突然ですが、季節によって髪の毛が抜けやすい時期があるなと感じたことはありませんか?
季節の変わり目は、寒暖差によって体調が変化しやすく、気分が優れなかったりすることがよく知られています。
実は、人によっては特定の季節によって抜け毛が増えやすくなることがあるのです。
「抜け毛と季節にはどんな関係性があるのか?」と疑問に思う方も多いはず。
今回は、抜け毛と季節の関係性について解説します。
※リンクをクリック、またはタップすると、ページ内の項目へ移動します
AGA・薄毛でお悩みのあなたへ
AGA治療は、新橋ファーストクリニックにお任せください。
プロペシア(フィナステリド)、サガーロ(デュタステリド)、ミノキシジルなどのAGA治療薬を取り扱っています。
当クリニックの特長
- メーカー純正のAGA治療薬を処方
- 来院時の診察料、処方料などは全て無料
- 新橋駅から徒歩3分の好アクセス
- 予約なしで当日に来院してもOK
\ AGA治療薬は1,500円~9,800円 /
季節の変わり目は抜け毛が増える
結論から言うと、季節の変わり目は抜け毛が増えやすくなる傾向があります。
人間の髪の毛は、個人差はありますが、約10万本あると言われています。
そして、髪の毛が抜けない日はありません。
一般的に1日当たりの抜け毛本数は、約50本〜100本までなら正常な範囲内と言われています(もちろん、個人差はあります)。
しかし、季節の変わり目では、多い日で約200本~300本の抜け毛が生じるとされています。
通常の約2倍〜3倍も抜け毛が増えることがあるのです。
ただ、そういった時期の抜け毛は自然脱毛の範囲内なので、深く心配する必要はありません。
「春」と「秋」は特に抜け毛が増える
「春」と「秋」は、一年の中でも特に抜け毛が増えやすいと言われています。
人間以外の毛のある動物(特に犬や猫など)には大抵「換毛期」と呼ばれる期間が存在します。
換毛期とは、春は夏毛に、秋は冬毛に生え替わること時期のことです。
暑い夏や寒い冬は体温調節が必要となるため、その前の季節に温度変化に対応できるように準備をするのです。
人間も一応、毛のある動物なので、春と秋に抜け毛が増えるのは、遺伝子にそういった換毛期の名残りが残っているからだと言われています。
なので、季節による抜け毛は「毛の生え替わり」と思ってもいいかもしれません。
抜け毛の多さの判断基準
ちなみに、最も抜け毛が増えるタイミングは、シャンプーをする時(洗髪時)です。
1日の抜け毛の内、約50%~70%はシャンプーをする時に脱毛してしまうと言われています。
本来であれば、抜けた数とほぼ同数の新しい髪の毛が生えてくるため、常時約10万本の状態が続きます。
しかし、1度のシャンプーで抜け毛が100本を越えると「薄毛のリスクあり」として、要注意です。
春や秋などの抜け毛が増える時期で言えば、300本を越えると何らかの異常が発生していると言えます。
また、朝の起床時、枕元に約30本~50本以上の抜け毛があれば、そこからさらにシャンプーで脱毛するので、要注意になります。
季節別の抜け毛が増える理由
季節の変わり目は、「換毛期」の名残り以外にも、自律神経やホルモンバランスが乱れやすくなるため、抜け毛が増える傾向があります。
ただし、季節ごとに抜け毛が増える理由は異なります。
季節別に抜け毛が増える理由を解説します。
【季節別】抜け毛が増える理由
※リンクをクリック、またはタップすると、ページ内の項目へ移動します
「春」に抜け毛が増える理由
春に抜け毛が増える主な理由は、以下の通りです。
春に抜け毛が増える主な理由
- 精神的なストレス
- 自律神経の乱れ
- ホルモンバランスの乱れ
- 換毛期の名残り
- 花粉症によるむくみ
- etc...
春は、単純に季節的な気温の変化や日照時間の変化だけでなく、進学や就職、転勤など新しい生活がスタートする季節です。
何かと生活環境などが変わりやすい季節なので、精神的なストレスを受けやすい状態です。
精神的なストレスは、自律神経やホルモンバランスの乱れを生じさせます。
そういった乱れは、頭皮の血流悪化に繋がり、髪の毛に十分な栄養が届きにくくなるなど、正常なヘアサイクルを乱す原因になります。
また、前述した様に、春は換毛期の名残りによって抜け毛が増えやすい傾向があります。
その他、春は花粉症が流行りやすい季節です。
近年では、花粉症による「むくみ」が頭皮環境の悪化を招き、抜け毛に繋がるといったことも指摘されています。
「夏」に抜け毛が増える理由
夏に抜け毛が増える主な理由は、以下の通りです。
夏に抜け毛が増える主な理由
- 紫外線によるダメージ
- 高温多湿な環境
- 頭皮の血流悪化
- 自律神経の乱れ
- 海水浴
- 夏バテによる栄養や睡眠不足
- etc...
