女性の「潮吹き」という現象を知っている方は多いと思いますが、「男の潮吹き」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。
女性だけでなく、男性でも潮吹きはできるのです。
気持ち良さは射精の比ではないともいわれ、長い絶頂感を体験するため、男の潮吹きを試そうとする方が多くいます。
しかし、男の潮吹きは射精障害やED(勃起不全)などを招く可能性があり大変危険です。
今回は、男の潮吹きの危険性を解説します。
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男の潮吹きとは?
男の潮吹きとは、射精後も陰茎や前立腺を刺激し続けることで、尿道口からサラサラとした無色透明な液体が勢いよく噴き出される現象です。
本来の潮吹きとは、女性が絶頂(オーガズム)の前、または最中に尿道口付近から分泌された液体が勢いよく噴き出される現象を指します。
2022年に岡山大学より、女性の潮吹きの主成分は尿であり、加えて女性の前立腺と呼ばれるスキーン腺から分泌された液体も含まれている可能性があると報告されました(※1)。
こうしたことから、潮吹きは「女性の射精」「尿失禁」といわれます。
女性の潮吹きに似た現象が男性にも生じることから、「男の潮吹き」と呼ばれるようになりました。
以下では、男の潮吹きを深堀りして説明します。
主成分は「尿」
男の潮吹きで噴き出す液体は精液や尿とは異なる何らかの液体といわれてきましたが、正確なことはわかっていませんでした。
しかし、川崎医科大学が行った研究で、男の潮吹きの成分は膀胱から排出された「尿」だとわかったのです(※2)。
ただし、基本的に男の潮吹きは射精直後に生じるため、尿道に残った精液が混じって放出されることも考えられます。
前立腺のポンプ運動による仕組み
射精後も陰茎や前立腺を刺激し続けると、前立腺や骨盤底筋(PC筋)周辺の筋肉が強く収縮します。
ポンプ運動に近い動きで膀胱内の尿が吸い上げられ、尿道口から勢いよく放出されるのです。
これが男の潮吹きといわれるものです。
実際に、川崎医科大学の研究ではボランティアで参加した25歳の男性に対して射精後に陰茎への刺激を行い、潮吹き現象が生じた際の器官の動きなどが超音波エコー検査によって確認されています(※3)。
男の潮吹きは痛い?気持ちいい?
男の潮吹きによる尿の放出時は、射精と放尿を同時にしているような感覚になるといわれています。
放出に至るまでは痛みを感じる方もいるかもしれませんが、潮吹き現象が起きたときは射精とは異なる気持ちよさを感じることが多いです。
一方で、女性の潮吹きは必ずしも女性が絶頂に達したり、性的快感を伴ったりするとは限らない点が異なります。
このように男女で潮吹き現象時の感じ方は異なり、男の潮吹きの場合は気持ちよさに似た感覚を生じる方が多いようです。
男の潮吹きのやり方
以下では、男の潮吹きのやり方をご紹介します。
男の潮吹きの基本的な手順
- 陰茎や前立腺に性的刺激を加える
- 絶頂して射精を行う
- 射精後も陰茎や前立腺を刺激し続ける
- 尿意を感じたら我慢せずに放出する
※男の潮吹きを推奨するものではありません
射精後は陰茎や亀頭が敏感になっているため、通常は手を止めたくなるかもしれません。
しかし、射精後も我慢して刺激を加え続けることで、やがて潮吹き現象が起こります。
当クリニックでは、男の潮吹きは様々な観点から危険と考えています。
「男の潮吹きの基本的な手順」は、あくまで参考程度に捉えてください。
男の潮吹きのコツ
ここまで男の潮吹きのやり方を解説しましたが、実践してもうまくできない方も多いでしょう。
以下では、男の潮吹きを成功させるために一般的に知られているコツを紹介します。
男の潮吹きのコツ
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前述のように、当クリニックの考えでは男の潮吹きは様々な観点から危険です。
あくまで、「男の潮吹きのコツ」は参考程度に捉えてください。
事前に水分補給をしておく
男の潮吹きに挑戦する際は、自慰行為(マスターベーション)をする前に水分補給をすると成功しやすくなります。
膀胱内に溜まっている尿が男の潮吹きの正体なので、事前に水分を多く取っておくと尿意を催しやすくなるのです。
摂取する水分量の目安は、500mL〜1Lです。
男の潮吹きを行うまでは排尿をしないようにしましょう。
先に排便を済ませておいてから水分補給をしておくと、スムーズに進められます。
思いっきり放出できる環境を整えておく
男の潮吹きに挑戦する際は、周りの環境作りも大切です。
思いっきり放出できるリラックスした環境でなければ気が散ってしまい、男の潮吹きが成功しにくくなるのです。
潮吹き現象の際は放出度合いを自身でコントロールするのが難しいため、部屋が汚れても問題ない状態を整えておきましょう。
例えば、浴室で行うか、部屋にタオルやビニールシートを敷いておくなどがおすすめです。
恥ずかしさを捨てて快感に集中する
男の潮吹きで一番大切なポイントは、尿を漏らす感覚といわれています。
少しでも恥ずかしさを感じて放出を躊躇してしまうと、失敗に終わり兼ねません。
放尿したい感覚が高まったら、我慢せずに漏らしてしまうことが成功に繋がります。
男の潮吹きに挑戦すると決めたら、一切の恥ずかしさを捨てて快感に集中しましょう。
射精の際に強い快感を与える
男の潮吹きを成功させるには、射精後だけでなく射精の段階から強い快感を与えるのもコツの一つです。
