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バルデナフィル(レビトラジェネリック)が効かない10の原因と対策【医師監修】

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バルデナフィル(レビトラジェネリック)が効かない10の原因と対策【医師監修】

ED治療のためにバルデナフィル(レビトラジェネリック)を服用している方の中からは、効かないという声も時々聞かれます。

しかし、バルデナフィルは即効性が高いことから、根強い人気を誇るED治療薬の一つです。
効かないと感じるのは、服用の仕方や注意点を把握できていないからかもしれません。

今回は、バルデナフィルが効かない10の原因と対策を紹介します。
どの原因に当てはまるか確認しながら読み進めることで適切な対処法がわかるので、ぜひ参考にしてください。

※2021年10月、バイエル薬品株式会はレビトラ錠(5mg・10mg・20mg)の製造・販売を中止すると発表しました
当クリニックでも2022年10月をもってレビトラ錠の取り扱いを終了しましたが、バルデナフィル(レビトラジェネリック)は取り扱っています

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バルデナフィルが効かない10の原因

バルデナフィルが効かない10の原因について説明する医師

まずは、バルデナフィルが効かない原因を紹介します。

バルデナフィルが効かない10の原因

  1. 用法・用量を間違えていた
  2. 持続時間を把握していなかった
  3. 満腹時に服用した
  4. 高脂肪食と併用した
  5. アルコールと併用した
  6. 服用時に強い不安を感じていた
  7. 性的刺激が不足していた
  8. 個人輸入のED治療薬を使用した
  9. 長期服用で耐性がついてしまった
  10. バルデナフィルが合わない体質だった

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バルデナフィルが効かない主要因がわかれば、ED治療の効果を得るうえで注意すべき点が見えてきます。

それぞれ詳しく解説するので、当てはまりそうなポイントを中心にチェックしてみてください。

①用法・用量を間違えていた

用法・用量を間違えて使用していた場合、バルデナフィルが効かない可能性があります。

個人差はありますが、バルデナフィルを服用してから約15分後以降に効き始め、約45分後に効果のピークに到達します。

したがって、性行為の直前のタイミングで飲んでも、期待する効果は得られず効かないと感じるでしょう。

ただし、バルデナフィルが効かないからといって、一度に多量を服用することだけは避けてください。
副作用のリスクが高まったり、体調を悪化させたりする原因となり、非常に危険です。

体調が悪化し身体機能が低下するとさらに勃起しづらくなり、性行為どころではなくなってしまいます。

②持続時間を把握していなかった

ED治療薬には、その種類によって持続時間が異なります。
持続時間に合わせてタイミングよく服用しないと、バルデナフィルが効かないと勘違いする原因となります。

バルデナフィルの効果が持続する時間の目安は、効果が効き始めてから約5時間〜6時間です。
即効性がある分、持続時間はやや短いのがバルデナフィルの特徴です。

個人差はありますが、バルデナフィルを服用してから約6時間以降に性行為をした場合は、バルデナフィルが効かないと感じるケースが多いでしょう。

③満腹時に服用した

満腹時にバルデナフィルを服用した場合、効かないと感じることがあります。

腸に食べ物が残っていると、バルデナフィルが腸から体内へ吸収されるプロセスを妨げてしまうためです。

食後すぐに性行為をしようと満腹状態でバルデナフィルを服用しても、本来の効果が得られない可能性があると理解しておきましょう。

④高脂肪食と併用した

食事から服用までのタイミングだけでなく、食事の内容もバルデナフィルの効き目に影響を与えます。

特に高脂肪食とバルデナフィルを併用した場合、効かないと感じやすくなります。
食事に含まれる脂質分が腸壁に膜を張り、バルデナフィルが体内に吸収されにくくなるためです。

一度の食事で摂取する脂質を23.3g以内に抑えたうえでバルデナフィルを服用すれば、効果を低下させないといわれています。
例えば、下記の食事は適正な脂質量を超えていることがわかります。