夏は、抜け毛を発生させたり、増やしたりする条件が多く揃っています。
他のどの季節より注意すべき時期です。
暑い夏は、日照時間も長く、照りつける日差しによる紫外線は髪の毛や頭皮に大きな影響を与えます。
紫外線は、直接髪の毛を痛める原因になりますし、頭皮にダメージを与え、抜け毛を増やす原因になるのです。
蒸し暑い梅雨の時期になると、温度や湿度が高くなりやすく、皮脂の分泌量が増えるため、頭皮トラブルが起こりやすくなります。
結果的に頭皮環境の悪化に繋がるので、抜け毛の原因となります。
また、クーラーで冷房が効いた部屋で長時間過ごすと、冷えによる血管収縮に繋がり、頭皮の血流悪化を引き起こしやすくなります。
外気と室温の温度差によって自律神経の乱れも起こりやすくなります。
その他、夏と言えば海や川、プールといった水のあるレジャーが楽しめる季節です。
しかし、海水浴は特に髪の毛や頭皮への負担が大きいとされています。
海水浴では、日陰になる場所が限られてしまうので、紫外線によるダメージを受けやすくなってしまうからです。
単純に塩分を多く含んだ海水が頭皮の毛穴に詰まりやすいことも抜け毛を促す原因になります。
さらに、夏バテによる栄養や睡眠不足も要注意です。
気温が高くなると夏バテを引き起こして、食欲不振になったり、寝苦しくて睡眠不足に陥ることがあります。
抜けにくい健康的な髪の毛の成長には、十分な栄養と質の良い睡眠が必要不可欠だからです。
「秋」に抜け毛が増える理由
秋に抜け毛が増える主な理由は、以下の通りです。
秋に抜け毛が増える主な理由
- 紫外線の蓄積ダメージ
- 自律神経の乱れ
- 換毛期の名残り
- 花粉症によるむくみ
- etc...
秋は、春と季節的な影響が似ています。
秋も換毛期の名残りによって抜け毛が増えやすい傾向がありますし、花粉症によるむくみの影響も受けやすい季節です。
また、夏に受けた紫外線による頭皮へのダメージが一気に顕在化する季節でもあります。
蓄積されたダメージは、夏から秋にかけての季節の変わり目に一気に襲ってくることがあるのです。
他にも、紫外線による蓄積ダメージの影響で、体内の活性酸素が増加し、髪の毛の老化を促進させてしまうこともあります。
結果的に抜け毛が増えやすくなるのです。
さらに、暑さによる疲労の蓄積や食生活の変化が秋の気温低下と重なることで、自律神経の乱れに繋がることもあります。
夏に冷たい食べ物を多く摂取する習慣がつき、秋になっても継続していると慢性的に冷えが生じ、血流が悪化することも抜け毛の原因となります。
「冬」に抜け毛が増える理由
冬に抜け毛が増える主な理由は、以下の通りです。
冬に抜け毛が増える主な理由
- 頭皮の乾燥
- 頭皮の血流悪化
- 免疫力の低下
- etc...
冬は、気温が低いだけでなく、湿度が低く、乾燥しやすい季節です。
そのため、エアコンや暖房などによる温風は湿度をさらに下げ、頭皮の乾燥を招き、頭皮環境を悪化させる原因になります。
頭皮が乾燥すると健康的な髪の毛が育ちにくくなるため、結果として抜け毛が増えてしまうのです。
また、健康的な髪の毛を作るためには、十分な栄養が必要です。
しかし、気温が低く、体が冷えやすい冬は、体全体の血流が悪化しやすくなります。
体の血流悪化は、頭皮の血流悪化も招き、髪の毛の成長に必要な栄養が行き渡りにくくなってしまいます。
栄養不足に陥った髪の毛は、ハリやコシなどがなくなり、次第に細くなっていきます。
結果として、髪の毛が弱々しくなり、抜けやすくなってしまうのです。
「冷え」と「乾燥」が冬に抜け毛が増えてしまう最大の原因と言えるでしょう。
その他、冬は体が冷えることで、体の免疫力が低下しやすい季節でもあります。
免疫力が落ちると、頭皮の常在菌が繁殖しやすくなります。
頭皮の衛生環境が悪化すると、炎症を引き起こし、抜け毛を引き起こす原因となってしまうのです。
まとめ~季節別の抜け毛が増える理由を把握しておこう~
1年の季節の中で、抜け毛が最も増えやすい傾向があるのは春と秋です。
しかし、季節の変わり目という意味では、春と秋以外でも抜け毛が増える可能性は十分にあります。
そして、抜け毛が増える理由は季節ごとに違います。
季節ごとの抜け毛が増える理由を知っておけば、急に抜け毛が増えても焦って心配しなくて済むでしょう。
ただし、季節の変わり目がいつまでも続くわけではないので、しばらく経っても抜け毛が収まらない場合は注意が必要です。
抜け毛が収まらない場合、今回解説したこと以外の理由で抜け毛が進行している可能性が考えられます。
抜け毛が増えたり、薄毛が進行しているなと感じる方は、当クリニックにお気軽にご相談ください。
万が一、AGA(男性型脱毛症)だった場合、すぐに治療を始めることができます。
スタッフより
クリニックコラムをお読みいただきありがとうございます!
いかがでしたでしょうか、参考にはなったでしょうか?
いま、なんらかの症状でお悩みのそこのあなた!
一人で悩まず、まずはご相談ください。