良い脂肪は、約50gと言われています。
ただし、脂肪を摂取する際は、炭水化物やタンパク質とともにバランスよく摂取することが大切です。
代表的な高脂肪食(100g中の脂質)
- クレープ(約20g)
- ハンバーガー(約14g)
- ミルフィーユ(約13g)
- フライドポテト(約11g)
上記の高脂肪食以外にも乳製品(生クリームやチーズ、バターなど)やマヨネーズ、ファーストフードなども脂肪が多い傾向にあるので、注意しましょう。
糖質が多い食べ物(高糖質食)
糖質が多い食べ物(高糖質食)は、EDの発症リスクを高める糖尿病などを招くので、食べるのを控えるか、食べ過ぎないようにしてください。
また、糖質を摂取しすぎると認知症の発症リスクも高めることになります。
セロトニンを生成しやすい食べ物として炭水化物(糖質)を摂取することは大切ですが、摂り過ぎはNGということです。
成人男性が1日に摂取しても良い糖質は、約320gと言われています。
代表的な高糖質食(100g中の糖質)
- 食パン(約42g)
- うどん(約20g)
- おもち(約51g)
- カステラ(約61g)
上記の高糖質食以外にもケーキやプリン、シュークリームなども糖質が多い傾向にあるので、注意しましょう。
早漏の予防に役立つ生活習慣
規則正しい生活習慣を心がけ、実践するということが早漏の予防や改善に繋がります。
早漏の予防に役立つ生活習慣をご紹介します。
早漏の予防に役立つ生活習慣
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生活習慣病の予防
生活習慣病は、EDの発症や悪化に繋がります。
つまり、生活習慣病を予防するということは、EDを予防すること、ひいては早漏の予防や改善に繋がることと同義と考えても良いでしょう。
厚生労働省では、生活習慣病を以下のように定義しています。
食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣が、その発症・進行に関与する疾患群
肥満や糖尿病、高血圧、脂質異常症(高脂血症)などが代表的な生活習慣病として挙げられます。
これらの生活習慣病は、脳から陰茎へ繋がる勃起神経に障害を与えたり、勃起に必要な血管に対しても動脈硬化などの形で悪影響を与えます。
生活習慣病を予防し、勃起に重要な神経や血管などに起こる様々な障害を防ぐことが大切です。
陰茎周辺の神経や血管の保護
生活習慣病以外にも、陰茎に関する疾患や交通事故などによって、勃起に重要な神経や血管に障害を与えることがあります。
例えば、日常生活の中で、「持続勃起症(プリアピズム)」や「陰茎形成性硬結症(ペロニー病)」といった疾患を突発的に発症することがあります。
これらの疾患を治療せず放置すると勃起に関わる神経や血管を傷つけ、EDの原因になります。
また、交通事故や運動中の物理的な衝撃などによって陰茎周辺の神経や血管を傷つけてしまい、EDになることもあります。
交通事故などのいつどこでどのように発生するかわからない突発的な現象を対策することは難しいかもしれません。
しかし、サッカーや野球、ラグビーなど陰茎周辺に強い衝撃が加わる可能性のあるスポーツをする場合は、股間プロテクターを装着するなどして、陰茎周辺を保護したほうが良いでしょう。
前述した様に、EDによって早漏になってしまうこともあります。
陰茎周辺の神経や血管の保護はEDの予防に限らず、早漏の予防にもなるということを覚えておきましょう。
睡眠時間の十分な確保
何らかの睡眠障害によって慢性的な睡眠不足になっている方は早漏の発症リスクが高まるとされています。
睡眠不足によって免疫力が低下したり、精神状態が不安定になると、脳内の情報伝達能力が低下し、自律神経の乱れに直結します。
自律神経が乱れると、自分の意志で射精をコントロールしづらくなるので、結果的に早漏に繋がるのです。
何気ない日常生活の中には、睡眠不足の原因となることが含まれているので、注意しましょう。
睡眠不足の原因
- 睡眠障害(睡眠時無呼吸症候群など)
- カフェイン(コーヒーなど)の過剰摂取
- アルコール(お酒)の過剰摂取
- ニコチン(タバコ)の過剰摂取
- 長時間労働
- ストレス
- etc...
