ED治療薬の中でもバイアグラは知名度が高いものの、中には効かないと感じる方もいます。
そこで今回は、バイアグラが効かない場合に考えられる原因や、服用時の注意点を説明します。
バイアグラの正しい服用方法や注意点を理解しておくだけで、本来のED治療効果を得られる可能性が高まるでしょう。
また、バイアグラ錠25mg・50mg錠・100mg錠の効果の目安についても解説します。
バイアグラは用量を増やせば効果が現れやすくなると考える方もいますが、必ずしもそうとは限りません。
バイアグラの正しい服用方法や対処法をしっかりと身につけ、性行為の成功率をアップさせましょう。
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バイアグラが効かない場合に考えられる原因
バイアグラが効かない場合に考えられる原因は、以下の通り様々です。
バイアグラが効かない場合に考えられる原因
- 長期服用による効果の低下はまれ
- 食事を取っている
- 過剰のアルコールと併用している
- 服用タイミングを間違えている
- 服用量が不足している
- 服用量が過剰になっている
- 強い副作用が現れている
- 性欲が低下している
- 疲れやストレスが溜まっている
- 肥満などで重度のEDに陥っている
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いずれかに当てはまっている場合は、バイアグラの効果が現れにくくなっている可能性が高いです。
以下で詳しく解説するので、一つひとつチェックしながら読み進めてください。
長期服用による効果の低下はまれ
バイアグラを長期間服用することで身体が慣れてしまって効き目が落ちるケースは、基本的にはないとバイアグラの製造販売元はいっています。
しかし、同じバイアグラを同じ用量で使い続けていても、血管が硬くなる、男性ホルモンが減るなど、EDの原因が進むことで効果が低下することは考えられます。
食事を取っている
食事を取った後にバイアグラを飲むと、吸収が悪くなり効果が現れにくくなる可能性があります。
バイアグラの成分は、腸で吸収されるという性質を持っています。
一方で、食事を取ると吸収が阻害され、血中への吸収が悪くなるのです。
ED治療薬の中でも特にバイアグラは、食事の影響を受けやすいとされています。
過剰のアルコールと併用している
過剰のお酒と一緒に飲むことで、バイアグラ本来の効果が得にくくなります。
バイアグラは、血管を拡張させることで陰茎海綿体への血流を促され、結果として勃起が実現しやすくなるという仕組みです。
そのため、バイアグラとお酒を一緒に飲むとアルコールが血流に乗って全身をめぐりやすくなります。
アルコールの飲みすぎで泥酔状態になってしまえば、性行為どころではありません。
いくらバイアグラを飲んでも効かないと感じることでしょう。
服用タイミングを間違えている
服用のタイミングを間違えていることも、バイアグラが効かない原因の一つです。
バイアグラは服用してから約30分〜1時間で効果が出始め、その後徐々に血中濃度が低下していきます。
用量によって異なりますが、バイアグラの効果が出始めてから約3時間〜5時間が経過すると、血中濃度はピーク時の4分の1以下まで低下するのです。
このように、バイアグラが効果を示すタイミングは限定的です。
飲むタイミングを誤ると、勃起効果は得にくくなると認識しておきましょう。
服用量が不足している
EDの症状の重さに対してバイアグラの服用量が不足しているケースも、効かない原因として考えられます。
バイアグラの用量には25mg・50mg・100mgが存在しますが、このうち日本国内で承認されているのは25mgと50mgのみです。
高齢でなく薬の代謝に問題がなければ、バイアグラ錠50mgの処方を受け様子を見るケースが多いでしょう。
服用量が過剰になっている
むやみにバイアグラの服用量を増やしても、期待する効果は得にくいです。
日本国内では安全性を考慮し、一日に服用できるバイアグラの用量は1錠と定められています。
規定以上のバイアグラを服用してしまうと、「ほてり」「頭痛」「動悸」といった副作用が強く現れやすくなります。
このように、身体に不調を感じた状態では、性的興奮を得にくくなり、効かないと感じるケースが多いでしょう。
強い副作用が現れている
副作用が現れているということは、バイアグラが効いている証拠だと考える方もいるでしょう。
たしかに、バイアグラの有効成分が血中に取り込まれているからこそ副作用は現れるものです。
しかし、あまりにも強い副作用が生じてしまえば、性行為どころではありません。
副作用の感じ方には個人差があり、必ずしもバイアグラの効き目とは相関しないと理解しておいてください。
性欲が低下している
性欲自体が低下している場合、バイアグラを飲んでも効かないと感じるケースがあります。
バイアグラをはじめとしたED治療薬は、あくまでも血流を促すことで勃起機能をサポートする役割を果たします。
バイアグラには、性欲を高める効果はありません。
勃起のトリガーとなる性欲がなければ、いくらバイアグラを飲んでも勃起は生じないのです。
疲れやストレスが溜まっている
