性行為(セックス)において、多くの女性は早漏を嫌がっていると言われています。
そのため、早漏はマイナスなイメージがつきがちです。
しかし、全ての女性が早漏に対して不満を持っているわけではありません。
早漏でも良いという女性も一定数います。
早漏の方や早漏かもしれない方は、早漏に対する女性の本音について知っておくと良いでしょう。
今回は、女性が早漏を嫌う理由や早漏でも良い理由について解説します。
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データが語る「早漏は嫌」と「早漏でも良い」
アダルトグッズの製造販売を行っている「株式会社TENGAヘルスケア」がとある調査を紹介しています。
2017年に449名(平均年齢42.7歳)の女性に対して、性行為(セックス)における「理想の挿入時間」についてアンケート調査を行いました。
同調査によると、女性の理想の挿入時間のベスト5は、以下の通りでした。
女性の理想の挿入時間(回答者の割合)
- 1位:10分(20.9%)
- 2位:5分(18.9%)
- 3位:1分未満(12.9%)
- 4位:15分(9.6%)
- 5位:3分(7.1%)
※参考:セックスの理想の挿入時間は何分か?挿入時間から早漏/遅漏を考える - TENGAヘルスケア プロダクトサイト
一般的に早漏とは、ほぼ毎回、女性器への挿入後「1分以内に射精」、または「挿入前に射精」してしまうこととされています。
1分以内の射精が早漏の目安と言って良いでしょう。
上記の前提条件を踏まえると、1位の「10分(20.9%)」、2位の「5分(18.9%)」、4位の「15分(9.6%)」は、早漏よりも長い挿入時間を望んでいると言えそうです。
1位、2位、4位の回答者の割合を足すと49.4%(約5割)になるので、女性の約半数は長い挿入時間を望んでいるようです。
逆に、早漏に該当すると思われる3位の「1分未満」は12.9%(約1割)なので、女性の10人に1人以上は、短い挿入時間を望んでいると言えます。
また、女性器への挿入から3分間射精を我慢できても、本人が「射精までの時間を長くしたい」と悩んでいるなら、早漏と判断されることがあります。
なので、5位の「3分」も早漏とするならば、3位「1分未満」の12.9%に5位「3分」の7.1%を加えると、ちょうど20.0%(2割)になるので、女性の5人に1人が短い挿入時間を望んでいることになります。
これらのデータ結果から、大半の女性が早漏を嫌っている反面、早漏でも良いという女性が意外に多いということが分かります。
【女性の本音】早漏を嫌う理由
女性はなぜ早漏を嫌うのでしょうか。
その本音に迫ってみたいと思います。
女性が早漏を嫌う理由は、以下の通りです。
女性が早漏を嫌う理由
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イケないから(満足できないから)
男性同様、女性も性的欲求を満たしたい方は多くいます。
そのため、性行為によって性的快感を得たい女性は、挿入時間が短い早漏を嫌います。
なぜなら、早漏では、ほぼ挿入と同時に終わってしまうため、女性が絶頂(オーガズム)に達することができないからです。
つまり、イケないからです。
男性が女性に性的快感を与えてイカせるためには、陰茎を膣内に挿入し、ピストン運動で刺激を与え続ける必要があります。
しかし、早漏では挿入時間が短いため、刺激が不足し、女性はイクことができません。
性的欲求を満たすために性行為をしているのに、イケないとストレスを感じることになります。
性行為で満足できるかどうかは、女性がイケるかどうかも重要な要素の一つなのです。
「繋がり」を感じられないから
女性の中には、陰茎が自分の膣内に入ってくることで「繋がり」を感じる方がいます。
単純に体と体の繋がりだけではなく、心と心の繋がりを意味しています。
性行為は、体と体を繋げると同時に心と心を繋げるものでもあるのです。
相手と体や心で繋がっていると安心感や愛を感じることができます。
そのため、性行為によって体や心の繋がりを重視する女性は、挿入時間の短い早漏を嫌います。
男性が早々に絶頂を迎えて、挿入時間が短くなると繋がっていられる時間も少なくなるからです。
結果的に、挿入時間の短い早漏は、「寂しさ」を生んでしまいます。
1回や2回の早漏ならまだしも、5回も10回も早漏が続くと「性行為は寂しくなるもの」と感じるようになります。
「繋がり」を感じられなくなり、「寂しさ」を生む可能性のある早漏は嫌われてしまうのです。
自分勝手な気がするから
早漏の男性は、女性から見ると自分勝手な気がしてしまいます。
女性がイク前に男性がイッてしまうと男性だけが満足しているように見えるからです。
かなり早く射精してしまっているのに射精直後の性的快感のため、満足気な顔をしてしまう男性がいます。
それをパートナーの女性が見たら「あなたは満足できたかもしれないが、私は満足できていない」と不満に思うでしょう。
性行為は本来、お互いが気持ちよくなるための行為なので、男性だけが性的快感を得て、女性が得られないのはフェアではありません。
「だから早漏の男性は嫌い」と女性が思っても仕方がないことでしょう。
また、早漏を含めて、性行為自体に不満を持つ女性もいます。
キスも前戯もろくにせず、勃起したらすぐに挿入して、射精したら満足して寝てしまう男性がいます。
性行為全体で10分もかからず、そのうえ早漏では、「自分は男性の性欲処理や自慰行為(マスターベーション)の道具なのか」と感じてしまうでしょう。