食事の内容 脂質
吉野家 牛丼(並盛) 23.6g
マクドナルド てりやきマックバーガー 30.6g
天下一品 こってりラーメン 66.2g

※2024年1月9日時点での調査結果

上記のような脂質の多い食事とバルデナフィルを併用した場合には、効かないと感じることが多いでしょう。

⑤アルコールと併用した

適度なアルコールの摂取であれば高揚感や開放感を高め、勃起力を改善してくれます。

しかし、多量のアルコールとバルデナフィルを一緒に飲むとかえって効果が低下し、効かないと感じることがあります。
アルコールの多量摂取は脳の働きを鈍らせ、性的興奮を感じにくくしてしまうためです。

また、お酒の飲み過ぎで泥酔してしまうと、性行為どころではなくなってしまいます。

バルデナフィルを服用するときにお酒を飲み過ぎている場合は、勃起力改善の効果が低下してしまうと認識しておいてください。

⑥服用時に強い不安を感じていた

バルデナフィルをはじめとしたED治療薬の使用に対して強い不安を感じていた場合、効かないと感じることがあります。

有効成分を含まない錠剤を服用したにもかかわらず効果が現れる現象はプラシーボ効果(プラセボ効果)の名で知られていますが、医薬品の効果に不信感があると逆の現象が生じるのです。

バルデナフィルを服用しているにもかかわらずED治療の効果を信用していないと、本当に効果が薄れてしまうということです。

「効果があるとは思えない…」「副作用が起きたらどうしよう…」という不安を抱きながら服用した場合には、十分な効果が得られない可能性があります。

⑦性的刺激が不足していた

バルデナフィルなどのED治療薬を飲めば、自動的に勃起力が高まると思う方もいますが、これは誤りです。

ED治療薬を飲んでいても、性的刺激がなければ勃起には至りません。
ED治療薬の効果はあくまで、性的刺激が加わった際に陰茎海綿体の血管が広がりやすくするに過ぎないからです。

トリガーとなる性的刺激が少ないと、いくらバルデナフィルを飲んだところで効かないと感じることでしょう。

⑧個人輸入のバルデナフィルを使用した

バルデナフィルを個人輸入して使用した際は、効かない可能性があります。

個人輸入品の中には、本来の成分とは異なる偽造品が含まれている可能性があり、非常に危険です。

期待するED治療効果が得られないだけではなく、身体にとって有害な成分が含まれている可能性もあります。

健康被害を受けると身体機能が悪化し、さらにED改善効果を得にくくなるでしょう。

⑨長期服用で耐性がついてしまった

バルデナフィルをはじめとしたED治療薬は医薬品の一種であり、長期服用することで薬物耐性がつく可能性があります。

ただし、ED治療薬は一般的に耐性がつきにくいと考えられており、バルデナフィルの長期服用で耐性がつくケースはまれです。

とはいえ、耐性がつき効果が薄れたり効かなくなったりすることはあり得るため、バルデナフィルが効かない可能性の一つとして念頭に置いておいてください。

⑩バルデナフィルが合わない体質だった

バルデナフィルが体質的に合わない結果、効かない可能性も考えられます。

どの医薬品が身体に合うかは、服用してみなければわからないケースも多いです。

多くのED患者に愛用されているバルデナフィルであっても、体質的に合わない人は一定数存在します。

正しい服用方法を守っていても効かない場合には、そもそも体質に合っていない可能性を視野に入れましょう。

バルデナフィルが効かないときに試したい10の対策

やる気を出す医師

ここまでで、バルデナフィルが効かない主な原因を10個紹介しました。
原因に応じた正しい対策を取れれば、ED治療効果を得やすくなるでしょう。

以下では、バルデナフィルが効かないときに試したい対策法を解説します。

バルデナフィルが効かないときに試したい10の対策

  1. 用法・用量を守る
  2. 性行為の30分〜1時間前を目安に服用する
  3. 食後は2時間以上空けて服用する
  4. 不健康な食生活を避ける
  5. 多量のお酒と併用をしない
  6. ED治療薬の安全性を理解する
  7. マンネリ化の対策をする
  8. 正規のED治療薬を使用する
  9. EDの根本原因を解消する
  10. ほかのED治療薬に変更する