身体的な疲れや精神的なストレスが蓄積している場合、バイアグラの効き目は低下しやすくなります。
心身ともに健康でなければ、バイアグラの力を借りても勃起には至りません。
長時間労働や人間関係の悪化といったストレス源に心当たりがないか、仕事やプライベートを振り返ってみてください。
肥満などで重度のEDに陥っている
重度のEDに陥っている場合、バイアグラの服用のみでは十分な勃起機能の改善が見られないこともあります。
特に肥満の方は糖尿病や高血圧症といった生活習慣病、ひいてはEDの悪化も引き起こしやすくなるのです。
バイアグラを飲んでも効かないと感じる方は、自身の健康状態を一度見直してみましょう。
バイアグラが効かない!服用における4つの注意点
バイアグラが効かないときに、服用量の増量やED治療薬の変更を検討する方は多いでしょう。
そこで、服用方法を変更する際の4つの注意点を解説します。
バイアグラが効かない!服用における4つの注意点
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①服用量を増やすなら原則50mgまで
バイアグラ錠25mgが効かない場合、服用量を増やすことは一般的です。
しかし、バイアグラの服用は1回1錠までとなっているため、日本では最大50mgとなります。
一度に50mgを超える量のバイアグラを飲んだ場合、副作用が強く現れる恐れがあります。
服用量を増やす際は、必ず医師の判断の下に行うとともに、自己判断でバイアグラを過剰に服用しないよう注意してください。
②服用量を増やしても持続時間は変わらない
勃起改善効果の持続時間を伸ばすためにバイアグラの服用量を増やしたいと考える方もいるでしょう。
しかし、服用量を増やしても有効成分の血中濃度が高くなるのみで、持続時間は長くなりません。
持続時間を伸ばしたい場合は、体内への吸収速度がより穏やかなシアリスというED治療薬を検討するとよいでしょう。
シアリスについては、記事の後半で紹介しています。
③バイアグラジェネリックでも効果は同じ
バイアグラには、「シルデナフィル」というジェネリック医薬品が存在します。
しかし、バイアグラとバイアグラジェネリックの有効成分は同じであるため、効き目もほとんど同じです。
バイアグラが効かない際に、バイアグラジェネリックを試すのは有効な方法ではありません。
④通販サイトのバイアグラは偽造品のリスクが高い
通販サイトで入手できるバイアグラには、偽造品が紛れ込んでいるリスクがあります。
偽造品には、バイアグラの有効成分が所定量含まれていなかったり、健康被害を及ぼす成分が混在していたりします。
バイアグラの処方を受けるために通院するのは、おっくうに感じるかもしれません。
しかし、医薬品本来の効果を得るためにも、病院やクリニックなどの医療機関で医師から処方を受けるようにしましょう。
バイアグラが効かないときに取り組むべき対処法
バイアグラが効かないときは、以下の対処法を試してみてください。
バイアグラが効かないときに取り組むべき対処法
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上記のうち、現在取り組めていない項目から一つひとつクリアしていきましょう。
空腹時に服用する
バイアグラをはじめとしたED治療薬は、空腹時に服用することで効き目が現れやすくなります。
食事と一緒にバイアグラを飲んでしまうと、食事に含まれる脂質成分が腸に膜が張られ、バイアグラの吸収を妨げてしまうためです。
その点、空腹時はバイアグラが血中に吸収されやすいのです。
今まで食後にバイアグラを飲んでいたという方は、空腹時への服用に変更することをおすすめします。
性行為の1時間前に服用する
性行為の1時間前にバイアグラを服用することで、勃起効果を得やすくなります。
バイアグラは、服用してから約30分〜1時間で血中濃度がピークを迎えます。
そのため、余裕を見て性行為の1時間前を目安にバイアグラを服用しましょう。
EDの根本原因を解消する
バイアグラのみに頼らず、EDを根本的に改善することも大切な取り組みです。
バイアグラはあくまでも、性的刺激を受けた際に勃起をサポートするに過ぎません。
もちろん、バイアグラの服用による成功体験がきっかけとなり、EDを克服する方も多いでしょう。
しかし、健康状態が悪化しているなどの原因によって重度EDが発症している場合、生活習慣の改善をはじめとした取り組みが重要といえます。
適切な用量に変更する
バイアグラの服用量が適切でない場合、服用量の変更も検討してみてください。
バイアグラ錠25mgで十分な効き目が得られる方もいれば、バイアグラ錠50mgで効かないと感じる方もいます。
一方で、バイアグラ錠50mgでは強い副作用が現れることから、バイアグラ錠25mgに変更することで改善が見られるケースもあります。
適切な服用量には個人差があります。
服用量の変更を検討する際は自己判断せず、専門の医師に相談したうえで行ってください。
ほかのED治療薬に切り替える
バイアグラが効かない場合、バイアグラ以外のED治療薬に切り替えるのも手です。
バイアグラ以外のED治療薬
- レビトラジェネリック
- シアリス
- シアリスジェネリック