また、本来は深い眠りであるノンレム睡眠中に男性ホルモンである「テストステロン」が集中的に分泌されます。
しかし、何らかの睡眠障害により睡眠不足になると、テストステロンの分泌がされにくくなってしまいます。
テストステロンの低下は精力や性機能の低下を招く原因となり、結果として早漏に繋がります。
何らかの睡眠障害を抱えている方は、内科、精神科、循環器科、呼吸器科などの専門の病院やクリニックへ行き、早急に治療しましょう。
現代人は、ついついスマホでSNSや動画などを見続けてしまい、夜更かしをして睡眠時間を削りがちです。
毎日決まった時間に就寝と起床を繰り返し、十分な睡眠時間を確保するようにしましょう。
ストレスをため込まない
ストレスは睡眠不足の原因になるだけではありません。
早漏の原因の中には「心因性早漏」と呼ばれるものがあります。
何らかの精神的な要因(ストレスや緊張など)で自律神経が乱れやすくなると、早漏になることがあるのです。
逆に言えば、精神的なストレスをため込まないことが早漏の予防に直結するということです。
「ストレスを受けているかもしれない」と感じたら、ストレスの原因となる何らかの刺激「ストレッサー」を探してみてください。
成人男性では、主に仕事や家族(親、パートナー、子供、ペットなど)、金銭問題がストレッサーとなる可能性があります。
一個ずつ、何が自分を苦しめている原因なのか検証し、取り除いていくことが早漏の発症リスクを下げることに繋がります。
自慰行為の方法を見直す
間違った自慰行為(マスターベーション/オナニー)を続け、習慣化してしまうとEDや早漏を含む様々な射精障害を引き起こす可能性が高まります。
間違った自慰行為のやり方
- 足ピンオナニー
- 強グリップオナニー
- 床オナニー(壁オナニー)
- 前立腺オナニー(アナニー)
- 寸止めオナニー
- 振動オナニー
- 尿道オナニー
- 窒息オナニー(酸欠オナニー)
- etc...
上記の様な自慰行為に心当たりがある方は、一般的なやり方に戻したり、回数を減らし、習慣化しないように気をつけましょう。
また、間違った自慰行為とまでは言えないものの、早漏になりやすくなる自慰行為も存在します。
早漏になりやすくなる自慰行為
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包茎状態で自慰行為
包茎と早漏には、深い関連性があります。
元々、包茎の方は陰茎への性的刺激に対して敏感なため、「過敏性早漏」という早漏になりやすいのです。
包茎の方の中には、包皮を上下に動かして自慰行為を行う方が一定数存在します。
包茎状態での自慰行為は、亀頭の性感帯部分が性的刺激に慣れなくなる原因となるため、本番の性行為の際に少しの性的刺激によって射精しやすくなってしまうのです。
仮性包茎や真性包茎などの包茎は外科手術で治療できます。
早漏の予防や改善のために外科手術を検討してみても良いでしょう。
脱力状態で自慰行為
自慰行為をお尻の穴が開きっぱなしになる様な感じで脱力しながら行っていると骨盤底筋(PC筋)やその周辺(下半身周り)の筋肉が弱まります。
特に、骨盤底筋は勃起に欠かせない重要な役割を持つ筋肉として知られており、陰茎海綿体に流れ込んだ血液を体内へ逆流させないように働き、勃起を維持させる役割があります。
しかし、脱力状態での自慰行為に慣れてしまうと骨盤底筋が衰えてしまうため、そういった役割を果たせなくなってしまいます。
必然的に勃起力が弱まり、勃起の維持どころか完全な勃起すらできなくなるため、半勃起状態での射精が習慣化してしまうことがあります。
半勃起状態にしかできなくなると、本番の性行為の際に陰茎を硬くできず、陰茎が膣内の圧力に負け、性的刺激を受けやすくなってしまうのです。
また、骨盤底筋が衰えると、射精の勢いが無くなったり、射精のコントロールが難しくなる、「衰弱性早漏」という早漏になりやすくなります。
