クリニックコラム

性行為(セックス)は尿路結石症の改善に役立つ可能性がある【医師監修】

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性行為(セックス)は尿路結石症の改善に役立つ可能性がある【医師監修】

皆さんは「尿路結石症」という疾患をご存知でしょうか。

尿路結石症の痛みは、人間が感じる最も強い痛みの一つとされ、七転八倒してしまうほどの激しい痛みを伴うことで有名です。
日本人男性の約7人に1人が一生に一度は経験するとされている非常に身近な疾患でもあります。

そんな厄介な尿路結石症を性行為(セックス)という意外な方法で改善できるかもしれません。

今回は、性行為が尿路結石症の改善に役立つ可能性があることについて解説します。

※当クリニックでは、「尿路結石症」に関する治療を行っていません

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尿路結石症とは?

尿路結石ができる部位

尿路結石症とは、尿路(尿の通り道)に「結石」と呼ばれる塊ができる疾患のことです。

結石は、尿に含まれるカルシウムやマグネシウム、尿酸などが結晶化したものです。
尿の通り道である、腎臓、尿管、膀胱、尿道のいずれかに結石が形成されます。

そのため、結石が存在する部位によって「腎臓結石(腎結石)」「尿管結石」「膀胱結石」「尿道結石」と名称が変わります。

結石の最初は非常に小さい塊ですが、徐々に雪だるま式に大きくなっていきます。
また、一度結石が形成されてしまうと、結石が体外に排石されるまで何度も激しい痛みを繰り返すのが特徴です。

その痛みは、「七転八倒の苦しみ」 や「お産の次に痛い」と表現されるほどです。
脇腹から下腹部にかけて突然の激痛を生じるのが典型的な症状で、慌てて救急車を呼んでしまうことも少なくありません。

日本国内では、男性の約7人に1人が、女性では約15人に1人が一生に一度は尿路結石症を発症するとされています。
男性では40代以降の方に、女性では閉経後や50代以降の方に多く発症する傾向があります。

近年は、食生活の欧米化によってさらに増加傾向が見られるようです。

結石の存在する部位によって痛みや症状が異なる

腰の辺りが痛い男性

直径約4mm~10mm未満の結石は、自然に排石される可能性が高いので、飲水や運動、排石を促す薬剤の服用などで排出するのを待つという治療方法が行われます。

尿路結石症の痛みや症状

  • 腎臓結石(腎結石)
    鈍い痛みを伴います。
    ほとんど症状は見られません。
  • 尿管結石
    尿路結石症の中で最も激しい痛みを伴います。
    わき腹や下腹部などに刺すような激しい痛みが見られ、濃い血尿や吐き気などの症状が見られます。
  • 膀胱結石
    排尿時に尿管結石ほどではない痛みを伴います。
    頻尿や残尿感などの症状が見られます。
  • 尿道結石
    排尿時に瞬間的な痛みを伴います。
    血尿が出ることがあります。

激しい痛みの原因は、尿路に結石が詰まって尿の流れが悪くなり、腎臓に尿が逆流して腎臓に尿が溜まる「水腎症」が引き起こされるためです。
特に、結石が尿管に詰まると、腎臓内の圧力が高まって神経を刺激しやすくなり、激しい痛みを感じやすくなってしまいます。

その他、結石が尿管や尿道などを傷つけてしまうことでも痛みを生じます。

尿路結石症の原因

分からないイメージ

尿路結石症は、一般的な疾患として知られていますが、人によって発症原因が異なるため、明確な原因はわかっていません

食生活の乱れや運動不足などによる肥満、生活習慣病、内分泌疾患、排尿障害、尿路感染症、遺伝など複数の要因が関わることで発症すると言われています。
他にも、未確定ながら季節や地域差、人種などが関係しているとも言われています。

尿路結石症の主な原因

  • 肥満
  • 遺伝
  • 運動不足
  • 排尿障害(頻尿、残尿など)
  • 尿路感染症(腎盂腎炎、膀胱炎、尿道炎など)
  • 食生活の乱れ(高カロリー、高脂質、高塩分など)
  • 生活習慣病(糖尿病、高血圧、脂質異常症、痛風など)
  • 内分泌疾患(原発性副甲状腺機能亢進症、クッシング症候群、尿細管性アシドーシスなど)
  • etc...

