皆さんは「コンドームED」という言葉をご存知でしょうか。
コンドームを装着すると勃起ができない方や途中で中折れしてしまう方、あるいは射精できない方はコンドームEDを発症している可能性があります。
実際にコンドームEDで悩んでいる方やコンドームEDかもしれないとお悩みの方は、ぜひ当コラムをお読みください。
当コラムを読むことで改善に役立つかもしれません。
今回は、コンドームEDの原因や対処方法について解説します。
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コンドームEDとは?
コンドームEDとは、コンドームが原因で起きるED(勃起不全)や中折れなどを指す言葉です。
主に、コンドームを陰茎に装着した時だけ勃起できなかったり、性行為の途中で中折れしてしまったりする現象のことを言います。
人によっては、コンドームを装着しようと思った段階で勃起できなかったり、萎えた状態が続くこともあります。
原因は人によって様々ですが、精神的な状態に左右され発症することが多いため、「心因性ED」の一種とされています。
ただし、医学的に「コンドームED」という疾患名があるわけではないので、勘違いしないようにしましょう。
コンドームEDの主な症状
- コンドームを装着すると勃起できない
- コンドームを装着すると射精できない
- コンドームを装着すると射精まで極端に遅くなる
- コンドームの装着中に中折れする
- コンドームの装着前に萎える
- etc...
上記に該当する症状が見られる場合は、コンドームEDかもしれません。
コンドームEDの原因
本来、コンドームは望まない妊娠を避けるための避妊具や性感染症(性病)予防ツールとして使用されるものです。
しかし、人によってはEDや中折れを招いてしまう原因になります。
コンドームEDの原因は、主に心因性によるものが多いとされていますが、人によって様々です。
コンドームEDの主な原因をご紹介します。
コンドームEDの主な原因
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性的刺激不足
コンドームを装着すると性的刺激が感じにくくなるため、陰茎への感度が低下することがあります。
感度が下がって、気持ち良くなれないと萎えて勃起が維持できなくなったり、射精ができない原因になります。
また、無意識のうちに「コンドームを装着しない方が気持ち良い!」や「コンドームを装着すると気持ち良くない!」と思い込んでしまうことも勃起や射精ができなくなる原因となります。
トラウマ体験
コンドームの装着が上手くできなかったり、コンドームを装着した状態で射精できない、あるいは性行為が失敗したなどの経験があると「トラウマ体験」として記憶に刻まれることがあります。
こういったトラウマ体験が積み重さなると、無意識のうちに「コンドーム=性行為が失敗する道具」などと負の認識をするようになってしまいます。
過去のトラウマ体験のせいでコンドームに対して何らかの負の印象を抱えていると、コンドームを装着しようとするだけでも嫌な記憶がフラッシュバックして不安に襲われ、反射的に萎えてしまったりするのです。
基本的に、何らかの精神的な要因(ストレスや緊張など)で勃起ができなかったりする「心因性ED」と原理は同じです。
プレッシャー(精神的な圧迫)
トラウマ体験と似ていますが、若干異なる心因性の原因として「プレッシャー(精神的な圧迫)」が挙げられます。
性行為自体の経験が乏しかったり、前述した様なトラウマ体験を抱えていると性行為に強い緊張感を持ってしまうことがあります。
プレッシャーは焦りとなって実際にコンドームの装着を失敗させたり、性行為の失敗を引き起こす原因になります。
そういった負の連鎖が続いてしまうと、コンドームに対し苦手意識や嫌悪感が生まれ、勃起どころではなくなってしまうことがあるのです。
何らかの精神疾患
うつ病や男性更年期障害(LOH症候群)などの何らかの精神疾患を抱えている方は心因性EDを発症しやすい傾向があります。
そのため、心因性EDの一種であるコンドームEDも発症しやすくなると言えます。
ただでさえ精神的に不安定になりやすいため、ちょっとした失敗でもコンドームに対してトラウマを抱えたり、プレッシャーを感じやすくなってしまうのです。
コンドームEDの対処方法
コンドームEDが原因で上手く勃起できないと次第に性行為自体から遠ざかってしまう方が一定数存在します。
セックスレス状態に陥り、パートナーや夫婦間の関係が悪化することもあるのです。
コンドームEDは改善できない症状ではありません。
諦める前にコンドームEDを改善するための対処方法を試してみましょう。
コンドームEDの主な対処方法をご紹介します。
コンドームEDの主な対処方法
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パートナーに協力してもらう
パートナーに協力してもらい、コンドームを装着する前から性的刺激を中断させないことがコンドームEDの対処方法の一つです。
コンドームを装着すると、陰茎の感度は低下しやすくなります。
陰茎への直接的な刺激では勃起しづらくなるので、勃起を維持するためには自分でコンドームを装着しつつ、パートナーに性感帯などを刺激し続けてもらうことが有効になります。
