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新橋ファーストクリニックスタッフブログ

糖尿病患者さんは知っておきたい「自律神経とED」の関係

2019-04-24 (水曜日) 13:15

糖尿病
自律神経とEDはとても深い関係にあります。
そして自律神経と糖尿病も密接に関係しています。
したがってEDは糖尿病と切っても切れない関係にあります。



「糖尿病になるとEDを併発するという話なら知っている」という方もいると思いますが、もう少し重要な話がありますので、糖尿病の患者様はぜひ当記事を参考になさってください。



勃起のメカニズム


まずは基本的な話をします。


勃起が生じるのは自律神経のお陰といってよいほど、両者は深い関係にあります。
脳が性的興奮を覚えると、自律神経が働いて陰茎の動脈を広げ、その結果、海綿体に大量の血液が入ってきます。
そして海綿体が膨らむと、陰茎から血液を流す静脈が閉じるので、陰茎が硬くなります。
これが勃起です。



ここまでは中学校の保健体育で習うことですが、では「自律神経とは一体何なのか」と尋ねられると、意外と答えるのに困ってしまうのではないでしょうか。


勃起をつかさどることは、自律神経の仕事のほんの一部にすぎません。



自律神経は光回線、情報や指示を伝える


自律神経は光回線のようなもので、体中に張り巡らされて情報をやり取りします。


そして光回線を使ったインターネットで、指示を出したり指示を受けたりできるように、自律神経も、体全体から集めた情報を脳に送ったり、脳が出した指示を器官や臓器や組織に伝えたりします。



自律神経の「すごさ」は、本人が意図的にやらなくても、勝手によい状態を保ってくれることです。


例えば、人は自分の心臓に「動け」と指示することができません。
心臓も、本人の「動け、止まれ」という指示を聞き入れません。
心臓が激しく動いたりゆっくり動いたりするのは、自律神経が活躍しているからです。



同じ現象は勃起でも起きています。


いくら心で「勃起しろ」と念じても勃起しない代わりに、会議中にふと「いやらしいこと」を想像してしまうと、「勃起するな」と思っても勃起してしまうのはそのためです。



自律神経は勝手に体をよい状態に保っているわけなので、自律神経が壊れると体がよい状態を保てなくなります。



糖尿病は自律神経も壊す


糖尿病は自律神経も壊す
自律神経が勃起をつかさどっているということは、自律神経が壊れると勃起しないことを意味します。


これがEDです。



そして糖尿病は手足の感覚や痛み等の知覚神経のみならず、自律神経をも壊す病気です。
だから糖尿病患者さんにEDを併発する人が多いのです。



EDが心臓病の危険を知らせる


さて、ここからが重要な話になります。
多くの人は「糖尿病が自律神経を壊し、それでEDを発症する」ことに注目するでしょう。


流れとしては、



●糖尿病→自律神経の障害→ED



となります。


しかし上記の流れが成立するのであれば、



●ED→自律神経の障害→糖尿病



という流れも成立しそうです。



つまり、EDは糖尿病患者さんの自律神経の障害を知らせるサインになるのです。



ミシガン大学の研究者が2013年に「男性の1型糖尿病患者のED(勃起不全)は心血管自律神経障害の有用なサロゲートマーカーになる」と発表しました。

難しい言葉が並んでいるので、平易な言葉に置き換えて解説します。


1型糖尿病とは、生活習慣に関係なく糖尿病が発症してしまう病気です。
症状としては一般的な糖尿病(2型といいます)と同じです。
糖尿病を発症すると、心臓病を発症するリスクが高まります。
糖尿病だけであれば自覚症状がないこともありますし、初期の糖尿病が命に関わることはあまりないとされています。


しかし心臓病には命を落とす病気もあります。
したがって糖尿病患者さんは、心臓病を発症させないようにしなければならないのです。


糖尿病患者さんは、EDを発症したら心臓病を疑ってください


心臓病
サロゲートマーカーとは、特定の病気の発症を知らせるかなり確実な証拠、という意味です。


例えば、Aという症状は病気Bのサロゲートマーカーである、といった場合、Aが生じるとほぼ確実に病気Bを発症する、という意味になります。



さて、もう一度「男性の1型糖尿病患者のED(勃起不全)は心血管自律神経障害の有用なサロゲートマーカーになる」をみてみましょう。
この文章は、男性の1型糖尿病の患者さんがEDを発症すると、ほぼ確実に心血管自律神経障害を引き起こす、といっているのです。
心血管自律神経は、心臓や血管の動きをつかさどっているので、とても重要な神経です。



つまり1型糖尿病患者さんは、EDになったらすぐに循環器内科など心臓の医師にかかったほうがよい、というわけです。
研究は1型を対象としていますが、2型糖尿病(いわゆる一般的な糖尿病)の患者さんも、EDを発症したら心臓病を疑ったほうがいいでしょう。



まとめ~勃起もEDも複雑ゆえに重要


勃起という現象は、性的興奮がなければ生じませんが、性的興奮だけでは生じません。


勃起は複雑なメカニズムによって起きる、高度な現象なのです。
そして勃起のメカニズムのなかに自律神経が関わっていることはとても重要です。
なぜなら自律神経は命をつかさどっているからです。
すなわちEDは複雑な病気であり、ときに重大な病気になります。
病気は医療機関で治します。
だからED患者さんにはクリニックにかかっていただきたいのです。



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