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一つずつ確認し、実践できていない項目があれば改善していきましょう。

①用法・用量を守る

ED治療薬を服用する頻度は、原則として1日1回とされています。
医薬品を過剰摂取すると、予期せぬ身体被害を及ぼす可能性があるためです。

バルデナフィルを1回飲んだら、その後24時間以上の服用間隔を空けましょう。

また、バルデナフィルを服用する際の最高用量は20mgと定められています。
服用量は専門医の指示を守るとともに、一度に20mgを超えて服用しないようにしましょう。

そのほか、バルデナフィルをはじめとしたED治療薬とグレープフルーツの相性は悪いことが知られています。

バルデナフィルとグレープフルーツを一緒に摂取することで、本来よりも高濃度のバルデナフィルが血中に取り込まれ、過剰摂取と同様の状態を引き起こすのです。

②性行為の約45分前を目安に服用する

バルデナフィルを服用する際は、性行為の約45分前のタイミングを狙いましょう。

以下は、バルデナフィルを服用してから効果が現れるまでの時間の目安です。

バルデナフィル服用後の効果の目安

効き始め 服用後、約15分後〜
効果のピーク 服用後、約45分後
効果の持続時間 約5時間〜6時間

効き始めや効果のピークが生じる時間には個人差がありますが、性行為の約45分前にバルデナフィルを服用すると覚えておいてください。

また、バルデナフィルの持続時間は約5時間〜6時間です。
効果が現れ始めてから6時間以上経過後に性行為をしても、血中のバルデナフィル濃度がすでに低下に向かっており、効かないと感じるでしょう。

③食後は2時間以上空けて服用する

バルデナフィルは満腹時に服用すると効きにくくなるため、食後は2時間以上空けて服用しましょう。
可能であれば、空腹状態のときにバルデナフィルを服用するのが理想です。

ただし、性行為のタイミングによっては空腹時を狙って服用することが難しいシチュエーションもあるでしょう。
その際は、食事を終えてから少なくとも30分以上は空けてバルデナフィルを服用するよう心掛けてみてください。

④不健康な食生活を避ける

高脂肪食や高カロリー食、高塩分食といった不健康な生活は、バルデナフィルの効き目に悪影響を及ぼします。
特に脂質の多い食事は極力避け、あっさりとした食事を心掛けましょう。

以下の「おさかなすきやね」の頭文字からなる食材をもとにメニューを組み立てると血液がサラサラになりやすいので、ぜひ参考してください。

  • お:お茶
  • さ:魚
  • か:海藻類
  • な:納豆
  • す:酢
  • き:キノコ類
  • や:野菜類
  • ね:ネギ類

また、毎回の食事を満腹になるまで食べることも、あまり健康的とはいえません。
目安として腹6分目~腹7分目に抑えるよう、食事の量をコントロールしてみてください。

⑤多量のお酒と併用をしない

お酒を飲み過ぎた状態でバルデナフィルは服用しないようにしましょう。

目安として、バルデナフィルを服用する際は以下の量(※1)を超えないように心掛けてください。

お酒の種類
ビール 500ml(中びん1本)
日本酒 180ml(1合)
ウイスキー 60ml(ダブル1杯)
ワイン 約180ml(1/4本)
焼酎 約110ml(0.6合)

