コンドームは、セーファーセックス(より安全なセックス)や望まない妊娠を避けるために欠かせない避妊具です。
性行為の際には、必ずと言っていいほど使用するコンドームですが、意外と正しい使い方を知らない男性が多くいます。
このコラムを通して、今一度、性感染症の予防や避妊のためにも正しいコンドームの使い方などを確認しておきましょう。
今回は、コンドームの間違った使い方や保管方法について解説します。
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コンドームの間違った使い方
とある調査では、男性の約7割以上の方がコンドームを間違った方法で使っていると推定されています。
「今更?」と思わず、正しいコンドームの知識を身につけ、後で後悔しないようにしましょう。
コンドームの間違った使い方は、以下の通りです。
コンドームの間違った使い方
- 空気を抜かずに装着するのはNG
- 表裏を確認せず装着するのはNG
- 性行為の途中で装着するのはNG
- パートナーの口で装着するのはNG
- 爪が伸びた状態でコンドームに触るのはNG
- サイズが合わないコンドームを使用するのはNG
- 油性の潤滑剤と一緒に使用するのはNG
- 使用期限が切れたコンドームを使用するのはNG
- 自分で用意していないコンドームを使用するのはNG
- 使用済みコンドームを繰り返し使用するのはNG
- コンドームを2個以上重ねて使用するのはNG
- 体を洗わずに連続してコンドームを使用するのはNG
- 射精後にコンドームを押さえないで引き抜くのはNG
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空気を抜かずに装着するのはNG
通常、コンドームの先端には膨らんだ部分(精液溜まり)があります。
精液溜まりを指の腹で軽くつまみ、空気を抜いてからコンドームを装着しなければいけません。
精液溜まりの空気を抜かずに装着してしまうと、性行為中に摩擦などでコンドームが破れてしまう可能性が高くなってしまいます。
コンドームによっては、コンドームの先端に精液溜まりがないこともありますが、同様に指の腹で軽くつまんで空気を抜いてから装着しましょう。
表裏を確認せず装着するのはNG
コンドームには、表と裏があります。
表側は女性器(膣)に挿入する面で、裏側は男性器(陰茎)に装着する面になります。
コンドームの表裏を間違えると装着できない仕組みになっています。
コンドームの表裏を確認せず、表裏の間違いに気が付いて装着し直すことはしないでください。
付け間違えた場合は、精子を含む分泌液が付着していることがあるので、そのまま使用せずに破棄してください。
精子は射精時の精液だけでなく、射精前の分泌液にも含まれていることがあります。
理論上、精子が付着した状態で、性行為をしてしまうと、受精して妊娠する可能性があります。
コンドームは、表と裏を確認してから装着するようにしましょう。
性行為の途中で装着するのはNG
膣内にコンドームを装着せずに陰茎を挿入した後、コンドームを途中で装着するのはやめましょう。
コンドームは、性行為前に装着するものです。
性感染症予防や避妊の観点から見ると、ほとんどコンドームを装着する意味がなくなってしまします。
繰り返しますが、精子は射精時に限らず、射精前の分泌液中にも含まれていることがあります。
間違っても射精する直前にだけコンドームを装着するという様なことはしないでください。
性行為の途中から使用しても意味がないので、始めからしっかり装着しましょう。
パートナーの口で装着するのはNG
AV(アダルトビデオ)の中では、AV女優がコンドームを口だけで装着する描写が描かれていたりします。
しかし、素人が遊び半分でマネすると、硬く鋭利な歯によりコンドームに傷がついて、性行為中に破れる可能性があります。
単純に、コンドームの誤飲に繋がる危険性も考えられるので、絶対にやめましょう。
爪が伸びた状態でコンドームに触るのはNG
爪が伸びている状態でコンドームを扱うと傷つけてしまうことがあります。
コンドームに傷がつくと性行為中に破れる可能性が高まるので、自分やパートナーの爪の長さに注意しましょう。
また、単純に爪が伸びていると相手の肌や性器を傷付ける可能性もあります。
性行為前に爪の長さを確認し、短く切っておきましょう
サイズが合わないコンドームを使用するのはNG
コンドームには、様々なサイズや形があります。
自分に合ったサイズや形のコンドームを選ぶようにしましょう。
コンドームのサイズが大きかったり、小さかったりすると摩擦によって膣内で破れてしまう可能性が高くなります。
特に、サイズが大き過ぎると性行為中にいつのまにかコンドームが外れてしまい、気が付かずに膣内で射精してしまう可能性もあります。
また、感度の低下や勃起力の低下などを引き起こすこともあるので、性行為の満足度低下に繋がりかねません。
性行為前に予め自分にジャストフィットするコンドームを見つけておきましょう。
油性の潤滑剤と一緒に使用するのはNG
性行為の際に摩擦による痛みを軽減するため、潤滑剤(ローションなど)を使用することがあるかもしれません。
しかし、コンドームと潤滑剤を一緒に使用する際は、注意が必要です。
コンドームの材質によっては、油性の潤滑剤がコンドームを劣化させ、性行為中に破けてしまう可能性が高まります。
必ず水性の潤滑剤を使用するようにしましょう。
コンドームと潤滑剤を使用する際は、潤滑剤の成分表記に「油性~」などと書かれていないか確認してから使用したほうが良いでしょう。
