「毎日セックスするのは健康上問題ないのか」「性欲が強すぎるのではないか」といった疑問や悩みを抱えている方もいるでしょう。
結論からいうと、毎日セックスしても問題はありません。
性行為は性欲を満たし、性的快感を得るためだけのものではありません。
人間は、生殖以外の目的で性行為をする数少ない生物であり、定期的に性行為をすると、性生活や日常生活で多くのメリットが生まれます。
今回は、定期的な性行為によって得られるメリット9選について、実際の研究データを交えながら解説します。
記事の後半では、性行為をしすぎることで生じうるデメリットも紹介するので、「毎日セックスしても大丈夫なのか」と不安を感じている方はぜひ参考にしてください。
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毎日セックスしている人の割合と一般的な頻度
ジェクス株式会社が2024年に行った性に関する調査「【ジェクス】ジャパン・セックスサーベイ2024」によると、毎日セックスしている男性の割合は年代によって大きく異なる結果が得られました。
※「【ジェクス】ジャパン・セックスサーベイ2024|ジェクス株式会社」から引用しています
未婚の方を含めても、10〜20代男性のうち約4分の1がほぼ毎日性行為をしているのが読み取れます。
一方で、30代以降になると「ほぼ毎日」と回答した男性の割合は1.2%まで低下しました。
以上から、毎日セックスをする男性は多数派ではないものの、一定数存在すると見てよいでしょう。
全体で見ると、月に1回以上性行為をしている男性のうち、「月1〜3回程度」と回答した人が約5分の1と最も多い結果が得られています。
毎日セックスしたくなる人の特徴
前述の調査結果からわかるように、性行為の頻度には個人差が大きいといえます。
毎日セックスしたくなる人の特徴を以下に示しました。
毎日セックスしたくなる人の特徴
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当てはまっている項目の数が多い方ほど、毎日セックスを望む傾向にあります。
ただし、これらの項目に当てはまっていることは決して悪いことではありません。
年齢や置かれた環境、パートナーとの関係性といった様々な要因によって性行為に対する欲求の度合いは変動します。
以下で詳しく解説します。
パートナーとの愛情を強く感じている
パートナーへの愛情が強い人ほど、お互いの関係をより深めたい欲求を基に定期的な性行為や毎日セックスを望む傾向にあります。
性行為で性的快楽が得られるのはもちろんですが、精神的な安心感を得たり、コミュニケーションの手段として毎日セックスの習慣に至ったりするケースもあるのです。
このケースの場合、長期的な関係に発展したとしても定期的な性行為や毎日セックスの習慣が長続きしやすい特徴も考えられます。
性欲が比較的強い
性欲が比較的強い人は、それに伴い毎日セックスの頻度も高まる傾向にあります。
ジェクス株式会社の調査「【ジェクス】ジャパン・セックスサーベイ2024」によると、男性のうち約3分の2以上が性的快楽を得るために性行為をしていることがわかりました。
※「【ジェクス】ジャパン・セックスサーベイ2024|ジェクス株式会社」から引用しています
同調査によると、約3人に1人の男性が性行為をしたいかどうかという質問に対して「よく思う」と回答していることが読み取れます。
※「【ジェクス】ジャパン・セックスサーベイ2024|ジェクス株式会社」から引用しています
以上から、性欲が強い人は決して少ないわけではなく、それによって毎日セックスを求めることもごく自然といえます。
性行為の経験が浅い
性行為の経験が浅い人も、毎日セックスをしたくなる傾向にあります。
特に年齢が若い方や、初めてパートナーとの関係を持った方は、性に対する好奇心によって性行為の頻度が高くなるのも自然といえるでしょう。
このケースの場合、性行為や恋愛の経験を重ねるにつれて性行為の頻度が低下し、お互いの身体を重ねる量よりもむしろ質を求めるようになる傾向です。
毎日セックスしても健康上問題はない
性行為(セックス)を毎日のように高い頻度で続けても、健康上の問題は基本的にありません。
健康な成人男性であれば、性的快感を得る目的で毎日セックスするのは自然なことだからです。
自分の意思や欲求に基づいているのであれば、高い頻度で性行為をしても健康上に影響はありません。
むしろ、口述する定期的な性行為によって様々なメリットを得られます。
毎日セックスしなくてもよい
逆に、定期的な性行為をしなくても、健康上の悪影響はありません。