こういった経験を持つ女性もいるため、早漏に対して嫌悪感を抱いてしまうのです。
【女性の本音】早漏でも良い理由
女性の中には、性行為において、それほど早漏であることを気にしない方もいます。
むしろ、早漏を好意的に捉える方がいるくらいです。
女性が早漏を嫌わず、むしろ歓迎する理由について解説します。
女性が早漏を受け入れる理由
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挿入やピストン運動が嫌いだから
女性の中には、陰茎を膣内へ挿入したり、性行為中のピストン運動を嫌う方がいます。
陰茎は、尿を出す器官でもあるので、潔癖症の女性の場合、それを自分の体内に入れることを好みません。
また、性行為での正常位は、女性が下になって男性が覆い被さる体位になるため、その際に生じる圧迫感を嫌う方もいます。
挿入やピストン運動以外で性的快楽を得られるので、それで十分という女性は、早漏でも全く問題ないでしょう。
他にも、挿入やピストン運動で性的快感を得られない女性もいるので、そういった方からすれば、嬉しいことかもしれません。
このような女性は、むしろ早漏を歓迎しています。
「早く性行為が終わってよかった。それより抱き合って寝転がっていたい」と思っているはずです。
性行為は、挿入やピストン運動だけではありません。
キスや前戯、後戯を楽しみにしている女性もいるのです。
性行為の回数を重視しているから
早漏を歓迎しているわけではないけど、性行為の回数を多くこなせるなら、挿入時間が短くても気にならないという女性もいます。
そういった女性は「一晩に何度も性行為すること」を最も重視しています。
男性に何回も体を求められることで、「愛されている」「繋がりを求められている」「必要とされている」と感じることができるからです。
そのため、逆に挿入時間が長くても、1回で終わってしまうことに不満を覚えます。
早漏の男性でも、一晩で何度も性行為ができるなら問題なく受け入れてくれるでしょう。
体の相性を重視しているから
体の相性を重視している女性であれば、早漏でも嫌いにはならない可能性があります。
体の相性が良かったり、性行為によってお互いに愛情を感じることができれば、早漏かどうかはあまり重要ではありません。
例えば、キスや前戯などが上手であれば、挿入時間の短さが気にならない女性は一定数います。
女性を満足させられる性行為を実現できれば、早漏は関係ないのです。
男性は「早漏でも良い」と言われても油断しないで
もし、早漏の男性が、早漏を気にしない女性と付き合うことができたら、それは幸せなことです。
そして、そういった女性と巡り会うことができても絶対に油断しないでください。
早漏には、マイナスなイメージがついて回っていることを忘れてはいけません。
女性に嫌われないようにムードをつくったり、性的な気持ちを高める工夫は常に必要です。
性行為の正しい知識を身につけて、女性に性的快感を与えることは、男性としてのマナーだと覚えておきましょう。
挿入以外で女性をイカせられるようにする
早漏を嫌う女性の多くは、性的快感が得られなかったり、イケない(絶頂を迎えられない)ことに不満を感じています。
なので、早漏の男性は、挿入やピストン運動以外で女性をイカせる方法を身につけなくてはなりません。
キスや前戯などのテクニックを磨き、挿入しなくても女性をイカせることができるようになりましょう。
もし、そういったテクニックが無い場合は、バイブレーターなどのアダルトグッズを使用するのも効果的です。
挿入前に複数回女性をイカせることができれば、挿入時間が短くても気にならなくなるでしょう。
マンネリ化を防ぐ
性行為のマンネリ化は、相手との心の距離を遠ざける原因になってしまいます。
いくら女性から「早漏でも良い」と言ってくれても性行為自体を飽きられてしまっては意味がありません。
場所や雰囲気を変えて、マンネリ化を防ぎつつ、性行為を楽しみましょう。
時には、性行為の回数を増やして体の相性を高めていくのも良いでしょう。
お互いに満足できる性行為を探してみましょう。
早漏を改善する努力はすべき
女性から「早漏でも良い」と言われたとしても、早漏であることに安心して、甘んじてはいけません。
早漏の男性は、性行為が自分勝手と思われやすいので、早漏を改善する何らかの努力は継続したほうが良いでしょう。
早漏を改善するためのトレーニング方法や早漏治療薬は存在します。
良好な関係を継続するためにも、結果はどうあれ、改善に向けて努力しましょう。
「私のために努力してくれてる」と女性に思わせる姿勢が大切です。
また、男性が先に絶頂に達してしまった場合は「いつも早くてごめんね」と声をかけることも大切です。
なぜならこの言葉には、性的快感を提供したいのにできなかったという健気な気持ちや相手への気遣いが含まれているからです。
まとめ~早漏でも良いは少数派~
「早漏は嫌か、早漏でも良いか」と聞かれたら、多くの女性は「早漏は嫌」と答えるでしょう。
「早漏でも良い」というケースは少数派と言えます。
とは言え、「早漏は絶対に嫌」という女性もそれほど多くはないでしょう。
早漏の男性は、早漏に対して女性の本音を踏まえ、嫌われないように何かしら早漏を改善する努力はすべきです。
パートナーの女性と早漏の悩みを共有して、解決に向けて取り組むのも良いでしょうし、病院やクリニックなどの医療機関で早漏治療薬を処方してもらうことも一つの手段です。
早漏の方は、女性と性行為に対しての向き合い方を真剣に考えることが大切です。
スタッフより
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