使用期限が切れたコンドームを使用するのはNG
コンドームには、使用期限があります。
通常、コンドームの使用期限は、個包装ではなく、パッケージの箱に書かれています。
使用期限が切れたコンドームは劣化によって破れる可能性が高いので、使用しないでください。
また、使用期限が確認できない場合も危険なので、使用しないで破棄するようにしましょう。
コンドームを使用する前には必ず使用期限の確認をするようにしましょう。
自分で用意していないコンドームを使用するのはNG
友人やパートナーから貰ったコンドームやラブホテルに備え付きのコンドームは、穴が開いていないという確証がありません。
コンドームの使用期限が切れている可能性も考えられます。
いつ、どこで、誰が、どうやって手に入れたかわからないようなコンドームを信用してはいけません。
パートナーが用意したコンドームは絶対にダメとは言えませんが、なるべく自分で購入したコンドームを使用するようにしましょう。
使用済みコンドームを繰り返し使用するのはNG
コンドームは基本的に、1回の性行為につき1個限りの使い捨てとなっています。
一度使用したコンドームは、精子や性感染症の病原体が付着している可能性があるので、再使用すると妊娠や性感染症を引き起こす可能性があります。
また、洗浄中にコンドームに傷がついたり、乾燥中に劣化する可能性もあるので、絶対に繰り返し使用しないでください。
もったいないと思わず、その都度新しいコンドームを使用しましょう。
コンドームを2個以上重ねて使用するのはNG
コンドームは、2個以上重ねて使用してはいけません。
基本的に、どこのコンドーム製造メーカーも、そのような使い方は推奨していません。
コンドームを重ねて使用すると、丈夫になるどころか、コンドーム同士が摩擦で擦れ、破れやすくなります。
コンドームは、正しく使用すれば避妊や性感染症の予防に十分効果があるので、必ず1個ずつ使用しましょう。
体を洗わずに連続してコンドームを使用するのはNG
性行為を連続して行う場合は、射精ごとに体を洗うようにしましょう。
自分とパートナーの体に付いた体液を速やかに洗い流すことが必要です。
お互いの体のどこかに精子を含む体液が付着している可能性があるからです。
コンドームの装着後に精子を含む体液が付着し、膣内に挿入してしまう可能性がゼロではありません。
面倒かもしれませんが、避妊や感染症予防には必要なことだと覚えておきましょう。
射精後にコンドームを押さえないで引き抜くのはNG
射精後は、陰茎の根元でコンドームを押さえながら引き抜きましょう。
陰茎は射精後に勃起状態が緩んでしまうことがあるので、押さえずに引き抜くとコンドームが膣内で外れ、精液が漏れる可能性があります。
また、膣内にコンドームが残る可能性もあるので、注意が必要です。
性行為が終わったあとも油断せず、慎重にコンドームを取り扱うことが大切です。
コンドームの間違った保管方法
コンドームは使い方以外にも保管方法も重要です。
正しい使い方をしていても保管方法が間違っていては意味がありません。
コンドームの間違った保管方法は、以下の通りです。
コンドームの間違った保管方法
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財布に入れて保管するのはNG
コンドームを財布やポケットなどに個包装のまま持ち歩いたり、保管してはいけません。
よく「財布にコンドームを入れておくと金運が上がる」という噂話がありますが、全くのデマです。
コンドームを個包装のまま財布に入れると、変形や劣化の原因になります。
パッケージの箱のまま持ち歩くのが嫌な場合は、ハードタイプのカードケースなどに入れて持ち歩きましょう。
化粧ポーチに入れて保管するのはNG
コンドームを化粧ポーチに入れて持ち歩いたり、保管するのもNGです。
持ち運びやすいとは言え、財布と同様に変形や劣化の原因になります。
特に、化粧ポーチは化粧品によってコンドームが傷つくリスクが高いので、絶対にやめましょう。
直射日光の当たる場所で保管するのはNG
コンドームは、素材の性質上、紫外線や熱に弱いため、直射日光の当たる場所で保管しないようにしましょう。
コンドームが劣化し、伸縮性が失われる原因になります。
窓際や車内など置きっぱなしにならないように気を付けましょう。
高温多湿の場所で保管するのはNG
コンドームは、直射日光の当たる場所に限らず、高温多湿の場所で保管するのもNGです。
お風呂場や加湿器のある部屋などには置かず、風通しの良い場所や冷暗所に置くようにしましょう。
防虫剤などの揮発性物質のある場所で保管するのはNG
コンドームは、防虫剤などの揮発性物質のある場所で保管するのはNGです。
揮発性物質によってコンドームが劣化する可能性があります。
タンスやクローゼットなど防虫剤が置いてある場合にはコンドームを保管しないように注意しましょう。
まとめ~コンドームはマナー~
コンドームの装着は、大人の男性が嗜むべきマナーの一つです。
コンドームの正しい使い方などを知らないと言うことは、大人の男性であれば許されないことだと覚えておきましょう。
パートナーの女性が避妊用のピルを飲んでいたとしても性感染症予防のためにコンドームは欠かせません。
正しいコンドームの使い方を覚え、パートナーとの時間をより良いものにして、安全な性生活を送りましょう。
スタッフより
クリニックコラムをお読みいただきありがとうございます!
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