体質的にバイアグラが合っていないケースもあるため、効かないと感じた際は上記のED治療薬への変更を医師に相談してみてください。
バイアグラ錠25mgが効かない!用量別の効果の目安
バイアグラ錠25mgで効かない場合は、服用量を増やすことで改善が見られるケースがあります。
用量ごとの効果の現れ方には個人差がありますが、大まかな目安は存在します。
以下では、用量別の効果の目安や、効き目が感じられた人の割合について解説します。
バイアグラの服用量の変更を担当医に相談する際の参考にしてください。
バイアグラ錠25mg
ヴィアトリス製薬株式会社の調査によると、58.3%(※1)の方がバイアグラ錠25mgで効果を実感しています。
初めてED治療薬を服用する方には、バイアグラ錠25mgが処方されるケースが一般的です。
約6割の方がバイアグラ錠25mgで満足のいく結果が現れる反面、残りの約4割は期待する効果が得られていないとも読み取れます。
バイアグラ錠25mgで効果が実感できない場合は、バイアグラ錠50mgへの変更も検討してみましょう。
※1 参考:バイアグラの医薬品インタビューフォーム | ヴィアトリス製薬株式会社(旧ファイザー株式会社アップジョン事業部門)
バイアグラ錠50mg
ヴィアトリス製薬株式会社の調査によると、72.4%(※1)の方がバイアグラ錠50mgで効果を実感しています。
多くの方は、バイアグラ錠50mgで効果を実感できると思ってよいでしょう。
しかし、約3割の方はバイアグラ錠50mgでも十分な効き目を得られていません。
その場合、前述したバイアグラの飲み方や注意点を理解していないか、ED自体が悪化している可能性があります。
バイアグラ錠100mg
ヴィアトリス製薬株式会社の調査によると、バイアグラ錠100mgで効果を実感した方の割合は72.3%(※1)です。
前述のバイアグラ錠50mgの場合と比べて、ほとんど変わらないことが読み取れます。
バイアグラ錠100mgでは血中濃度が急激に上昇し、副作用が現れやすいことが要因として挙げられます。
海外でバイアグラ錠100mgは一般的ですが、日本国内ではそもそも用量が50mgまでしか承認されていません。
副作用のリスクを軽減しつつ効果を実感したいなら、バイアグラ錠50mg以内に留めるようにしましょう。
バイアグラが効かないときに試したいほかのED治療薬
ED治療薬は、バイアグラだけではありません。
種類によって有効成分が様々なので、バイアグラが効かなくてもほかのED治療薬なら効果を発揮する可能性も考えられます。
バイアグラが効かないときは、以下に示したED治療薬の使用を検討してみてください。
薬剤名 | バイアグラ | レビトラ | シアリス |
---|---|---|---|
有効成分 | シルデナフィル | バルデナフィル | タダラフィル |
効果がピークに達するまでの時間 | 服用から約1時間 | 服用から約45分 | 服用から約3時間 |
効果の持続時間 | 約4時間~5時間 | 約5時間~6時間 | 約24時間~36時間 |
バイアグラが効かないときに試したいほかのED治療薬
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以下では、それぞれのED治療薬の特徴を詳しく解説します。
レビトラ|即効性に優れている
レビトラは、バイアグラよりも即効性に優れたED治療薬です。
服用からわずか約45分で血中濃度がピークに達するため、突発的な性行為の際も心配いりません。
ただし、2024年2月現在、日本国内でレビトラを処方している医療機関は存在しません。
販売元であるバイエル薬品株式会社が、レビトラの製造・販売を中止したためです。
即効性の高いレビトラを試してみたい方は、レビトラのジェネリック医薬品「バルデナフィル」を検討してみてください。
名称は異なりますが、有効成分は同じなので、同等の効果が期待できます。
シアリス|持続時間が特に長い
シアリスは、ED治療薬の中でも持続時間が特に長いのが大きな特徴です。
服用から約24時間〜36時間も効果が持続するため、性行為のタイミングから逆算してED治療薬を服用するといった煩わしさがありません。
その分、効果がピークに達するまでに約1時間かかるため、即効性には劣ると理解しておきましょう。
シアリスには、「タダラフィル」というジェネリック医薬品も存在します。
いずれも同じ有効成分が含まれているため、先発医薬品とジェネリック医薬品のどちらを選んでも構いません。
まとめ〜バイアグラが効かないときは医師判断の下で服用方法を見直そう〜
バイアグラは、食事の影響を受けやすいED治療薬です。
特に食事の後にバイアグラを服用すると吸収が妨げられ、効きにくくなることは覚えておきましょう。
バイアグラが効かないときは、日々の生活習慣を見直すとともに、ED治療薬の服用量や種類の変更も検討してみてください。
ただし、用法・用量といった治療方法を自己判断で変更するのは健康被害のリスクがあります。
用法・用量を見直したい場合は、ぜひ気軽に担当医に問い合わせてみてください。
スタッフより
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