▲このページの上部へ

新橋ファーストクリニックスタッフブログ

再生医療で「髪」も再生できそう

2019-06-06 (木曜日) 10:27

再生医療で「髪」も再生
再生医療は、夢の医療でなくなりつつあります。
最近は希望の光がかなりくっきりみえてきました。


人の臓器や器官や組織などの多くは、一度壊れたり欠損したりすると、二度と再生しません。
肝臓や皮膚などは自然に再生することもありますが、これらはむしろ例外です。



貴重な臓器などを再生しようというのが再生医療の取り組みです。
人が持つさまざまな臓器などはすべて、わずか1個の細胞が分裂してできました。
それを人の手で引き起こすことができれば、患者さんは機械に頼ることなく失った臓器などを取り戻すことができるわけです。



再生医療が「なんでも再生できる」のであれば、失った頭髪も生やすことができるようになるのでしょうか。



そもそも再生医療とは


再生医療とは
再生医療と髪の毛の関係をみる前に、再生医療について確認しておきましょう。
再生医療とは、病気や事故などで失った臓器や器官や組織などを、人の手で細胞からつくりあげて患者に移植する医療です。



臓器や器官や組織の大半は、一度失ったり欠損したりすると自然には再生しません。
肝臓や皮膚は特殊で、少量であれば失われても自然に再生しますが、それでも大量に失われると再生しません。
臓器のなかには、心臓や肺や腎臓のように、丸ごとなくなったり機能が著しく低下したりすると、命に関わるものもあります。
そこで人工心肺や人工透析のような機械を使って重要臓器の代わりにしているのです。
しかし機械では、常に管やワイヤーで患者さんをつないでおかなければなりません。
電源も必要になります。患者さんの生活は大幅に制限されます。



他の人から心臓や肝臓や腎臓などの移植を受けることができると機械からは解放されますが、日本では臓器移植による治療はあまり浸透していません。



そこで1個の細胞からさまざまな臓器などをつくることができれば、患者さんは臓器の提供者を待つことなく、機械から解放されます。
これが再生医療の大きな意義です。



再生医療は、生死に関わる病気や生活の質を著しく低下させる病気の治療領域で研究が進んでいます。
京都大学の山中伸弥教授は、iPS細胞という特殊な細胞をつくりノーベル医学・生理学賞を受賞しました。
iPS細胞は「多能性の幹細胞」といい、これもどのような臓器にもなる可能性を秘めています。
iPS細胞は、人の皮膚の細胞に遺伝子を組み込んでつくります。
現代のiPS細胞の研究では、体が動かなくなってしまう難病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の患者さんの運動神経を再生する研究が続いています。



薄毛や抜け毛は生死に関わらないことはもちろんのこと、人によっては生活の質にも影響を及ぼさないと考えます。
しかしそれは薄毛や抜け毛に悩まされていない人の考えであって、本人は精神的にとても苦しんでいます。
もし再生医療で髪の毛を生やせるのであれば、それは薄毛の人たちの希望の光になるでしょう。



理科学研究所などが「毛包」の大量生産に成功


2018年6月、薄毛に悩んでいる人に朗報が届きました。
理化学研究所などの研究チームが、髪の毛をつくる器官である「毛包(もうほう)」を、再生医療の技術で大量に生産することに成功したのです。


しかも理研は、2020年には髪の毛を生やす技術として実用化したいとも述べています。



毛包の生産方法と毛が生えてくるまでの流れは次のとおりです。
まず、薄毛に悩む患者さんの、健康的に髪の毛が生えている部分の頭皮の一部を切り取ります。
次に頭皮のなかから元気な毛包を選び培養します。
培養とは細胞を増やす作業のことです。


増えた毛包を髪の毛が抜けてしまった部分に植え付けると髪の毛が生えてきます。
理研がこの方法でマウスに毛包を移植したところ、その部分だけ毛が生えてきました。
理研によると、人用の毛包は20日間で髪の毛1万分をつくることが可能です。



男性型脱毛症(AGA)の患者さんは、全国で1,800万人もいるといいます。
休止期脱毛に悩む女性は600万人に及びます。
再生医療での髪の毛の再生は、これだけの人々を喜ばせる治療法になります。



今後のスケジュール、2020年には実用化


2020年には実用化
毛包生産の安全性試験は2018年度までに終わらせ、2019年度から臨床研究が始まっています。
データを蓄積したり、医療機関で実施する方法を確立したりできれば、早ければ2020年にも実用化します。



再生医療による髪の毛の再生と現在の植毛技術はまったく異なります。
植毛では、患者さんの髪の毛が生えている部分を切り取り、それを髪の毛がなかったり薄かったりする部分に植え付けます。
植毛も毛包を髪の毛がない部分に植え付ける点では、再生医療による毛包移植と似ています。


しかし植毛の場合、髪の毛を1,000本増やすには1,000個の毛包を自分の髪の毛から取り出す必要があります。
一方、再生医療による毛包移植なら、毛包を培養でいくらでも増やして使い続けることができます。



まとめ~古代からの悩みを今こそ解決


紀元前の古代エジプトでも、多くの人が髪の毛に悩まされていたそうです。
つまり、もし再生医療によって髪の毛が生えてきたら、2000年に及ぶ人類の悩みがついに解決するわけです。
その瞬間に立ち会いたいものです。



新橋ファーストクリニック



新橋ファーストクリニックでは、ED治療はもちろん、AGA治療やにんにく注射、肥満症の治療も行っております。



■新橋ファーストクリニック【クリニック総合】
https://first-clinic.jp/

■新橋ファーストクリニック【ED治療】
https://first-clinic.jp/ed/


カテゴリータグ:AGAについて
新橋ファーストクリニック

来院予約

ご来院のご予約はこちらから。スムーズに受診されたい方は是非ご利用ください。

  • 初めての方(初診)
  • 既に当院で診察を受けた方(再診)
新橋ファーストクリニックでオンライン診療はじめました
診療時間
ED・AGA相談窓口

EDのお悩みがあれば、ぜひ一度ご相談下さい。
診療時間内なら、30分以内に返信致します。

ED・AGAの無料相談はコチラ

ブログ内検索

RSS1.0RSS2.0ATOM
新橋ファーストクリニックでオンライン診療はじめました