尿に含まれる「シュウ酸」や「カルシウム」「尿酸」などの成分が多くなると尿路結石ができやすくなります。
これらの成分が尿中に増える要因が上記にあると考えられているのです。

尿路結石症の治療方法

手術

性行為がどのようにして尿路結石症の改善に役立つかを説明する前に、尿路結石症の一般的な治療方法をご紹介します。

尿路結石症は、以下の治療方法から結石の位置や大きさに合わせて選択的に行われます。

尿路結石症の治療方法

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※当クリニックでは、「尿路結石症」に関する治療を行っていません

自然排石(薬物治療)

薬を飲む

尿路結石は、基本的に「腎臓⇨尿管⇨膀胱⇨尿道」へと移動し、最終的に体外へ自然排石されることで解決します。

直径約4mm~10mm未満の尿路結石は、自然に排石される可能性が高いので、排石を促す薬剤を服用したり、飲水や運動などをして排石されるのを待つという治療方法が行われます。
結石が小さければ小さいほど、自然に排石される確率が高く、排石されるまでの期間が短くなる傾向があります。

また、結石の存在する部位が尿道に近いほど、自然に排石される確率が高くなります。

約1ヵ月以上、結石が自然に排石されない場合は、外科的な手術治療などを行うことになります。

体外衝撃波結石破砕術(ESWL)

体外衝撃波結石破砕術

体外衝撃波結石破砕術(Extracorporeal Shock Wave Lithotripsy:ESWL)とは、体外から衝撃波を当て、結石を砂状になるまで細かく破砕し、自然排石を促す治療方法です。
腎臓や尿管にある結石の排石に適した治療方法です。

外科手術ではないので、他の臓器を傷つけることなく、結石のみにアプローチしてくれます。
また、 衝撃波の照射による痛みもほとんどないため、麻酔も必要ありません。

結石の手術の中で体の負担が最も少ない治療方法と言えるでしょう。

経尿道的尿路結石破砕術(TUL)

経尿道的尿路結石破砕術

経尿道的尿路結石破砕術(Transurethral Lithotripsy:TUL)とは、尿道から細い内視鏡を挿入し、状態を観察しながらレーザや空気衝撃波などの破砕装置で結石を破砕して取り出す治療方法です。
腎臓や尿管、膀胱にある結石の排石に適した治療方法です。

下半身麻酔や全身麻酔が必要になる手術ですが、尿管以降にある結石は、ほぼ確実に排石できるとされています。

経皮的腎結石破砕術(PNL)

経皮的腎結石破砕術

経皮的腎結石破砕術(Percutaneous Nephrolithotripsy:PNL)とは、腰背部から腎臓に穿刺を行い、内視鏡を挿入し、状態を観察しながらレーザや空気衝撃波などの破砕装置で結石を破砕して取り出す治療方法です。
腎臓や腎臓に近い部分の尿管にある2cm以上の大きな結石、または複数の結石の排石に適した治療方法です。

ESWLでは治療が困難と判断したときやESWLでは十分に結石が砕けなかったときなどに行われる外科手術です。
基本的には、全身麻酔が必要なため、入院が必要な大掛かりな外科手術になります。

開腹手術(切石術)

手術道具

開腹手術(切石術)とは、腹部を切開して直接結石を摘出する治療方法です。

近年では、ESWLやTULなど治療方法が主流なため、通常は選択されません。

ただし、一部のケースではごく稀に開腹手術が必要になることもあります。

性行為は尿路結石の自然排石を促進させる

抱き合うカップル

トルコのイスタンブール・メディポール大学の研究グループが行った研究では、男性の場合、「性行為は尿路結石の自然排石に有効かもしれない」という研究結果が発表されました。
この発表は、国際腎臓泌尿器科の専門誌「International Urology and Nephrology(IUN)」(電子版)の2017年11月号に掲載されています。