むしろ、無理やり性行為の頻度を増やそうとしても、人によってはかえってストレスになるかもしれません。
毎日セックスをしたい欲求が湧かないのであれば、欲求に見合った頻度で性行為をするのがよいでしょう。
毎日セックスによって得られるメリット9選
定期的な性行為(セックス)には、少なくとも以下の9つのメリットがあります。
定期的な性行為のメリット
- パートナーとより親密になれる
- 快眠に繋がる
- 幸福感を得られる
- 免疫力が向上する
- ストレスを軽減できる
- ダイエット効果が期待できる
- 男性機能の向上が期待できる
- 心臓病や前立腺がんのリスクが低下する
- アンチエイジング効果が期待できる
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①パートナーとより親密になれる
定期的な性行為や毎日セックスがもたらす最も大きなメリットは、彼女や妻などのパートナーと肉体的にも精神的にも親密さを深められることです。
ジェクス株式会社の調査によると、性行為の目的として男女共に「愛情を表現するため」「ふれあい(コミュニケーション)のため」が上位となっています。
※「【ジェクス】ジャパン・セックスサーベイ2024|ジェクス株式会社」から引用しています
性行為は、自分だけでなく相手にも性的快感を与える行為です。
相手を喜ばせお互いの愛を深める行為としては、非常に有効な手段といえるでしょう。
パートナーと心が離れたかもしれないと感じたときにも、性行為が機能してくれます。
「会話が少なくなった」「ちょっとしたけんかが多くなった」「笑い合うことが少なくなった」といった関係になってしまった場合は、男性のほうから性行為を持ちかけることで関係修復のきっかけをつかめるかもしれません。
身体が近づけば、それに引きずられて心も引き寄せられるはずです。
②快眠に繋がる
寝る前の性行為は、快眠に繋がるメリットがあります。
ある研究によると、寝る前に性行為をすると睡眠の質が向上し、快眠できる可能性が高まるのがわかっています。
これには、脳内の神経伝達物質の一つである「オキシトシン」というホルモンが関係しています。
オキシトシンには鎮静作用の効果があり、眠りに落ちるまでの時間を短くしてくれるのです。
オキシトシンは、キスや抱擁(ハグ)、ボディタッチによって、脳内で分泌が促されます。
最も分泌が促されるのは、性行為によって絶頂(オーガズム)に達した後で、大量にオキシトシンが分泌されるのがわかっています。
つまり、性行為によってオキシトシンが大量に分泌されれば、鎮静作用によって眠くなりやすくなるのです。
寝る前にスマートフォンを見る時間があるなら、数分であってもパートナーと親密な時間を過ごしたほうがよいでしょう。
性行為の頻度が増えたり毎日セックスの習慣が身に付いたりすると、オキシトシンによる鎮静作用を得られる頻度も高くなると考えられます。
③幸福感を得られる
性行為の頻度を高めたり毎日セックスを取り入れたりすると、「幸せホルモン」「愛情ホルモン」「抱擁ホルモン」と呼ばれるオキシトシンの分泌量が増えるとされています
オキシトシンには、幸福感を得られる効果が期待できるのです。
定期的な性行為や毎日セックスによってオキシトシンとセロトニンの相乗効果が働き、より多くの幸福感を得られると考えられています。
④免疫力が向上する
性行為の頻度を高めたり毎日セックスを取り入れたりすることで、免疫力の向上も期待できます。
多くの方は、性行為中にキスをするはずです。
一度のキスで、口内に存在する500万個以上の細菌を唾液とともに相互交換しているといわれています。
その結果、口内に侵入した細菌に対抗しようと抗体が作られるので、免疫力が向上するのです。
また、性行為によって性的快感を得ると、身体の新陳代謝が活発になり、免疫力が向上するともいわれています。
ある研究によれば、定期的な性行為で風邪などの感染症を予防するための免疫物質が増加する傾向があるのもがわかっています。
⑤ストレスを軽減できる
定期的な性行為や毎日セックスをすることで分泌されるセロトニンは、精神安定作用によってイライラを抑制し、ストレス軽減の効果をもたらすと考えられています。
そもそも、ストレスを感じる原因の一つは「セロトニン」の不足といわれています。
セロトニンが不足すると慢性的なストレスや疲労、うつ症状などに悩まされることになるのです。
しかし、定期的な性行為をすることでセロトニンが分泌されやすくなり、ストレス耐性を高められるでしょう。
ある研究によると、定期的に性行為をしている方は、そうでない方と比較すると仕事上のストレスにうまく対処しやすいのがわかっています。
⑥ダイエット効果が期待できる