衰弱性早漏は、テストステロンの分泌量が低下してくる、40代以降の中高年層に多く見られます。
普段の自慰行為の際、お尻の穴を引き締めて陰茎を持ち上げる様な態勢で行っている方は問題ありません。
脱力状態で自慰行為をしている方は、骨盤底筋を意識しながらお尻を締めて行うようにしましょう。
速射や連続射精する自慰行為
自慰行為を始めてから射精までの時間を意図的に早くする、「速射の自慰行為」や短時間で何度も射精を繰り返す「連続射精する自慰行為」は早漏になりやすくなるので注意が必要です。
どちらの自慰行為も日常的に繰り返してしまうと、脳が早く射精することを覚えてしまうことがあります。
本番の性行為の際にも、射精の我慢が難しくなるため、早漏の原因となります。
性的刺激に対して極端に敏感になってしまうこともあるため、過敏性早漏を悪化させてしまう原因にもなります。
自慰行為の際は、極端に早い射精は避け、自分の意図するタイミングで射精できるようにすることが大切です。
弱過ぎるグリップで自慰行為
個人差はありますが、自慰行為の際に陰茎を握るときの握力は「ゆで卵が潰れないくらいの強さ」が理想とされています。
陰茎を強い力で握って自慰行為をする、いわゆる「強グリップオナニー」は良くありませんが、逆に弱過ぎるグリップで自慰行為するのも良くありません。
本番の性行為の際に、膣内の圧力が強力な性的刺激に感じてしまうことがあるからです。
難しいかもしれませんが、陰茎を握る力は、強過ぎず、弱過ぎないように意識して自慰行為するようにしましょう。
早漏の予防に役立つトレーニング方法
世の中には、早漏を予防するために考案された様々なトレーニング方法があります。
基本的には地道な努力が必要で時間もかかりますが、継続することで徐々に性的刺激に慣れ、射精までの時間を延長させることができます。
自宅で簡単にできるトレーニング方法もあるので、食生活や生活習慣を見直すのと同時に習慣化することをおすすめします。
早漏の予防に役立つトレーニング方法をご紹介します。
早漏の予防に役立つトレーニング方法
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骨盤底筋体操(ケーゲル体操)
骨盤底筋体操(ケーゲル体操)とは、元々は、1940年代にアメリカの産婦人科医「アーノルド・ヘンリー・ケーゲル」という人物が妊婦(特に出産後)の尿漏れや尿失禁を防ぐために考案した運動のことです。
男性の場合、骨盤底筋を鍛えるトレーニング方法の一つとして用いられています。
骨盤底筋を直接強化できるので、尿漏れや尿失禁はもちろん、勃起力の向上や射精力(射精の勢いなど)の改善に役立ちます。
また、射精をコントロールできるようになるともされており、早漏の予防や改善にも効果が期待できます。
ケーゲル体操のやり方
- 呼吸しながら、ゆっくりと肛門を引き締める
- 肛門を引き締めた状態を約10秒~20秒維持する
- ゆっくりと肛門を緩め約40秒間リラックスする
- この収縮と弛緩の動きを約10回繰り返す
- 上記までを1セット(約10分)として、1日3セット~10セットを目安に行う
※事前にトイレに行って排尿し、膀胱を空の状態にしておきましょう
簡単に言えば、肛門を引き締めたり、緩めたりを繰り返すトレーニングです。
主に衰弱性早漏の方におすすめです。
スクイーズ法
スクイーズ法とは、自慰行為の際に陰茎や性感帯などに性的刺激を与え、射精しそうになったら動きを止めて射精を我慢するというトレーニング方法のことです。
早漏の予防に役立つトレーニングとしては、最も一般的な方法として知られています。
地道にトレーニングを継続していけば、射精を我慢する感覚を身につけることができるので、少しずつ射精までの時間を延長させることができるとされています。