週に3回~4回、性行為をすると尿路結石の自然排石が促され、さらに体内に尿路結石があっても痛みが少なくなる傾向があることが分かったのです。

しかし、なぜ性行為によって尿路結石の自然排石が促されたり、痛みが軽減されるのか、そのメカニズムは完全には明らかにされていません。

今のところ、性行為の際のピストン運動による振動や衝撃が関係していると考えられています。

また、勃起時に産生されるNO(Nitric oxide:一酸化窒素)も尿路結石の自然排石の促進に関わっているとされています。
NOには血管拡張作用があり、勃起時には欠かせない物質として知られています。

勃起によってNOが増加することで、尿管や尿道などの緊張も緩み、尿路結石の自然排石に繋がっているのではないかと考えられているのです。

尿路結石症の方でも性行為しても問題はない

ベッドに潜るカップル

そもそも、尿路結石症を発症している場合、性行為をして良いのか気になる方がいると思います。

結論から言えば、尿路結石症の方でも性行為はOKです。

もちろん、激しい痛みや血尿などの症状が出ている場合はそれどころではないかもしれませんが、その様な痛みや症状が無ければ、性行為をしても問題ありません。

むしろ、前述した様に性行為は尿路結石症の改善に役立つことが証明されているので、できる時は積極的に行っても良いでしょう。

ジェットコースターも尿路結石の自然排石を促進させる

ジェットコースター

尿路結石の自然排石に有効な手段は性行為だけではありません。

2016年10月には、アメリカのミシガン大学の研究グループが「遊園地のジェットコースターに乗ると尿路結石を自然排石しやすい」という研究結果を発表しています。
この発表は、アメリカの整骨医協会誌「Journal of Osteopathic Medicine(JOM)」(旧: Journal of the American Osteopathic Association)の2016年10月号に掲載されています。

以前から「ジェットコースターに乗ると結石が取れる」という噂があることに興味を持った研究者が実験を試みました。
腎臓のリアルな模型にダミーの結石を埋め込み、研究者がその模型を持ってアメリカのフロリダ州にあるウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートの「ビッグサンダー・マウンテン」というジェットコースターに何度も乗り、検証したのです。

結果的に、ジェットコースターに乗ると腎臓が激しく揺さぶられて尿路結石の自然排石が促されやすくなるということが分かりました。
また、前方側の席より、後方側の席に乗った時の方が排石されやすいということも分かっています。

ちなみに、フロリダ州のビックサンダー・マウンテンは、宙返りしないタイプのジェットコースターらしく、約3分間に最高時速58kmで急転回と急降下を繰り返すものだそうです。
日本の東京ディズニーランドにある「ビックサンダー・マウンテン」とはコースや最高速度などが異なるため、条件に合致するかはわかりません。

完全再現したい方は、アメリカのフロリダ州まで訪れる必要があるでしょう。

まとめ~試してみる価値はあるけれど・・・~

尿路結石症は、誰にでもなる可能性のある非常に身近な疾患です。
発症してしまってもできるだけ苦しまずに治療できる方法を知っておくことが大切です。

ただし、性行為やジェットコースターは、尿路結石症の一般的な治療方法ではありません。
あくまで、改善に役立つかもしれないという程度のものです。

特にデメリットや副作用は報告されていないので、試してみる価値はありますが、完治できるかどうかはまた別の話です。

尿路結石症を発症した場合は、まず泌尿器科のある専門の病院やクリニックなどの医療機関へ行き、受診するようにしましょう。

※当クリニックでは、「尿路結石症」に関する治療を行っていません

スタッフより

スタッフ

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