妊活中に夫が勃起しにくくなったり、ED(勃起不全)に陥ったりするケースはよく見られます。
EDと聞くと加齢とともに発症するイメージを持つ方が多いかもしれませんが、妊活に対する精神的なストレスが引き金になることもあるのです。
今回は、妊活中に夫がEDを発症しやすくなる原因や、7つの対処法を解説します。
スムーズに妊娠まで進められるよう、ぜひ参考にしてください。
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妊活で夫がED(勃起不全)を引き起こす原因
結婚する前や妊活を始める前までは問題なく性行為できていたにもかかわらず、妊活になった途端にEDとなるケースがあります。
俗に「子作りED」とも呼ばれる現象で、決して珍しいことではありません。
以下では、妊活で夫がEDを引き起こす原因を解説します。
妊活で夫がED(勃起不全)を引き起こす原因
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複数の原因が複合して起きている可能性もあるので、どの項目が当てはまりそうか確認しておきましょう。
タイミング法に義務感やプレッシャーを抱いている
排卵日の2〜3日前を狙って性行為を行う、「タイミング法」は妊娠確率を上げる有効な手段です。
しかし、そのタイミング法自体が夫にとって義務感やプレッシャーとなり、EDを引き起こしている可能性があります。
勃起に至るには、気持ちがリラックスした状態でなければなりません。
妻が妊活を意識するあまり、夫に対して「どうしてたたないの?」と伝えてしまう方もいるでしょう。
夫は「子作りのために仕方なく性行為しているのかな」「今回は失敗できない…」などと思考を巡らせ、リラックスどころかプレッシャーに感じ、EDに陥ってしまうのです。
夫に対して無意識のうちに義務感やプレッシャーを与えていないか、一度振り返ってみましょう。
妻を性的対象として見られなくなっている
カップルの状態から結婚して夫婦の関係になることで、夫が妻のことを性的対象として見られなくなり、EDになるケースもあります。
性行為の相手が妻のときにのみたたなくなることから、「妻だけED」とも呼ばれます。
妊活で生じる子作りEDは、妻だけEDの一種です。
結婚前と結婚後で夫が勃起しにくくなった場合は、妻だけEDの可能性が高いでしょう。
妻だけEDの改善法は以下の記事で詳しく解説しているので、併せて参考にしてください。
加齢とともに血管や神経の機能が衰えている
EDは、血管や神経といった身体機能の低下によっても生じます。
加齢によって老化が進みたたなくなるのは、自然なことと言えるでしょう。
一方で、妊娠の適齢期は25歳〜35歳頃と言われます。
30代から身体機能が徐々に衰え始める男性も多いため、老化による勃起力低下と妊活のタイミングが重なった可能性があります。
不健康な生活が続いている場合は、身体機能の衰えによってEDを発症している可能性を視野に入れておいてください。
ED(勃起不全)が妊活に与える影響
妊活中にEDを発症するとスムーズに妊娠まで進まなくなり、ストレスを抱えることが多いです。
以下では、EDが妊活に与える悪影響を紹介します。
ED(勃起不全)が妊活に与える影響
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EDは放置しておくと悪化する一方なので、妊活を成功させたい方はよく読み、危機感を持っておきましょう。
勃起を維持できず射精できない
EDになると挿入前からたたなかったり、挿入後に勃起力が弱まり膣から抜けてしまう「中折れ」が起きたりします。
勃起状態を維持できなければ満足に性行為できず射精もできないため、肝心の妊娠に至りません。
夫側は「たたなくて何だか申し訳ない」「次も失敗したらどうしよう…」とプレッシャーを感じ、ますますEDが悪化するという悪循環に陥りかねません。
満足に勃起できないことが根本原因のため、EDを改善することで夫は自信を取り戻し、妊活の成功にも繋がるでしょう。
夫婦関係が悪化しセックスレスに陥る
EDが続くと夫婦関係が悪化し、セックスレスに陥るリスクがあります。