前述の通り、男の潮吹きは前立腺の収縮により引き起こされます。
射精時も同様に、前立腺が収縮します。
そのため、射精時にできるだけ強い快感を与えることで、スムーズに潮吹き現象に繋がりやすくなるのです。
敏感な亀頭を刺激し続けたり、ローションやオナホールといったアダルトグッズを取り入れたりするとよいでしょう。
前立腺周辺の筋肉を鍛える
前述の通り、男の潮吹きは骨盤底筋(PC筋)の収縮によって引き起こされます。
そのため、PC筋を鍛えておくことも男の潮吹きを成功させるコツの一つといえます。
PC筋を鍛えるには、ケーゲル体操を実践してみてください。
ケーゲル体操の手順
- 呼吸をしながら、ゆっくりと肛門を引き締める
- 約10秒~20秒維持する
- ゆっくりと肛門を緩める
- 約40秒間リラックスする
- 手順1〜4を約10回繰り返す
- 上記を1日3セット〜10セット行う
効果を実感するまでに、目安として約2ヶ月〜3ヶ月間を要すると認識しておきましょう。
なお、PC筋のトレーニングはED(勃起不全)の対策や勃起力向上にも繋がります。
男性機能を向上させたい方は、ぜひ今日から習慣化してみてください。
男の潮吹きが危険な理由・デメリット5つ
インターネット上では「男の潮吹きは気持ちいい」「病みつきになってハマった」などの体験談を記載しているサイトがありますが、男の潮吹きは危険な行為です。
性的快楽を得るためとはいえ、男の潮吹きはやめるべきでしょう。
男の潮吹きが危険な理由・デメリット5つは、以下の通りです。
男の潮吹きが危険な理由・デメリット5つ
- 尿が飛び散って周囲が汚れやすい
- 射精障害を引き起こす可能性がある
- ED(勃起不全)を引き起こす可能性がある
- 尿道炎や膀胱炎を引き起こす可能性がある
- 通常の性行為や自慰行為で満足できなくなる可能性がある
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①尿が飛び散って周囲が汚れやすい
男の潮吹きによる放出の勢いは個人差がありますが、自身でコントロールするのは困難です。
前述の通り、放出される液体の正体は尿であり、射精時の精液が混ざっている可能性もあるため、周囲が汚れることは覚悟しなければなりません。
潮吹き現象が終了して放心状態になった後に部屋の後片付けをしなければならないのを事前に考えておきましょう。
②射精障害を引き起こす可能性がある
男の潮吹きによって射精障害を引き起こす可能性があります。
男の潮吹きによって引き起こされる可能性のある射精障害は、以下の通りです。
主な射精障害
- 早漏
- 遅漏
- 腟内射精障害
- 逆行性射精
- etc...
特に男の潮吹きによる性的刺激に慣れてしまい、「遅漏」「膣内射精障害」などの射精障害を引き起こす可能性が高いといえます。
また、精液が膀胱内に逆流してしまう「逆行性射精」を引き起こす可能性もあります。
逆行性射精は、男の潮吹きに慣れすぎるなどにより、射精時に閉じているはずの内尿道口が開いたままになってしまうことで引き起こされると考えられます。
一度射精障害を発症してしまうと、治りにくい場合もあるので、男の潮吹きは危険と言わざるを得ません。
③ED(勃起不全)を引き起こす可能性がある
性的刺激を得るために陰茎や前立腺に負荷をかけた結果、勃起に関わる血管や神経、陰茎海綿体などを傷付け、ED(勃起不全)を引き起こす可能性も否定できません。
血管や神経が傷付いて物理的に勃起ができなくなる「器質性ED」になるかもしれないのです。
男の潮吹きに至るためには、射精後も刺激を与え続けなくてはいけません。
射精後に本来必要のないはずの刺激が陰茎や前立腺に与えられることになるので、過負荷がかかるのです。
特に前立腺を刺激しすぎると炎症を引き起こし、「慢性前立腺炎」を発症することがあります。
慢性前立腺炎は、射精時に違和感を生じたり、EDの原因になったりすることがわかっています。
④尿道炎や膀胱炎を引き起こす可能性がある
男の潮吹きは、ある意味無理やり排尿を促す行為ともいえます。
尿道や膀胱に負担をかけるため、尿道炎や膀胱炎を引き起こす可能性があるのです。
射精後、陰茎を刺激し続ける際に緩んだ尿道口から細菌が侵入し、尿道炎や膀胱炎を発症することも考えられます。
また、尿道内でクラミジアなどの細菌が増殖し、性感染症を引き起こすリスクも高くなります。
⑤通常の性行為や自慰行為で満足できなくなる可能性がある
男の潮吹きによって、通常の性行為や自慰行為で満足できなくなる可能性があります。
何度も繰り返していると、男の潮吹きでしか性的快感が得られない、あるいは絶頂できない身体になることもあります。
男の潮吹きは通常、射精より強力な性的快楽を得ることを目的に行われます。
つまり、通常の性行為や自慰行為に戻れなくなるリスクをはらんでいるのです。
また、そのせいで男の潮吹きをする頻度が増えると、射精障害やEDなどを引き起こすリスクも上昇します。
男の潮吹きにハマらないように注意しましょう。
まとめ~男の潮吹きは射精障害やEDの危険性あり!性的快楽の追求はほどほどに~
男の潮吹きは、人によって射精よりも強い性的快楽を実感できるかもしれません。
しかし、早漏などの射精障害やEDを招く危険性をはらんでいることは忘れてはいけません。
性的快楽の追求は、常識の範囲でほどほどに行うことが大切です。
間違った自慰行為や性行為はしないようにしましょう。
スタッフより
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