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なぜ「たくさん性行為をしている50代以上の男性は元気」といえるのか
EDについて
2019年1月30日

50代以上になっても「たくさん性行為をしている」男性は、周囲の人から「元気だな」といわれるのではないでしょうか。
「元気」の意味合いはさまざまで、「それだけの意欲がわいてくるのがすごい」と感じる人もいるでしょうし、「実行できる体力がうらやましい」という人もいるでしょう。
この「たくさん性行為をする人は元気」という説は、医学的見地からみても、あながち間違っていません。
なぜなら「たくさん性行為ができる」の真逆である「ED(勃起障害)」は、健康に陰りがみえ始める兆候になることもあるからです。
目次
EDはペニスの異常でも心の不調でもなく、血管と神経の問題
EDには2つの波があるとされています。1つめの波は30~40代で、この年代は心因性EDが多い特徴があります。
心因性EDとはつまり、気になることがあって勃起しない症状です。
30代40代だと、妻や親からの子づくりプレッシャーや仕事でのストレスなど、メンタルへの負担が大きくなります。それでEDを発症してしまうことがあるのです。
それに対し50代以降のEDは、器質性EDであることが多いのです。器質性EDとは、明確な体調不良や病気によって引き起こされるEDのことです。
具体的には、高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満、メタボなどが原因となって、EDになることがあります。
さて、器質性EDの原因になり得る、高血圧と糖尿病と脂質異常症と肥満とメタボですが、これらの病気はいずれも、ペニスの異常でも心の不調でもありません。
ということはつまり、50代以降のEDの多くはペニスや心とあまり関係しないのです。
高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満、メタボに共通するものは「血管と神経」です。
血管と神経の、高度な連携プレーが勃起を生む
若い人は、性的興奮と同時に勃起するのでなかなか実感できないと思いますが、勃起という現象はとても複雑なメカニズムで発生します。
勃起はペニスに血液が集まって発生するので「血管による現象」といえます。
そして勃起は、性的興奮を受けた脳が神経を通じてペニスに命令しているので「神経による現象」ともいえるのです。
そして勃起のこの複雑なメカニズムを支えているのは「血管と神経」による高度な連携プレーです。
勃起と、高血圧・糖尿病・脂質異常症・肥満・メタボは、「血管と神経」によって密接につながっているのです。
まとめ~楽しい性行為は健康から
性行為は50代になっても60代になっても、それ以上の年齢になっても楽しみたいものです。そのためには健康づくりに取り組みましょう。
高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満、メタボを予防することは、健康に寄与すると同時に、健康的な性行為にも貢献するのです。
もっと知りたい読者へ:このような記事も参考にしてみてください
勃起やEDと健康状態の関係について「もっと知りたい」という方は、以下のサイトをご覧いただくと参考になると思います。
●EDの原因 50代~60代は精神的なもの? それとも…
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO36367430R11C18A0000000?page=2
●EDは動脈硬化のサイン! 気になる治療薬の最新事情
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO22866810Q7A031C1000000
●日常生活から見たED
https://ed-netclinic.com/about_ed/reserve.php
最後までお読みいただきありがとうございます。

どうも!新橋ファーストクリニックの安田です。
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