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新橋ファーストクリニックスタッフブログ

朝立ちしてもEDになることは珍しくない

2019-05-23 (木曜日) 10:20

自分はED(勃起不全症)ではない
性交前や性交中に勃起しなくても、「自分はED(勃起不全症)ではない」と考えている人がいます。それは「しっかり朝立ち」している人です。



朝立ちとは、普通に睡眠して普通に目覚めたときに勃起している状態のことです。
つまり、性交時に勃起しなくても朝立ちさえしていれば、「勃起する機能が正常だからEDのはずがない」と思うことができてしまいます。



しかしその考えは正しいとはいえません。なぜなら性交時の勃起と朝立ちは、種類が違う勃起だからです。



その証拠に、朝立ちは性的興奮がなくても発生しますが、性交時の勃起には性的興奮が欠かせません。
両者に違いを紹介します。



朝立ちは夜間勃起現象の最終段階


夜間勃起現象
まず朝立ちのメカニズムについて解説します。
健康な男性は夜間、頻繁に勃起と収縮を繰り返しています。これを夜間勃起現象(NPT、Nocturnal Penile Tumescence)といます。



人の睡眠は、深い眠りのノンレム睡眠と浅い眠りのレム睡眠が繰り返し起きています。
ノンレム睡眠とレム睡眠は1セットで90分ほどです。
8時間睡眠を取ると5~6セット繰り返されることになります。



レム睡眠の時間は、体は休んでいるのに脳は働いています。
目が動いたり、夢をみたり、金縛りが起きたりするのはこのときです。
そして夜間勃起現象もレム睡眠のときに生じます。
したがって、最後のレム睡眠の途中で目覚めると勃起していることがあり、それが朝立ちになります。



生殖機能を維持するための活動とする説


ではなぜレム睡眠のときに勃起が起きるのでしょうか。
通常の勃起は、性的興奮や性欲が脳内に起こり、脳が「勃起せよ」という命令を発します。
その命令を神経が受け、陰茎(ペニス)周辺の血管(動脈)や筋肉に伝わります。
勃起は陰茎の海綿体に血液が溜まり、その血液が流出しない状態です。



陰茎周辺の動脈が広がることで血液の大量流入が始まります。
陰茎にはサイクリックGMPという化学物質があり、性的興奮によってこの化学物質が活動し動脈を広げます。



レム睡眠時にいわゆる「いやらしい夢」を見ていなくても、夜間勃起現象は起きます。
そうなると「性的興奮→勃起」というメカニズムでは朝立ちを含む夜間勃起現象は説明できません。
そこで、夜間勃起現象は生殖機能を維持するための活動なのではないか、という説が出てきました。



筋肉は使わないと衰えます。
例えば骨折をして数カ月間ギプスをはめていると、ギプスを外したときに足はやせ細っています。
筋肉量が減っているからです。



勃起には、陰茎周辺の平滑筋という筋肉も関与しています。
したがって平滑筋を常に動かして鍛えておかないと、衰えてしまいます。



勃起に関わっている平滑筋は生殖に関わる重要な筋肉なので、脳に夜間勃起現象という平滑筋を鍛えるプログラムが備わっているのではないか、というのが「生殖機能維持活動」説です。



脳に生命を維持するブログラムが備わっていて、人が意識せずにそのプログラムに沿った行動を実行することは珍しいことではありません。
例えば食事をして血液中の糖が増えると、膵臓がインスリンを出して細胞が糖を取り込むことを助けますが、これも脳のプログラムのひとつといえるでしょう。
したがって、夜間勃起現象の生殖機能維持活動説も、納得できる部分があります。



勃起のメカニズムが正常なのに起きるED


勃起のメカニズム
朝立ちが起きるということは、勃起のメカニズムに関わっている血管や神経や筋肉や化学物質などの器官や物質が正常であることを示しています。
では勃起のメカニズムが正常なのに、なぜ性交前や性交時の「いざというとき」に勃起しないのでしょうか。
それは、いざというとき「だから」かもしれません。



EDのなかには、勃起のメカニズムに支障が起きる器質性EDのほかに、心の動きが原因になる心因性のEDがあります。
20代や30代のED患者さんの多くは心因性EDといわれています。
20代男性は性交体験が少なかったりまったくなかったりするので、そのような人が性交に失敗すると大きく落ち込みます。
それが心因性EDを引き起こしてしまうのです。
また30代になると、結婚プレッシャーや子づくりプレッシャー、仕事のストレスなどが現れます。これらが心因となってEDを発症することがあるのです。



心の問題なので、プレッシャーやストレスが解決できると勃起が回復することもあります。
しかしそれでもなお「EDかな?」と感じたら医者にかかることを強くおすすめします。
なぜなら、EDを起こしたことが新たな心因になってしまうことがあるからです。
心因性EDでも、20代30代のEDでも、そして、しっかり朝立ちしている人の性交時EDでも、EDはEDであり勃起に関する病気です。



病気には医者に治療が欠かせません。
そしてEDを治療することによって、心因が消えていくことも期待できます。



まとめ~否定したい気持ちを打ち消そう


「朝立ちをしているのだからEDではない」という思いは、そのように思いたいという希望の現れなのかもしれません。
重大な病気がわかると、多くの人は否定や拒否の行動を取ります。
「検査が間違っていたんだ」「別の医者なら病気を否定するはずだ」と思いたくなり、それがいつしか確信に変わってしまうこともあります。
しかしそのような思いは、早期治療を妨げてしまいます。
したがって、朝立ちをしている性交時EDの方も、否定したい気持ちを打ち消して治療に取り組んでいただきたいと思います。



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