男性の中には「かっこ悪いところを見せたくない」という方も多いです。
「EDで性行為がうまくいかないと妻を失望させてしまうかも…」といった自信のなさが、性行為を遠ざけてしまうのです。
また、「夫がたたないのは自分に魅力がないからでは?」といった妻側の誤解が引き金でけんかに繋がることもあります。
普段のコミュニケーションがぎこちなくなれば、性行為したいという気持ちもお互いに薄れてしまうでしょう。
このようにお互いの仲が険悪になってしまえば、もはや妊活どころではありません。
家庭崩壊や離婚の危機も考えられるため、一刻も早くEDの正しい対処法を取ることが大切です。
妊活で夫がED(勃起不全)のときにできる7つの対処法
EDを発症する原因は一つではありませんが、ある程度の対処法は確立されています。
以下では、妊活で夫がEDのときにできる7つの対処法を解説します。
妊活で夫がED(勃起不全)のときにできる7つの対処法
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EDが改善するだけでスムーズに妊活が進むこともあるため、ぜひ取り組んでみてください。
対処法①ED治療薬を服用する
EDを改善するスタンダードな方法は、ED治療薬を服用することです。
ED治療薬と聞くと抵抗感を抱く方もいますが、不妊治療の中でも積極的に使われる医薬品です。
勃起に至るには、陰茎海綿体に十分な血液が流れ込まなければなりません。
スポンジが水を吸収して膨張するように、陰茎海綿体が血液を取り込んで大きくなる現象を勃起といいます。
ED治療薬は、陰茎海綿体へと血液が流れ込みやすくなるように、血管を広げる役割を果たします。
ホルモンや脳に作用するメカニズムではなく、血管を広げる非常に単純な作用のため、精子や胎児への影響はないと言われています。
ED治療薬にはバイアグラなどいくつか種類がありますが、中でも「シアリス」は妊活で薦めされることの多いED治療薬です。
ED治療薬の種類によって、効き始める時間や効果持続時間には違いがあります。
シアリス | バイアグラ | レビトラ | |
---|---|---|---|
効き始める時間 | 服用後、約1時間 | 服用後、約30分~1時間 | 服用後、約15分~30分 |
効果持続期間 (作用時間) |
約24時間~36時間 | 約4時間~5時間 | 約5時間~6時間 |
シアリスは服用から約1時間かけて徐々に効果が発生し、約24時間〜36時間という長時間の効果持続期間を得られるのが特徴です。
バイアグラやレビトラのように即効性のあるED治療薬と異なり、シアリスは自然な勃起が得られやすいED治療薬です。
また、レビトラは射精に至るまでの時間が長引くという報告があります。
早漏の男性に対してはメリットが大きいですが、妊活の場合は射精に至ることを優先してシアリスが薦められることが多いです。
妊活で夫がたたないときにED治療薬の服用は有効な手段の一つのため、ぜひ一度検討してみてください。
当クリニックでは、患者様一人ひとりの状況に適したED治療薬の提案をしています。
妊活中のEDにお悩みの方は、まずはお気軽にお問い合わせください。
一部のED治療薬は保険適用あり
2022年4月より、シアリスやバイアグラなどのED治療薬が保険適用されるようになりました。
病院やクリニックなどの医療機関で処方されるED治療薬の多くは、自由診療が一般的です。
ただし、不妊治療に限り保険診療でED治療薬の処方が受けられます。
保険診療でシアリスやバイアグラの処方を受けるには、条件を満たす必要があります。
詳しくは、以下の記事で解説中です。
対処法②健康的な生活を心掛ける
勃起力を高めるためにも、以下のような健康的な生活を心掛けましょう。
ED改善に繋がる健康的な生活の例
- 栄養のある食事
- 適度な運動
- 十分な睡眠
- 禁酒
- 禁煙
栄養バランスが崩れると生活習慣病を招き、陰茎海綿体に血液が流れにくくなる恐れがあります。
血液がサラサラになる食材を取り入れると、EDの改善に繋がります。
また、適度な運動や十分な睡眠は、勃起に必要なリラックス効果を得るのに有効です。