定期的な性行為や毎日セックスによって、ダイエット効果が期待できます。
なぜなら、性行為は全身の筋肉を使って行う全身運動で、一度の性行為でたくさんのカロリーを消費できるからです。
約30分の性行為で、男性だと約100kcal、女性で約70kcalが消費されるといわれています。
これは、約15分のランニングを行うのと同じくらいの運動量です。
もし、男性が毎日セックスをした場合、1週間で約700kcal、1ヶ月(30日)で約3,000kcalも消費できる計算になります。
また、性行為だけでなく、キスや抱擁(ハグ)だけでもカロリーの消費ができます。
キスで相手と口を合わせると呼吸が難しくなり、興奮することで心拍数が上がるため、カロリーが消費されます。
約1分のキスで、約6kcalが消費されるといわれています。
⑦男性機能の向上が期待できる
定期的な性行為や毎日セックスによって、勃起力など男性機能の向上も期待できます。
男性機能の向上には、男性ホルモンの一種である「テストステロン」が大きく関係しています。
テストステロンは、性欲や性衝動を引き起こし、勃起のスイッチを入れる役目を持っているホルモンです。
定期的な性行為で、性的刺激に反応してテストステロンが多く分泌されます。
テストステロンが多く分泌されれば、それだけ男性機能の向上が期待できます。
また、テストステロンは精子の形成にも関わっているため、定期的に性行為をしていると、精子の質も改善するといわれています。
ほかにも、テストステロンは筋肉を増やして、男性らしい身体を形成するために欠かせません。
歳を重ねても、いつまでも男性らしくありたい方は、ぜひ定期的な性行為や毎日セックスを取り入れてみてください。
⑧心臓病や前立腺がんのリスクが低下する
定期的な性行為や毎日セックスは、心臓病や前立腺がんの発症リスクを低下させてくれるかもしれません。
ある研究によると、定期的に性行為をしている方は、そうでない方と比較すると心臓病の発症率が約5割も低いことがわかっています。
勃起は、陰茎内の海綿体に多くの血液が流れ込むことで起こります。
定期的な性行為によって頻繁に勃起することで、陰茎だけでなく全身の血流が促進されやすくなります。
血液が全身にスムーズに流れることで血管の状態が良好に保たれ、心臓病などの心血管系疾患の予防に繋がると考えられます。
また、射精回数の多い男性ほど前立腺がんが発症しにくいのがわかっています。
これは、射精によって前立腺の筋肉が収縮を繰り返し、スムーズな血流が促されるためです。
このように、勃起や射精自体に疾患リスクを下げる効果が期待できるので、毎日セックスは積極的に行うとよいでしょう。
⑨アンチエイジング効果が期待できる
定期的な性行為や毎日セックスによって、アンチエイジング効果が期待できます。
性行為はカロリーを多く消費する激しい運動なので、体力がついて肉体的な老化を防ぐことに繋がるでしょう。
また、性行為で絶頂(オーガズム)を迎えると「DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)」という男性ホルモンの一種が大量に分泌されます。
DHEAは、性欲を強める「テストステロン」、髪や肌を美しく保つ「エストロゲン」など、様々なホルモンの材料となるホルモンです。
さらに、脂質異常症や動脈硬化、認知機能の低下(アルツハイマー病)などを予防する効果があります。
そのため、DHEAは「万能ホルモン」「若返りホルモン」「長寿ホルモン」などと呼ばれることがあります。
定期的な性行為や毎日セックスでDHEAが分泌されれば、若返り効果が期待できるでしょう。
研究データから読み解く毎日セックスで期待される効果
ここまで定期的な性行為や毎日セックスのメリットをお伝えしました。
以下では、性行為の頻度と幸福度などの関係を調査した研究データを2つ紹介します。
毎日セックスで期待される効果
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週1回以上の性行為をすると幸福度が高まる
2016年に報告された研究(※1)では、性行為の頻度と幸福度の関係を調査しています。
その結果、性行為の頻度が高まるほど幸福度も高くなることがわかりました。
一方で、週1回以上の頻度になると幸福度の向上は見られない結果も得られています。
研究では、毎日セックスをした際の検証結果はありませんが、1週間に4回の性行為をしたグループは、週1回の性行為をしたグループと同等の高い幸福度の水準を維持したことが示されています。
このことから、毎日セックスはもちろん、週1回以上の定期的な性行為を行えば十分に幸福度を高められるといえるでしょう。
定期的な性行為は生活の満足度を高める可能性がある
