クリニックコラム

女性の髪のほうが男性より長寿命【でも安心できない理由】

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女性の髪のほうが男性より長寿命【でも安心できない理由】

男性は男性用の髪の毛のケアをしていますか。
女性は女性用の髪の毛のケアをしていますか。

同じ髪の毛でも、男性と女性ではかなり性質が違います。
最も大きな違いは寿命でしょう。

男性の髪の毛の寿命は4、5年なのに対し、女性の髪の毛は5、6年にもなります。
しかし、だからといって男性があきらめる必要はありませんし、女性は安心できません。
その理由を、男女の髪の毛の違いを説明しながら紹介します。

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髪の毛の寿命とは

髪の毛は自然に抜け落ちます。この現象は、健康な髪の毛でも、そうでない髪の毛でも同じです。
これが髪の毛の寿命です。

健康な髪の毛でも脱毛しているにもかかわらず、薄毛やハゲにならないのは、健康な髪の毛は太く長くなり、なおかつ自然に抜け落ちたあとにすぐに新しい髪の毛が生えてくるからです。

一方でAGA(男性型脱毛症)の場合は、細く短い状態で抜け落ちてしまい、なおかつ新しい髪の毛がなかなか生えてきません。
それで薄毛やハゲになってしまいます。

髪の毛の一生は3期にわかれる

髪の毛の一生は、成長期、退行期、休止期の3期にわかれます。
成長期は細胞分裂が活発に起こり、髪の毛が太く長くなる期間です。
退行期は髪の毛が成長しなくなり、細胞分裂が完全にやむ前までの期間です。
細胞分裂がやむと、休止期に入り、あとは抜け落ちるのを待つだけとなります。

休止期に入ると、その髪の毛の下(奥)では新しい髪の毛の細胞分裂が始まります。
ここまでの流れを1サイクルと呼び、これが髪の毛の一生です。男性4、5年、女性5、6年というは、1サイクルの長さです。

男性ホルモンのせいで短命になる

男性の髪の毛の寿命が短いのは、男性ホルモン、ジヒドロテストステロンの作用によります。
一般的な男性ホルモンであるテストステロンが5αリダクターゼという物質と結合すると、ジヒドロテストステロンと言う物質に変わり、それが脱毛を促してしまうのです。

女性ホルモンが髪の毛を守っている

テストステロンは男性が多く持っている物質ですが、女性もテストステロンを持っています。
ただ女性の場合、エストロゲンなどの女性ホルモンがテストステロンの働きを抑えているので、ハゲや薄毛が少ないのです。

ところが閉経を迎えるとエストロゲンが減り、女性でもテストステロンの働きが活性化してしまいます。
それでジヒドロテストステロンがつくられやすくなり、女性でもAGAのような症状を起こしやすくなります。

この状態を、女性を意味する英語FemaleのFを取ってFAGA(女性男性型脱毛症)と呼びます。

女性にはAGA治療薬は使えない

FAGAは、AGAの女性版という位置づけですが、AGA治療薬のプロペシアなどは使うことができません。

対策は男女ともに同じ

薄毛対策では、AGA治療薬以外は、男女ともに同じです。
男性も女性も、髪の毛の寿命を延ばす取り組みが必要になります。

体によいことをしよう

髪の毛の寿命を延ばすには、ストレスを減らし、血行不良を改善し、良質な睡眠を取り、バランスの取れた食事を心がける必要があります。

体によいことをしよう

これらの対策はいずれも「体によい」ものばかりです。
髪の毛も頭皮も体の一部なので、全身の健康とともに調子がよくなるのは当然といえば当然です。

髪の毛の寿命には男性ホルモンと女性ホルモンが深くかかわっていることを確認しました。
ホルモンによる作用は「微妙なバランス」のうえに成り立っているので、大きなストレスや体調不良などによって簡単に「誤作動」を起こしてしまいます。
ストレスの軽減と良質な睡眠は、微妙なバランスを取り戻す手助けをします。

また、髪の毛や頭皮の細胞に酸素と栄養を運ぶ血管はとても細くなっています。
血行が悪化すると、まずは細い血管の流れが阻害されます。
血行不良の影響は、早い段階で髪の毛に現れるわけです。

頭皮の刺激を弱める

髪の毛は炎症にも弱い特徴があります。
「炎症」と聞くと、皮膚が赤くなって腫れて痛みが走るイメージがあると思いますが、人が感知できないほどの小さな炎症もあります。例えばかゆみも炎症のひとつです。

髪の毛のメカニズムは非常にデリケートなので、小さい炎症でもダメージを受けます。
例えばシャンプーを変えただけでも炎症が起きたりやんだりします。

髪の毛が気になり始めたら、まずシャンプーやトリートメントなどを疑ってみてください。
刺激が弱い製品に変えるだけで効果を実感できる場合もあります。
これは男女ともにいえることです。

ただ同じ刺激でも、頭皮マッサージなどの血行をよくする施術は積極的に試してみてください。
頭皮マッサージはリラックス効果も得られるので、ストレスの軽減にもつながります。

まとめ~女性も男性と同じくらい注意してください

男性のほうが薄毛になりやすく、女性はなりにくいメカニズムを解説しました。

ただ「なりやすい」ことは「必ずなる」ことではありませんし、「なりにくい」ことは「ならない」ことではありません。

男性の髪の毛の寿命が4、5年で、女性が5、6年と紹介しましたが、これはあくまで目安です。
男性でも長くすることができますし、女性でも短くなってしまうこともあります。

髪の毛が気になったら、男性も女性もまずは生活環境を見直して、それでも悪化がとまらないようなら力を借りてみましょう。

※当院は男性専門クリニックです。女性の方の治療やFAGAの治療は行っておりません。

スタッフより

スタッフ

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