とある研究では、スクイーズ法によって約80%以上の男性が3ヶ月以内に射精までの時間を延長できたという研究結果が報告されています。
スクイーズ法のやり方
- 通常の自慰行為を行い、陰茎や性感帯に性的刺激を与える
- 射精感が出てきたら動きを止める
- 必要なら手で陰茎の亀頭部分を圧迫し、射精感を遠ざける
- 射精を我慢する
- 上記までを1セットとして複数回繰り返す
※最終的には射精するようにしましょう
簡単に言えば、性的刺激に慣れることを目的としたトレーニングです。
主に過敏性早漏の方におすすめです。
セマンズ法(スタート&ストップ法)
セマンズ法(スタート&ストップ法)とは、パートナーに協力してもらい、手淫(いわゆる、手コキ)や膣性交(通常の性行為)などで射精を我慢できるようにするトレーニング方法のことです。
基本的なやり方は、スクイーズ法とほとんど同じです。
大きな違いは、自分でするかパートナーにしてもらうかの違いになります。
最初は、男性がリラックスした姿勢で横になり、パートナーの手で陰茎に性的刺激を加える方法が効果的とされています。
射精を我慢する感覚さえ身につければ良いので、パートナーとの性行為でより実践的に行うのも有効です。
また、口腔性交(オーラルセックス)、いわゆるフェラチオでも構いません。
パートナーが性的刺激を加える方法
- 手淫(手コキ)
- 膣性交(通常の性行為)
- 口腔性交(フェラチオ)
- 肛門性交(アナルセックス)
- etc...
簡単に言えば、実際の性行為で性的刺激に慣れることを目的としたトレーニングです。
定期的に性行為を行い、ひたすら回数をこなすことで、射精がコントロールできるようになり、早漏が改善する方もいます。
主に過敏性早漏の方におすすめです。
オナホールトレーニング(TENGAトレーニング)
オナホールトレーニングとは、その名の通り、オナホールを用いて射精を我慢できるようにするトレーニング方法のことです。
オナホールで有名な「TENGA」をトレーニングツールとして用いることもあるため、「TENGAトレーニング」と呼ばれることもあります。
TENGAトレーニングは、性具(アダルトグッズ)メーカーの「株式会社TENGA」が推奨している早漏のためのトレーニング方法です。
ちなみに、オナホールとは、アダルトグッズの一つで、陰茎を膣内へ挿入する快感を疑似的に再現するように作られた製品のことです。
「オナニーホール」を略した言葉で、「オナホ」とも呼ばれます。
オナホールトレーニングのやり方
- オナホール(またはTENGA)とローションを用意する
- オナホールにローションを入れる
- 陰茎をオナホールに挿入する
- ゆっくりと性的刺激を与える
- 射精感が出てきたら動きを止め、オナホールを抜く
- 射精感が消えたら再度陰茎をオナホールに挿入する
- 上記までを1セットとして複数回繰り返す
※最終的には射精するようにしましょう
最近では、「電動オナホール」という自動で動くタイプのオナホールもあります。
オナホールトレーニングによって射精までの時間が延長できるようになった方は、より強い性的刺激に慣れるため、使用を検討してみても良いでしょう。
主に過敏性早漏の方におすすめです。
イメージトレーニング
イメージトレーニングとは、性的なことをイメージ(想像)して射精を我慢できるようにするトレーニング方法のことです。
重度の早漏の場合、性的刺激を受ける前に性的なことをイメージするだけで射精してしまうことがあります。
自慰行為や性行為に不慣れな方に多く見られます。
そんな方は、イメージトレーニングから始めましょう。
性行為をしている様子や自分にとって性的刺激に繋がることをイメージするのがポイントです。
性的なことをイメージしても射精を我慢できるようになってきたら、スクイーズ法やオナホールトレーニングと組み合わせて行うとより効果的です。
主に心因性早漏の方におすすめです。
性行為中の早漏対策