2009年に報告された別の研究(※2)では、定期的な性行為によって性的な満足度だけでなくお互いの関係やメンタルヘルス、生活の満足度といった様々な指標に対しても改善効果をもたらすことが示されています。
毎日セックスをしたグループの検証結果はありませんが、上記の傾向から、定期的な性行為がもたらすメリットは大きいといえるでしょう。
一方で、性行為ではなくマスターベーションの頻度が高まると、それぞれの満足度指標は低下傾向を示しました。
マスターベーションをしたことと、性行為の頻度が少ないことのどちらが満足度を下げる直接的な原因になっているかは明らかではないものの、性行為は生活の満足度などをより高める行為といえるでしょう。
毎日セックスで生じうるデメリット
ここまで毎日セックスによるメリットや、研究データに基づいたポジティブな効果を示してきました。
しかし、その反面、以下のようなデメリットも存在します。
毎日セックスのデメリット
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毎日セックスすることに不安を感じている方はしっかりとチェックしておき、できる限りの対策を取るよう心掛けましょう。
日常生活に影響が出る場合がある
高頻度な性行為や毎日セックスをすると、寝不足で生活リズムが崩れ、日常生活に悪影響が出る場合があります。
仕事のパフォーマンスが低下する恐れもあるでしょう。
また、毎日セックスが習慣になるあまり無理に性行為をして体調を崩すようなことがあった場合も、同様に生活の質が低下し兼ねません。
毎日セックス自体はパートナーとの日常生活を豊かにしたり健康効果が期待できたりするものの、そのメリットを十分に享受するためには体力や生活リズムを考慮するのが大切です。
十分な睡眠時間が確保できないときや、自身あるいはパートナーが疲れているときは、毎日セックスにこだわりすぎず休息に努めることも視野に入れてみてください。
性行為に飽きがくる可能性がある
毎日セックスによって、性行為に飽きがくる可能性も考えられます。
どれだけパートナーの性的魅力に惹かれていたとしても、回数を重ねるごとに新鮮さが薄れていくのはごく自然なことです。
パートナーとの性行為に飽きてしまえば、急激に頻度が低下してセックスレスに陥ったり、風俗に通うようになったりする可能性もあるでしょう。
毎日セックスで新鮮さが薄れたり、パートナーへの魅力を感じにくくなったりしたと感じる方は、性行為の頻度を少し減らしたり、これまでに使用したことのないアダルトグッズを取り入れたりするのがおすすめです。
パートナーとの温度差を感じやすくなる
毎日セックスを続けていくと、自分は乗り気でも相手は性行為をしたい気分ではない温度差を感じることも出てくるでしょう。
こうしたタイミングでも毎日セックスを続けてしまうと、お互いの関係性に悪影響を与える恐れがあります。
自分が毎日セックスを望んでいるからといって、相手も同じように感じているとは限りません。
相手に負担やストレスを与えず健全な関係を続けるためにも、日頃からオープンなコミュニケーションを心掛けるとともに、お互いの性的欲求や体調を尊重しましょう。
望まない妊娠をする可能性が高まる
妊娠を望んでいない方は、毎日セックスを長期的に続けることで妊娠率は高まると認識しておいてください。
しっかりとした避妊方法を実践しても、100%妊娠しないとは言い切れません。
性行為の頻度が増えれば、コンドームの破損や経口避妊薬の飲み忘れなど、避妊が失敗する機会も増えます。
また、毎日セックスで性行為に慣れが生じることで適切な避妊を怠る、心理的なミスが生じる恐れもあるでしょう。
性行為をする以上、妊娠の可能性はゼロにはならないと理解しておいてください。
まとめ~毎日セックスはメリット多数!性行為を楽しんで健康的な生活を~
毎日セックスは、基本的にパートナーとの関係性を深めたり、様々な健康効果をもたらしたりすることから、デメリットよりもメリットのほうが多い行為といえます。
性行為は動物的に言えば「交尾」であり、本来の目的は生殖行為による種の保存です。
そのため、人間以外の多くの動物は外敵から身を守ろうと交尾を短時間で終了させます。
しかし、人間は違います。
性行為を快楽に昇華し、幸福感や愛を感じられるのは人間の特権です。
性生活に限らず、定期的な性行為には日常生活を送る上でもメリットが沢山あるので、積極的に楽しみましょう。
スタッフより
クリニックコラムをお読みいただきありがとうございます!
いかがでしたでしょうか、参考にはなったでしょうか?
いま、なんらかの症状でお悩みのそこのあなた!
一人で悩まず、まずはご相談ください。