精神面の安定も十分な勃起を得る大切な要素だからです。
ほかにも、アルコールやタバコは勃起力を低下させるという報告があります。
可能な限り禁酒・禁煙を心掛けてみてください。
このように普段の生活習慣からEDを改善する際の具体的な方法は、以下の記事で解説しています。
健康的な生活を送れていないと思う方は、併せてチェックしておいてください。
対処法③排卵日を意識しすぎない
排卵日に関係なく普段から定期的に性行為をすることで、ED改善に向かうケースがあります。
タイミング法で妊娠確率をアップさせたい気持ちはわかりますが、夫にとってはプレッシャーになりかねません。
また、排卵日付近のタイミングでのみ性行為をする習慣をつけてしまうと、子作りのための性行為という義務感を夫に与え、EDを悪化させてしまいます。
妊活を成功させるためにも、排卵日を過度に意識しすぎないようにしましょう。
対処法④性行為を楽しむ気持ちを持つ
男性に十分な性的刺激を与えて気分を高めることで、ED改善が見込めます。
そのためには、夫婦がお互いに性行為を楽しむ工夫をすることが大切です。
例えば、ボディタッチなどのスキンシップや前戯を充実させることが挙げられます。
性行為中も相手を思いやる気持ちで接すれば、おのずと男性に興奮を与えられるでしょう。
また、自宅ではなくホテルで性行為をしたり、アダルトグッズを使ったりするなど、新鮮さを演出するのも効果的です。
妊活で性行為の回数が増えると、徐々にマンネリ化してしまう夫婦は多いです。
しかし、夫がたたない状況に陥ったときこそ、性行為を楽しむ気持ちを忘れないようにしましょう。
対処法⑤EDを重く捉えず自然に夫と接する
夫のEDをあまり重く捉えすぎず、普段通り夫と接するよう心掛けましょう。
妊活に焦る気持ちから、夫がたたないことを責めてしまうかもしれませんが、無理に改善を求めるのは逆効果です。
言われた本人は、思った以上に気にしたり傷ついたりするものです。
前述の通り、精神的なストレスやプレッシャーはEDを悪化させる原因となります。
些細な一言が心の傷となりEDを引き起こしてしまうことも多いため、注意してください。
女性側がEDを重く捉えないだけで夫は安心感を得られ、結果としてED改善に繋がります。
あくまでもEDはよくあることと認識し、普段通り接するよう心掛け、夫の味方・理解者の立場でいるようにしましょう。
対処法⑥カウンセリングを受ける
妊活で夫がたたない場合は、心理的な要因でEDに陥っている可能性が高いです。
その際は、カウンセリングを受けるのも一つの手段です。
カウンセリングでは、カウンセラーに悩みを打ち明けて解決策を探ったり、不安や緊張を緩和してリラックスを得たりする効果が期待できます。
日本国内ではカウンセリングに抵抗を感じる方も多いですが、ぜひ一度検討してみるとよいでしょう。
対処法⑦夫に通院を勧める
夫本人がたたないことを気にしており、ある程度前向きにED改善を検討している場合は、妻から夫にED治療の通院を勧めるのも有効です。
ED治療は恥ずかしいものという先入観を持っている方が多いため、通院したくても心理的な抵抗が働いているケースは多いです。
そこで、妻が「ED治療は割と一般的みたいだよ。行ってみたらどう?」と少しだけ背中を押してあげると、夫は改善に向けて一歩踏み出しやすくなります。
押し付けがましい言い方にならないよう、あくまで手段の一つとして伝えてみてください。
まとめ〜妊活で夫がED(勃起不全)のときはED治療薬で克服が見込める〜
妊活で夫がたたない場合は、男性側が妊活に対して強い義務感やプレッシャーを抱いているケースが多いです。
性行為に支障をきたすことがあるなら、ED(勃起不全)の可能性が高いでしょう。
EDの対処法のスタンダードは、ED治療薬の服用です。
特に「シアリス」というED治療薬は、妊活中でたたない場合に用いられるケースが多いです。
EDを改善して妊活を成功させたいという方は、ぜひお気軽にお近くの病院やクリニックなどの医療機関で専門医に相談してみてください。
スタッフより
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