性行為中のいざという時のために使える早漏対策がいくつかあります。
射精を我慢するコツや射精に至りにくい体位などを解説するので、念のため、覚えておくと良いでしょう。
早漏を予防できる性行為中の対策をご紹介します。
性行為中の早漏対策
- 挿入後すぐに動かない
- 肛門を締める
- 陰嚢(金玉)を下に引っ張る
- 一時的に性行為を中断して休憩する
- 前戯の時間を伸ばす
- 体位を変更する
- 別のことをイメージする
- 性行為前に自慰行為で射精する
- 厚手のコンドームを使用する
- 抗ヒスタミン薬を服用する
- 抗うつ薬(抗不安薬)を服用する
- 早漏治療薬を服用する
- ED治療薬を服用する
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挿入後すぐに動かない
女性の膣内に陰茎を挿入した後、しばらく動かないでじっとした状態を維持することをおすすめします。
挿入直後は、陰茎の感覚が敏感で、ちょっとしたことでも性的刺激を感じやすくなっているからです。
膣内の圧力による性的刺激に陰茎が慣れてからゆっくりと動き始めるようにすると良いでしょう。
早漏対策の中では、最も地味でシンプルな方法になるかもしれません。
しかし、意識的にも性的興奮状態を抑えることは、射精感を弱めることに繋がります。
挿入後、射精感が来やすい方は、動かず深呼吸をして性的興奮を抑えるようにすると良いでしょう。
肛門を締める
性行為中に肛門を締めることで射精を我慢できる場合があります。
肛門を締めることで、肛門の近くにある骨盤底筋(PC筋)にも力が入るからです。
骨盤底筋は、勃起の維持や射精をコントロールする筋肉としても知られています。
射精感が出てきたら、一度ピストン運動などの動きを止めて肛門を締めてみましょう。
射精感が引くまで力を入れ続けるのがポイントです。
人によっては、これだけで射精を我慢することができます。
陰嚢(金玉)を下に引っ張る
性行為中に陰嚢(金玉)を下に引っ張ると射精感を抑えやすくなると言われています。
この方法は、引っ張る部位の名称から「金玉ブレーキ」と呼ばれています。
男性は射精しそうになると陰嚢内の精巣(睾丸)が上方向に持ち上げられている状態になります。
そのため、持ち上げられている精巣を陰嚢ごと下に引っ張ることで、射精感を落ち着かせ、射精を止めることが期待できるのです。
もちろん、個人差があるため、万人の男性に通用する方法ではありませんが、試してみる価値はあるでしょう。
ただし、痛みや違和感が出るようであれば、無理やり陰嚢を引っ張らないようにしましょう。
一時的に性行為を中断して休憩する
陰茎を膣内から抜き、一時的に性行為を中断して休憩することは早漏対策になります。
陰茎への性的刺激が中断されるので、性的興奮を抑えることができます。
一時的に性行為を中断するのが難しければ、動きだけを止めて、水を一口飲む程度の休憩でも良いでしょう。
水を飲むことで、より性的興奮をクールダウンさせることができるはずです。
ベッドの近くに水を置いておけば、自然と給水タイムを装って射精を抑える時間を稼ぐこともできます。
ちょっとした休憩でも射精感を抑えることができる方は、さっと一口飲めば、すぐに性行為に戻ることもできます。
早漏だと知られたくない方におすすめの方法です。
前戯の時間を伸ばす
陰茎を膣内に挿入する前に前戯の時間を伸ばすことは早漏対策になります。
女性はじっくりと時間をかけて前戯を行うと、陰茎の挿入後に性的快感を得やすく、絶頂(オーガズム)に達しやすい傾向があります。
結果的に、パートナーの女性が男性よりも先に絶頂に達しやすくなるのです。
男性が早漏だとしても、パートナーの女性が満足できていれば、気にならなくなるかもしれません。
また、前戯の時間を伸ばすことで、本番の性行為の際に男性側は心の余裕が生まれやすいので、比較的リラックスして挿入できるはずです。