また、パートナーにコンドームを装着して貰いつつ、装着中にはパートナーの体を触さわるなどして、性的興奮を高めることも効果的とされています。
とにかく、コンドームを装着する際は、常に何らかの性的刺激や性的興奮などを中断させない(性的快感を途切れさせない)ことが大切です。
パートナーに協力を頼むのは、羞恥心や抵抗感があるかもしれませんが、症状の理解や勃起の後押しに繋がるので、ぜひ試してみましょう。
自分に合ったコンドームを選ぶ
自分に合ったコンドームを選び、少しでもコンドームに対する苦手意識や嫌悪感などを軽減させることもコンドームEDの改善に役立ちます。
自分に合った最適なコンドームを見つけられれば、トラウマやプレッシャーなど精神的なストレスを受けにくくなるはずです。
また、コンドームの種類によっては陰茎への感度が極端に低下するのを防ぐことができる製品もあります。
コンドームを選ぶ際のポイントをご紹介します。
コンドーム選びのポイント
サイズ | コンドームには様々なサイズの製品があります。 自分の陰茎の長さや太さにあったサイズのコンドームを選びましょう。 装着の失敗リスクなどを軽減できます。 |
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素材 | コンドームには「ラテックス」「ポリウレタン」「イソプレンラバー」などの素材を使った製品があります。 触った時の柔らかさや質感、アレルギー耐性などを考慮して選びましょう。 |
薄さ | コンドームには様々な厚さの製品があります。 現状、厚さ0.01mmのコンドームが世界最薄なので、比較的刺激が陰茎に伝わりやすくおすすめです。 |
潤滑剤 | 基本的にどのコンドームも内側には、潤滑剤が予め塗布されています。 陰茎とコンドームを密着させて、装着の補助をしたり、コンドームの劣化防止などの役割があります。 脱落や破損などによる装着の失敗リスクが軽減できます。 潤滑剤がしっかり塗布されているコンドームを選びましょう。 |
潤滑ゼリー | コンドームの種類によっては、外側に潤滑ゼリーが予め塗布されている製品があります。 性交痛を緩和したり、挿入がスムーズになるので、なるべく潤滑ゼリーが多く塗布されているコンドームがおすすめです。 |
メーカー | コンドームを製造販売しているメーカーは日本国内に限らず、海外にも多くあります。 国産メーカーによって品質管理が徹底されている日本製のコンドームがおすすめです。 基本的に日本人向けに製造されているので、比較的相性が良いはずです。 |
コンドーム・マス法でトレーニングする
コンドーム・マス法でトレーニングすることもコンドームEDの改善に繋がります。
コンドーム・マス法とは、コンドームに慣れるためのトレーニングのことです。
コンドームEDだけでなく、膣内射精障害を改善する効果も期待できるとされています。
コンドーム・マス法の基本的な手順
- コンドームの内側に潤滑剤(ローションなど)を垂らす
- 陰茎にコンドームを装着する
- コンドーム内を女性の膣内のぬるぬるした状態に似せる
- そのまま、コンドームが外れないように自分の手で陰茎に性的刺激を加える
- 柔らかいグリップ力で握り続ける(強く陰茎を握らない)
- 女性の膣内でピストン運動をしているイメージで手を動かす
- 絶頂し、射精する
自慰行為(マスターベーション)に近いトレーニングですが、コンドームと正面から向き合うことでコンドームに対する負の印象を払拭することが期待できます。
慣れてきたら、パートナーの手を借りるなどして、徐々に性行為に近い動作へ移行していくとさらに効果的です。
この方法は、1回や2回程度では改善効果が薄いので、パートナーと協力して根気強くトレーニングを続けることが大切です。
ED治療薬を服用する
コンドームEDは心因性EDの一種なので、心因性EDに効果のあるバイアグラなどのED治療薬の服用も改善に役立ちます。
ED治療薬は、勃起しやすい状態を半ば強制的に作り出すことができます。
若干、荒療治に近いかもしれませんが、ED治療薬によって成功体験や自信を得ることも大切です。
「ED治療薬があれば大丈夫!」という安心感から精神的に気持ちが楽になり、徐々にED治療薬に頼らなくても問題なく性行為が行えるようになる方が数多くいます。
服用してみると「意外と簡単に性行為ができた」という方がほとんどです。
どうしてもコンドームを装着するとEDを引き起こしたり、中折れしてしまうという方は、バイアグラなどのED治療薬を試してみましょう。
当クリニックでは、バイアグラ以外にも様々なED治療薬を取り扱っています。
ぜひご検討ください。
まとめ~コンドームは性行為には欠かせない~
コンドームは望まない妊娠を避けたり、性感染症(性病)などから自分やパートナーの体を守ってくれるものです。
安全な性行為には欠かせない必需品と言えます。
しかし、人によってはコンドームEDといった弊害をもたらすきっかけとなってしまうことがあります。
思うように勃起や射精ができないのは、男性にとって大きなストレスになり、なにより自信を失ってしまいます。
性生活の質(QOL)が下がってしまうことにも繋がります。
もし、コンドームEDになってしまったら、安心安全な性生活を楽しむためにも前述した改善方法を試してみてください。
スタッフより
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