※1 参考:アルコール|厚生労働省

上記はあくまでアルコールの適量の目安であり、個人差があります。
特にお酒に弱い方は酔いが回らない程度の量に抑えてください。

⑥ED治療薬の効果や安全性を理解する

ED治療薬の効果や安全性を正しく理解し、納得感や安心感を持った状態でバルデナフィルを服用することで、効き目を感じられる可能性があります。

バルデナフィルは、日本国内で普及している代表的なED治療薬の一つであり、多くのED患者から人気を集めています。

また、バルデナフィルは、脳が性的刺激を受けた際に陰茎海綿体の血管を広げて勃起を誘発しやすくする作用に過ぎず、中毒性はないといわれています。

これらを理解し自身の中で不安を払拭してから、バルデナフィルを服用してみてください。

⑦マンネリ化の対策をする

性的刺激が不足している場合は、マンネリ化の対策がおすすめです。

バルデナフィルを服用しても、性的刺激が高まるわけではありません。
勃起のトリガーとなる性的刺激を高めるには、ED治療薬以外による工夫が必要なのです。

例えば、以下のようなマンネリ化の対策が挙げられます。

マンネリ化の主な対策

  • 普段より前戯に時間をかける
  • アダルトグッズを活用する
  • ラブホテルで性行為する
  • 様々な体位を試す

毎回似たような性行為にならないよう、上記のような対策を実施して性的刺激を高めましょう。

⑧正規のED治療薬を使用する

個人輸入で偽造品を服用してしまわないよう、正規のED治療薬を使用しましょう。

誤って偽造品を服用すると、予期せぬ健康被害のリスクがあります。
一方で、正規のED治療薬であれば含有成分の信頼性が保証されています。

正規のED治療薬を入手するには、病院やクリニックなどの医療機関にかかる必要があるため、面倒に感じたり抵抗感を抱いたりする方もいるかもしれません。

しかし、処方の際には患者一人ひとりの状態を診断しながら、個々に適したED治療薬や服用量を提案してもらえます。

安心感を持ってED治療に取り組みたい方は、ぜひお気軽にED治療の専門医に相談してみてください。

⑨EDの根本原因を解消する

バルデナフィルを服用しても効かない場合は、以下に示すEDの根本原因を一つひとつ解消することも大切です。

EDの種類 原因 対策例
器質性ED 生活習慣病や老化などによる身体機能の低下 生活習慣の見直し
心因性ED 不安やプレッシャーなどの精神的ストレス ストレス解消
薬剤性ED 特定の医薬品の副作用 医薬品の変更

生活習慣病の傾向がある場合は、バルデナフィルの服用と併せて生活習慣を見直し健康的な生活に切り替える必要があります。

また、普段の生活の中で強い精神的ストレスを慢性的に受けている場合は、バルデナフィルを服用しても効き目を感じにくい可能性があります。

降圧剤や抗うつ薬といった特定の医薬品を服用している場合は、その副作用としてEDが現れることもあるため、医師に相談したうえで医薬品の変更も検討しましょう。

⑩ほかのED治療薬に変更する

バルデナフィルの耐性がついてしまったり、体質的に合わなかったりする場合は、ほかのED治療薬に変更するのも手です。

認知度の高いED治療薬であるバイアグラやシルデナフィル(バイアグラジェネリック)だけでなく、バルデナフィルよりも効果の持続時間が長いシアリスやタダラフィル(シアリスジェネリック)も候補に挙がります。

バイアグラ
(バルデナフィル)
レビトラ
(シルデナフィル)
シアリス
(タダラフィル)
効き始め 服用後、約15分~30分 服用後、約30分~1時間 服用後、約1時間
効果のピーク 服用後、約45分 服用後、約1時間 服用後、約3時間
効果の持続時間 約5時間~6時間 約4時間~5時間 約24時間~36時間
効き目
(勃起時の硬さ)
とても強い 強い マイルド

ほかのED治療薬への変更を検討する際には、それぞれの医薬品の特徴や注意点、禁止事項などを把握しておく必要があります。

必ず病院やクリニックなどの医療機関で診断を受け、適切な処方を受けるようにしましょう。

まとめ〜バルデナフィルが効かないときは別のED治療薬も視野に入れよう〜

バルデナフィルが効かない原因は様々ですが、誤った服用方法をしているケースがほとんどです。

今回紹介した10個の原因に当てはまっていないかどうか、しっかり確認しておきましょう。

正しい対処法を実践すれば、バルデナフィルが効くようになったり、EDが改善に向かったりする可能性があります。

場合によっては、バルデナフィル以外のED治療薬に切り替えるのも選択肢の一つです。

バルデナフィルが効かない場合は、一度お気軽に専門医まで問い合わせてみてください。

スタッフより

スタッフ

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