焦りや不安から早漏を引き起こしやすい方におすすめの方法です。
体位を変更する
性行為の際には、自分が気持ち良いと思える体位や動きやすい体位などが存在します。
それと同様に、早漏になりやすい体位や射精を我慢しやすい体位も存在しています。
女性が好むとされている正常位や騎乗位、後背位(バック)は早漏になりやすい体位とされています。
特に、正常位は最も早漏になりやすい体位として知られています。
逆に言えば、体位を変更すれば射精までの時間を延ばすことができるということです。
寝後背位(寝バック)や後側位(横バック)は、挿入が浅くなりやすいため、陰茎への性的刺激が少なく、射精を我慢しやすい体位です。
どちらも基本的に横になった状態で背面から女性を抱く形になるので、腰の動きを自分で制御しやすいのもポイントです。
また、座位(対面座位や背面座位など)も垂直姿勢により交感神経が抑えられ、腰を振りにくいため、早漏対策には有効とされています。
射精を我慢しやすい体位
- 寝後背位(寝バック)
- 後側位(横バック)
- 対面座位
- 背面座位
- etc...
人によって性的刺激を感じにくい体位は異なります。
自分にとって余裕のある体位を覚えておくと良いでしょう。
別のことをイメージする
性行為中に性的なこととは全く関係ない別のことをイメージすることは早漏対策になります。
意識をそらして性的興奮を抑えることができます。
実際に効果的とされている具体的なイメージ例(想像例)は、以下の通りです。
具体的なイメージ例
- 痛みをイメージする
- 怖いものをイメージする
- 動物の死骸をイメージする
- 自分のおばあちゃんの顔をイメージする
- etc...
基本的には、性的なことや快楽的なこととは全く関係ないネガティブなことをイメージするのがポイントです。
特に、自分が嫌だと思うことや不快だと思うことを想像すると射精感を抑えやすくなるでしょう。
逆に、美味しい食べ物や楽しい思い出など高揚感が高まりやすいことをイメージしてしまうと性的快楽に繋がりやすくなるので、あまりおすすめはできません。
性行為前に自慰行為で射精する
性行為前に自慰行為で射精することで、次の絶頂までに時間がかかるため、結果的に射精までの時間を延ばすことができます。
精巣内に精液が溜まっていない状態だと絶頂や射精がしにくくなるという性質を利用した方法です。
簡単に言えば、「本番前に射精してしまおう」というものです。
本番の性行為直前であればあるほど、次の射精までの時間を延ばすことができます。
また、一度射精してしまえば、性的興奮状態を抑えることもできます。
しかし、ある程度の精力がないと本番の性行為の際に勃起ができなくなることがあるので、注意が必要です。
実践する際は、自分の精力や体調などを考慮しながら、タイミングを見計らって行うようにしましょう。
厚手のコンドームを使用する
本来、避妊や性感染症予防のために使用されるコンドームですが、厚手のコンドームを使用することで早漏対策になります。
コンドームは、厚ければ厚いほど物理的に陰茎に加わる性的刺激を緩和することができます。
また、厚手のコンドームによる早漏対策は、性的刺激に弱い過敏性早漏だけではなく、心因性早漏にも効果的とされています。
「厚手のコンドームを装着している」と思うだけで性行為に対しての安心感や自信に繋がるからです。
さらに、ほとんどの場合、性行為の際には自然とコンドームを装着するはずです。
パートナーの女性にバレにくいため、現実的な早漏対策の一つとして活用できるでしょう。
薬局やドラックストアでは、早漏防止用コンドームとして多くの製品が販売されています。
簡単に手に入るので、興味がある方は探してみましょう。
抗ヒスタミン薬を服用する
早漏の方は、ヒスタミンの働きが活発化しやすい傾向があるため、ヒスタミンの作用を抑制する抗ヒスタミン薬が有効である場合があります。
