スタッフブログ
中折れEDを否定しないで
EDについて
2019年5月22日

どのような病気でも、患者さんは「自分は病気ではない」と思いたいものです。
ED(勃起不全症)はプライドにかかわるので、患者さんはさらに強くEDを否定しようとします。
そして中折れEDの患者さんは、それよりももっと強く「自分はEDではない」と思う傾向があります。
それは、中折れEDはれっきとしたEDなのに「EDではないような現象」があるからです。
中折れEDを否定せず、早期の治療に取り組むことを強くおすすめします。
中折れEDとは
中折れEDとは、自力で勃起して性交を始めることはできるものの、挿入中に勃起がやんでしまう症状です。
途中で「竿(さお、ペニスの隠語)」が折れてしまうことから、このような名称がついていています。
中折れEDは器質性のEDと考えられていますが、しかし性交の失敗が続くと心因性のEDに進展してしまいかねません。
器質性EDとは糖尿病や高血圧など体に異常があって勃起しないEDのことです。
一方、心因性EDはストレスなど心の問題で起きるEDです。
「できる」ことにまどわされないで

中折れEDは自力で勃起ができているのですが、れっきとしたEDです。
しかし中折れEDの患者さんの多くは「勃起しているのにEDのはずがない」と考えてしまい、治療に着手しようとしません。
この傾向は、相談目的で来院する患者さんによくみられます。
患者さんは「EDではないと思うのですが、性交中になえてしまうんです」とおっしゃいますが、残念ながらほとんどの場合、その症状はED治療の対象となってしまいます。
つまり中折れEDとは「性交ができるED」といえるのです。
多くの方は、勃起とはペニスに血液が流れ込むことで生じる現象、と理解していると思いますが、実はもうひとつの現象が起きています。
それは、ペニスから血液が流出することを防ぐ現象です。
血液が「入ってきて」「出ていかない」から勃起するのです。
中折れEDは、この「血液が入る」現象と「血液が出ていかない」現象が中途半端な状態なのです。
まとめ~気軽に相談してください
中折れEDはEDの初期段階ですので、早めに治療をして心因性のEDなどに進展させないようにしたいものです。
そのためには、性交中に異変を感じたら、それがどれほど小さい現象でもED専門クリニックに相談することが大切です。
ED専門クリニックは「性のお悩み相談所」でもあるので、気軽に相談してください。
最後までお読みいただきありがとうございます。

どうも!新橋ファーストクリニックの安田です。
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