性行為前に抗ヒスタミン薬を服用すれば、血中のヒスタミン値を下げておくことができます。
抗ヒスタミン薬は、主に花粉症の治療薬として用いられています。
市販薬(OTC医薬品)として販売されているので、薬局やドラックストアなどで購入することができます。
花粉症、かつ早漏の方は、血中のヒスタミン値がさらに上昇しやすいと考えられるので、一度試してみても良いでしょう。
抗うつ薬(抗不安薬)を服用する
心因性早漏の方は、性行為の前にSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)やSNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)、SDA(セロトニン・ドーパミン遮断薬)などの抗うつ薬(抗不安薬)を服用することが有効である場合があります。
抗うつ薬には、ドーパミンやノルアドレナリンなどのバランスを整える「抗うつ作用」や「抗不安作用」があるため、勝手に射精しないように制御してくれるのです。
心因性早漏が原因で射精を我慢できない方は、抗うつ薬の服用を検討してみると良いでしょう。
ただし、抗うつ薬の種類によっては、「薬剤性ED」を引き起こす可能性があります。
EDになってしまうと性行為どころではなくなってしまうので、抗うつ薬の服用には注意が必要です。
早漏治療薬を服用する
単純に、早漏治療薬を服用する方法もあります。
その名の通り、早漏を治療するための薬剤なので、最も効果が期待できる方法と言えるでしょう。
早漏治療薬には、「内服薬(飲み薬)」と「外用薬(塗り薬)」があります。
いずれも、射精までの時間を一時的に延長する効果があります。
主な早漏治療薬
内服薬 | プリリジー(ダポキセチン) |
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ポゼット(ダポキセチン) | |
外用薬 | トノス(テストステロン) |
リドスプレー(リドカイン) | |
キシロカインゼリー(リドカイン) |
当クリニックでは、プリリジーやポゼットなどの早漏治療薬を取り扱っています。
興味がある方は、ぜひご検討ください。
ED治療薬を服用する
性行為中の早漏対策には、バイアグラなどのED治療薬の服用も有効とされています。
陰茎は硬くなればなるほど、膣内の圧力による性的刺激に強くなる傾向があります。
ED治療薬を服用すると勃起時に陰茎が硬くなるため、性的刺激に対する耐性ができ、射精までの時間を延ばすことができるのです。
そのため、「過敏性早漏」や「衰弱性早漏」、「ED(勃起不全)性早漏」など幅広い早漏に対して効果が期待できます。
ED治療薬によって性行為に対して不安が無くなり、自信がつけば「心因性早漏」に対しても有効となるでしょう。
また、プリリジーなどの早漏治療薬やバイアグラなどのED治療薬は併用することが可能です。
当クリニックでは、どちらもを取り扱っているので、興味がある方は、ぜひご検討ください。
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早漏治療のよくある質問(FAQ)
早漏治療はすぐにできますか?
早漏は来院当日から治療可能です。
当クリニックでは、早漏治療薬のプリリジーなどを処方をしております。
来院(問診票記入)から早漏治療薬の処方(お会計)までにかかる時間は、クリニック内の混み具合にもよりますが、約10分~30分で終了いたします。
早漏治療薬に副作用はありますか?
早漏治療薬によって細かい副作用は異なりますが、一時的な頭痛やめまいなどが見受けられる場合があります。
早漏治療薬を飲むと射精できなくなりますか?
早漏治療薬を服用しても射精は可能なので、ご安心ください。
早漏治療薬は、射精までの時間を延長させる効果がありますが、性感度が落ちることはありません。